Try!Coffee Cooking!‐飲むだけじゃないアイディアレシピ‐ Vol.1「これぞ本当の炭焼き風!?カルボナーラのコーヒーがけ」 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

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Try!Coffee Cooking!‐飲むだけじゃないアイディアレシピ‐ Vol.1「これぞ本当の炭焼き風!?カルボナーラのコーヒーがけ」

「Try!Coffee Cooking!-飲むだけじゃないアイディアレシピ-」を始めるにあたり

昨年連載してきた「12か月のコーヒーゼリー」。その月の気分に寄り添ったコーヒーゼリーのレシピを毎月ひとつ紹介してきたのですが、コーヒーゼリーのことばかり考えて作り続けているうちに、ぷるぷるんっとした魅力にすっかりハマってしまいました。あ、まだご覧になったことがない方はぜひチェックしてみてくださいね。↓

「12か月のコーヒーゼリー」

そして、MAGAZINEスタッフが、次なる企画としてやりたい!と思ったのが「コーヒーの“食べ方”を紹介する」でした。

昨年末、長年のUCCの研究成果として「食べる、コーヒーの余韻。」というコピーで、コーヒーから作った『YOINED(ヨインド)』が発売されました。
お披露目イベントでも「おいしくて驚いた」とか、SNSのレビューで「この味好き!」など、嬉しいお声をたくさんいただいたのですが、実はMAGAZINEスタッフは、昔からコーヒー豆をそのままカリカリとかじる習慣があったので(本当です)、『YOINED』の完成度の高さと美味しさには感動しましたし、「コーヒーの食べ物としてのポテンシャル」をもっと手軽に楽しむのもアリなんじゃないか…と考えたのです。

とはいえコーヒーゼリーほど簡単ではないので、UCCグループで『上島珈琲店』等のメニュー開発を担当している食の専門家、中村さんの力を借りることにしました。(中村さんの詳しいプロフィールはページ下で!)

普段の食事のなかで、味に複雑さをプラスしたり、触感のバリエーションを演出したり‥‥飲むだけではないコーヒーの意外な使い方。聞けば、色々なパターンがあるようです。この先の展開を想像しただけでワクワクしてきました!

ではみなさんも一緒に、もっとコーヒーを“食べて”みましょう!

「カルボナーラ」の意味を知っていますか?

パスタのメニューを思いつくまま挙げていくと、おそらく「カルボナーラ」はトップ10には入ってきますよね。でも、そのくらいポピュラーなのに「カルボナーラ」の言葉の意味を知っている人は意外に少ないかもしれません。

かくいう私も、今回レシピを教えてもらうまで考えてみたこともなかったのですが、「カルボナーラ」とはイタリア語で「炭焼き風」とか「炭焼き職人風」を意味し、諸説あるようですが、カルボナーラに振りかける胡椒が、「カルボーネ」つまり「炭」や「石炭」に似ていることからついた名前なのだとか。
そういえば、炭素は英語ではカーボンでしたね。

ということで「カルボナーラのコーヒーがけ」!

今回のCoffee Cookingは、初回ということもあり、グググっとハードルを下げまして、挽いて粉にしたコーヒーを振りかけるだけ!というシンプルさで、いってみたいと思います。ではでは、Try!Coffee Cooking!!

材料(1人前)

  • パスタ(今回は1.7mmタイプを使用) 100g
  • オリーブオイル 10g
  • にんにく 2g(1/3かけ程度)
  • 厚切りベーコン 20g
  • 玉ねぎ 15g(1/4個程度)
  • ★ 卵黄 1個分
  • ★ 生クリーム 30g
  • ★ パルメザンチーズ 20g
  • 黒胡椒 お好みで
  • コーヒー豆 挽いて粉状にした状態で小さじ半分~1杯分くらい
    (粗挽きにしたいのでなるべく豆で用意してください)

作り方

  1. お湯をたっぷり沸かして、塩(分量外)を入れ、パスタは指定された時間で茹でます。
  2. [1]を茹でている間に、ボウルなどに「★」を入れ合わせておきます。
  3. ベーコンは短冊切りに、玉ねぎは2ミリ程度の薄切りにします。
  4. フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて火にかけ、香りが出てきたら、ベーコン、玉ねぎを入れ炒めます。
  5. 材料に火が通ったら、パスタの茹で汁を少量入れて、フライパンについた旨味をこそげとるようにし、湯切りしたパスタを入れて軽く混ぜます。
  6. [2]のボウルへ[5]を入れ、手早く和えたら、お皿に盛り付けて、粗挽きにした黒胡椒をかければ、「カルボナーラ」のできあがり。
    さらに、粗挽きにしたコーヒーの粉をかけて「カルボナーラのコーヒーがけ」、完成です!

スタッフの試食レポ&コツ

まずは実食!…その感想

あえて黒胡椒抜きのコーヒー豆のみでもいけるかなと思いましたが、やはりスパイスとしての黒胡椒のパンチは必要でした。そのうえで、黒胡椒とコーヒーは、それぞれ異なる香りと風味を醸し出しつつ、相性の良いアクセントになっていたので、ぜひ安心して両方振りかけてください!

特に試食した結論としては、「コーヒーは、たっぷりかけたほうがよりおいしい!」でした。黒胡椒をかけすぎると辛味が増してしまいますが、コーヒーなら、その心配もなく、風味だけがプラスされます。わかりやすく言うと、香ばしさが増す感じ。1人前なら、粗めに挽いたコーヒーを小さじ半分から1杯分くらいかけてもいいかも!(とはいえ、お好みで加減してみてくださいね)

作る時のコツ、ポイント

ちなみにコーヒーミルを持っていない方は、コーヒー豆をキッチンペーパーなどに包んで叩いて砕くぐらいのワイルドな挽き方でもOK。一般的な市販の粉タイプのコーヒーだと中細挽きが多いので、このレシピにはちょっと細かすぎるかもしれません。粗挽きのコーヒーは、カリカリとした食感も一緒に楽しめます。

また、黒胡椒とコーヒーは振りかけたあとでは一見違いがわかりにくいので、コーヒー豆とミルを添えて出し、食べる人自身が、豆から挽いて振りかけて仕上げをする、なんて提供方法もいい演出かもしれません。

そして、味は最高に美味しかったのですが、「カルボナーラ」の語源に従うならば、ここは「炭焼珈琲」を使うべきだったかもーーーー!痛恨!!

教えてくれたのは、レシピ開発のプロフェッショナル!

MAGAZINEでも「上島珈琲店を訪ねて」という連載が始まりましたが、UCCグループが運営する『上島珈琲店』のフードレシピの考案をしているのがこちらの中村さん。
取扱い店舗は限られていますが「上島珈琲店のビーフカレー」というメニューには、独自の濃厚ネルドリップコーヒーが入っていて深みのある味になっています。そのほかにも、コーヒーを使って、味わいや魅力をより引き上げているフードメニューが、実は色々とあるのですが、それらもこの中村さんが仕掛け人。
もし取り扱っている店舗に来店される機会があったら、ぜひオーダーしてみてくださいね。

上島珈琲店ブランドサイトへ(上島珈琲店のビーフカレー)

では、これから毎月ひとつ(の予定で)、ご家庭でも応用しやすい“コーヒーを料理に使うアイディア”をご紹介していきます。どうぞお楽しみに!

ユーシーシーフードシステムズ株式会社
営業本部 店舗サポート部 商品開発担当
中村 勉(なかむら つとむ)
ユーシーシーフードシステムズ株式会社が運営する外食店「上島珈琲店」「UCCカフェプラザ」「CAFFERA」「MELLOW BROWN COFFEE」の商品企画・開発を担当。
また、グループ会社の業務店向けのプロジェクトでは、プライベートブランドの開発などにも携わっている。

ユーシーシーフードシステムズ株式会社 公式サイト
 └「上島珈琲店」
 └「UCCカフェプラザ」
 └「CAFFERA(カフェラ)」
 └「MELLOW BROWN COFFEE(メロウブラウンコーヒー)」

■中村さんが携わる商品も購入できる業務用食材のネット通販はこちら!
 FOODS FRIDGES(フーヅフリッジ)


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