「割材」で手軽にバリエーションを楽しむ、アイスコーヒーアレンジ。アイスコーヒー愛が止まらない! Vol.6 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

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「割材」で手軽にバリエーションを楽しむ、アイスコーヒーアレンジ。
アイスコーヒー愛が止まらない! Vol.6

毎回アイスコーヒーの魅力を深掘りしてお届けする「アイスコーヒー愛が止まらない!」。
今回のテーマは、アイスコーヒーの「割材」です。

手間をかけなくても、身近な飲料で「割る」というワンステップだけで、新しい味わいに出会える「割材」のアイディアを集めました。この季節ならではの、クールでフォトジェニックなビジュアルにもご注目を。

きょうのアイスコーヒーを、「割るだけで」ちょっとスペシャルに

「夏にはアイスコーヒーが欠かせない」というあなたは、アイスコーヒーを「そのまま飲む」以外に、どんなふうに楽しんでいますか?やはり一番多いのは、ミルクと合わせるアイスカフェオレでしょうか。ホットでもアイスでも、ミルクは定番のコーヒーの「割材」ですね!

さらに、ちょっと目線を変えれば、いろいろなドリンク材とも相性の良いアイスコーヒー。多様な味わいを受け止めてくれる懐の深さが、またその魅力でもあります。

そこで、いつものアイスコーヒーに合わせるだけで、ちょっとスペシャルな味が楽しめる「割材」のアイディア4選をご紹介します。「割るだけ」の簡単さが身上なので、ここではやはり手軽なリキッドタイプのアイスコーヒーを使いましたが、もちろん自分で淹れて「割材」の個性に合わせた味や濃度にこだわってみるのも良いと思います。

さあ、あなたのアイスコーヒーライフがまたひとつ広がることを期待して、レッツトライ!

味わい爽やか、グラデーションも美しい!
割材その1:オレンジジュース

そもそも、コーヒー豆は果実の種。コーヒーの味わいの表現にも「フルーティ」という言葉が使われるように、柑橘系フルーツと相性が良いのも納得なのです。

オレンジジュースの爽やかな風味とコーヒーの苦味のマリアージュは、これからの季節にぜひ楽しんでいただきたい味わい。手に入りやすい一般的な果汁100%のオレンジジュースと、濃厚さが大人っぽいブラッドオレンジジュースと、それぞれつくってみました。

まずは、一般的な果汁100%オレンジジュースから。
グラスにロックアイスを入れてオレンジジュースを半分くらい注いだら、ガムシロップを入れてかき混ぜます。(ガムシロップを加えて比重を重くすると、2層のグラデーションがいっそう際立ちます。量はお好みで調整してください。)

そこにリキッドアイスコーヒーを、きれいな2層になるように静かに注ぎ入れます。グラスの縁に、カットしたオレンジを飾ったら出来上がり。

オレンジジュースの甘味がコーヒーの苦味を丸くしてくれて、それでいて爽やかなシトラス感も楽しめる、幅広い世代の方に飲みやすいドリンクです。満足感のある甘さは、食後のデザート代わりやおやつの時間にもおすすめです。

次は、ブラッドオレンジジュースを試してみました。グラスにロックアイスを入れて、ブラッドオレンジジュースを半分くらい注ぎます。そこにリキッドアイスコーヒーを、氷伝いにそっと注ぎます。

ガムシロップは敢えて入れませんでしたが、一般のオレンジジュースより甘味が少ないブラッドオレンジジュースにコーヒーの苦味が合わさって、何とも大人っぽい爽やかな味わいに。それはオレンジジュースでもアイスコーヒーでもない、新しい飲み物?という感じさえします。スッキリとした味わいは、食前や食事中にも合いそうです。

オレンジジュースでも、種類によってこんなに味に違いが出るとは、試してみた私たちMAGAZINEスタッフも意外な発見でした。他にもグレープフルーツやみかんなどのジュースでもまた違う味が楽しめそうですが、シトラス系のジュースはぜひ一度お試しいただきたい「割材」です。

炭酸+レモン、ダブルの爽快感を楽しむ
割材その2:炭酸

アイスコーヒーラバーの間では、すでに夏のアイスコーヒーの楽しみ方の定番ともなっているのが、炭酸との組み合わせ。蒸し暑〜い日には、このコーヒーの苦味と炭酸の刺激が、一気に清涼感をもたらしてくれること、皆さん知っているんですね。

今回は、さらにレモンピールを加えて、爽やかさ一層アップな飲み方をご紹介します。

レモンの皮をよく洗ってから、白いワタが入らないようにらせん状の2〜3枚にむいておきます。
(使用するレモンは国産のものやノンケミカルのものを使うのがおすすめです。)

グラスにアイスコーヒーを入れ、ガムシロップを加えて混ぜます。アイスコーヒーは、リキッドでも良いのですが、炭酸には濃い目に淹れたアイスコーヒーやアイスエスプレッソも合いますので、そちらもお試しを。
アイスコーヒーにロックアイスとレモンの皮を交互に入れたら、静かに炭酸を注ぎ入れます。アイスコーヒーと炭酸は、お好みの割合を探ってみてください。

ミントの葉、スライスしたレモンをトッピングしたら、出来上がり。
炭酸は氷に当たらないように静かにゆっくりと注ぐのも、炭酸感をしっかりと残すポイントです。

口の中でコーヒー味の炭酸がシュワシュワッと広がって、スパークリングな爽快感と喉ごしが、まさに夏にぴったり!ほのかなシトラスの香りが漂って、スライスレモンもいい仕事をしています。
見た目にも、おしゃれな3層のグラデーションにミントのグリーンが加わって、まるで高原の爽やかな風の中にいるような気分にしてくれるドリンクです。

大豆イソフラボンをおいしく摂れる
割材その3:豆乳

カフェオレのミルクを豆乳に替えるソイラテは、最近はカフェメニューの定番。そんなソイラテを、アイスでも楽しんでみましょう。シンプルだけど、豆乳のヘルシーでやさしい味わいが、1日のスタートの朝食にも、デザートとしても、ぴったりのドリンクです。

作り方は超カンタン。グラスに氷を入れたら、リキッドアイスコーヒー、豆乳の順に注ぎます。そこにコンデンスミルクをお好みの量で加えます。コンデンスミルクはスプーンに沿わせて静かに注ぐと、ほんのりと2層の色合いに仕上がります。

豆乳には、大豆と水だけで作られた「無調整豆乳」と、調味料などを加えて飲みやすくした「調製豆乳」がありますが、今回は大豆の味がダイレクトに感じられる「無調整豆乳」を使用。コンデンスミルクで少し甘味をつけるので、身体にうれしい効果が期待できる大豆イソフラボンがデザート感覚でおいしく摂れて一石二鳥ですね。

コンデンスミルクの量はお好みで調整して良いのですが、今回はアイスなので、少し多めかなと感じられるくらいでちょうど良い甘さになります。ガムシロップとは違った、まろやかな甘さに癒されます。

夏の夕暮れ、おしゃれに楽しみたい
割材その4:ラム酒

最後は、アイスコーヒーをラム酒で割ったカクテルのご紹介。
コーヒーを使ったカクテルは比較的ポピュラーで、「割材」のアルコールにはウィスキー、ワイン、ビール、グランマルニエ(オレンジリキュール)、また最近では焼酎なども使われますが、中でも甘い香りのラム酒は、コーヒーの苦味と相性が抜群。メープルシロップの甘さを加えて、夏のリラックスタイムに似合う“大人味のアイスコーヒー”を作ってみましょう。

グラスにメープルシロップを1/2スプーン入れます。そこにリキッドアイスコーヒー、ラム酒を8 : 2の割合で注ぎます。(分量はお好みで調整していただいても◎)
仕上げにお好みで、シナモンスティック(なければシナモンパウダーでも)やドライオレンジなどをトッピング。
アルコール感は軽めで、気軽に飲めるコーヒーカクテルという味わい。それでいて、ラム、コーヒー、メープルシロップがそれぞれ持つ、スモーキーな味わいが絶妙に調和していて、大人っぽい余韻が感じられます。

サトウキビから作られるラム酒は、カリブ海周辺の国が発祥と言われます。夏の夕暮れ、こんなトワイライトカクテルを片手に、カリブ海に沈んでいくサンセットに想いを馳せて過ごす時間も素敵ではないでしょうか。

まだまだきっとある、お気に入りの「割材」を見つけて

いかがでしょう、さっそく試したくなる組み合わせは見つかりましたか?
「割る」だけで、いつものアイスコーヒーがちょっと新鮮な味わいになって、しかも、素材同士の「足し算」だけではなく、「掛け算」のように新しく生まれる魅力も発見できるなんて、うれしい驚きでした。

さらに、「割材」のネタは、まだまだ無数にありそうな予感。皆さんもこの記事を読んで、「だったら、あれもイケるかも!」とひらめいたアイディアがあるのではないでしょうか?
いろいろな「割材」を試して、この夏、自分のお気に入りの味を見つけてみるのも楽しそうですね。

手をかけずに変化を自在に楽しむのもまた「アイスコーヒー愛」、の巻でした!
次回のテーマも、どうぞお楽しみに!


●今回は「割るだけ」のアレンジを紹介しましたが、
アイスコーヒーのアレンジレシピはこちらもぜひご参考に!
アレンジレシピはこちら


▼ 前回の「アイスコーヒー愛が止まらない!」はこちら!


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