北海道「六花のつゆ」×「ゴールドスペシャル スペシャルブレンド」コーヒーの、おいしい恋活 vol.14 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

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北海道「六花のつゆ」×「ゴールドスペシャル スペシャルブレンド」
コーヒーの、おいしい恋活 vol.14

日本各地の銘菓や特産品とともに、相性ぴったりのコーヒーをご提案する「コーヒーの、おいしい恋活」。vol.14を迎える今回は北海道へ。可愛らしさの中に大人の味わいを秘めたマリアージュが春を呼びます。

大人心がときめく洋酒のボンボン『六花のつゆ』(六花亭)

今回ご紹介するのは北海道「六花亭」の『六花のつゆ ミニ缶』。手のひらサイズの缶を開けると、6色のとても小さなボンボンが3粒ずつ、花を形作るように並んでいます。ひと粒そっと口に入れて噛んでみると、繊細な殻がカシャッと崩れ、洋酒の華やかな香りがフワリ!一瞬にして口の中に春が来たよう。

「六花亭」の創業は1933年(昭和8年)です。1860年(万延元年)創業の「千秋庵」から暖簾わけし、 当初は「札幌千秋庵 帯広支店(帯広千秋庵)」という名前でしたが、1977年(昭和52年)に「六花亭」に改名しました。
創業者である小田豊四郎氏が、当時の東大寺管長に相談して名付けたとのこと。「六花」とは、北海道の象徴でもある雪の結晶を意味しており、「北海道を代表する菓子屋になるように」との願いがこめられています。まさにその願いどおり、六花亭は、地元はもちろん全国の人たちに知られ、親しまれるようになりました。

六花亭の商品にはそれぞれ、北海道の自然の風景や地域にちなんだストーリーが秘められています。1988年(昭和63年)に誕生した『六花のつゆ』は、したたり落ちる露のように、香りの良いお酒が口に広がるお菓子。雪解け、あるいは草花から露がこぼれおちる情景が浮かんできませんか。
六花亭といえば『マルセイバターサンド』や、『ストロベリーチョコ』などが有名ですが、この『六花のつゆ』もまた、30年以上愛され続けているロングセラーなのです。

魅力的な6種の味わい

『六花のつゆ』誕生当時は、現在よりも味の種類が少なかったそうですが、2005年に商品名にちなんで6種の味が揃いました。
色も宝石のような美しさ。中のお酒はいずれも香りが高く、お菓子になったときに魅力的で、また味が重複しないように、と選び抜かれたそう。

赤…ハスカップ : すっきりしたオリジナルのハスカップ酒。 
白…コアントロー : オレンジリキュールの名酒、コアントロー。 
青…ペパーミント : 爽やかな味と香りのペパーミントリキュール。 
赤紫…ワイン : 果実味あふれる滑らかな味わいワイン。 
クリーム色…梅酒 : 南高梅を純米焼酎に漬け込んだ梅酒。
黄色…ブランデー : 深いコクと芳醇な香りのコニャック。  

フランス生まれのボンボン、発明したのはイタリア人

そもそも「ボンボン」はどこで生まれたのでしょう。「ボンボン」とはフランス語で「良い」を意味する「bon」が2つ重なった言葉。フランスではキャンディ状のスイーツの総称でもあります。
その始まりはイタリアの菓子職人、ジョヴァンニ・パスティッラが作った砂糖菓子だとか。パスティッラは、1600年にイタリアからフランス王室に嫁いだマリー・ド・メディシスに付いてフランスにやって来たのです。
今から400年以上も前の話の宮廷で、どのようなボンボンが食されていたのか気になりますね。

ボンボンづくりに必要なのは環境、体制、そして技術

洋酒を砂糖の殻で包んだボンボンは、砂糖と水を煮詰めてできたシロップ(過飽和砂糖水)を静かにゆっくり冷まし、透明感のある結晶を作ることで作られます。
でもこれはとてもデリケートな作業。煮詰めている最中にちょっとした刺激を受けるだけでも、砂糖の再結晶が始まって白くなってしまいます。
上質なものを安定してたくさん作るには、材料はもちろん、環境や体制と、職人さんの腕も不可欠。 すべてが整ってようやく販売がスタートできたというのも頷けます。

素材にも味にもこだわり、また人の手の方がクオリティの高いものが作れる工程では決して機械に依存しないという六花亭だからこそ、この繊細な美しさが実現できているのです。 

【コーヒーマリアージュ】『六花のつゆ』には、いろいろな味わいが潜んでいるコーヒーを

ここからは、UCCのR&Dセンターで味わいに関するデータ分析の担当者が解説します!

それではコーヒーマリアージュ、してみましょう!
『六花のつゆ』にはお酒が使われていますが、コーヒーとアルコールの相性の良さは、世界で愛されているコーヒーカクテルの多さからもわかるでしょう。お酒が好きな方なら、アイリッシュウィスキーを使った「アイリッシュ・コーヒー」、ブランデーを使った「カフェ・ロワイヤル」などをご存じではないでしょうか。

『六花のつゆ』に使われているお酒は6種類。コーヒーが同じでも、お酒の種類により全体の印象はがらりと変わります。
たとえば梅酒やコアントロー、ハスカップのような果実感のあるお酒の風味は、コーヒーの甘酸っぱさを、ワインやブランデーはコクや深みを、ペパーミントリキュールは鼻を抜けるような香ばしさをより強めてくれます。
そんな『六花のつゆ』には、いろいろな味わいが潜んでいるコーヒーを合わせると、より楽しめます。ひと粒ひと粒がコーヒーの中に隠れた異なる個性を引き出してくれるので、次々と違うカクテルを味わうような楽しみ方ができますよ。

六花のつゆ』のベストパートナーは『ゴールドスペシャル スペシャルブレンド

『六花のつゆ』にぴったりの、いろいろな味わいが潜んでいるコーヒーとして、今回は『ゴールドスペシャル スペシャルブレンド』を合わせてみましょう。さまざまな豆を、産地や銘柄ごとに最適な火加減で「単品焙煎」してからブレンドしているので、それぞれの豆の個性が生きているのです。この『スペシャルブレンド』は、酸味、苦味、コクがほぼ均等。『六花のつゆ』と合わせることで、万華鏡のように変化する美味しさを楽しむことができるでしょう。

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春に先駆けて、心に花咲くマリアージュ。

北海道の中央より少し右下に位置する帯広。六花亭はその豊かな大地で、メセナ活動も積極的に行なっています。美術館、図書施設、レストラン、音楽ホール、それらの企画や運営、児童詩誌の出版など、その活動は多岐に渡ります。
2007年に開園した広大な「六花の森」もそのひとつ。六花亭を花柄の包装紙で認識されている方も多いかと思います。『六花のつゆ』の缶にもあしらわれているこのデザインは、北海道出身の山岳画家、坂本龍馬の子孫でもある坂本直行氏が描いたもの。

包装紙には今まで「十勝六花」(エゾリンドウ、ハマナシ、オオバノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイ)をはじめ、北海道に自生する多くの草花が描かれてきましたが、「六花の森」ではそれらの草花が実際に見られるのです。

でもこの森も冬は休園。花を見に行かれる日を待ちながら、今はご自宅で『六花のつゆ』を。
六花亭は上質さと同時に「ポケットマネーでお求めいただけるおやつ」であることも大切にしているそう。『六花のつゆ』も宝石のような見た目、成熟した味わいながら手に取りやすい価格なので、さりげない贈り物や日々の楽しみにもぴったりです。『ゴールドスペシャル スペシャルブレンド』もまた、こだわりを極めつつ日常に寄り添う、そんなコーヒー。今宵はこのマリアージュを傍に、大人の語らいなどいかがでしょうか。春に先駆けて、心に花が咲くでしょう。

※この製品はお酒が入っています(アルコール分3.0%)ので、お子さまやアルコールに弱い方、妊娠・授乳期の方や、運転時のお召し上がりはお控えください。 

 ご紹介した北海道の銘品「六花のつゆ」は以下でお買い求めいただけます。
 六花亭 オンラインショップ 

半澤 拓(はんざわ・たく)
2011年入社。UCCの研究施設イノベーションセンターにて研究開発業務に携わる。
2016年にコーヒーと食べ物の食べ合わせを分析する「フードマッチングシステム」を開発。コーヒーの味や香り、食べ合わせに関する研究報告やセミナーなど多方面で活躍。

UCCの「フードマッチングシステム」ほか、おいしい!を極める技術について興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

▼コーヒーマリアージュについての記事はこちら


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