和歌山県「富之助梅のあまうめ」×「COLD BREW BLACK」コーヒーの、おいしい恋活 vol.30 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

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和歌山県「富之助梅のあまうめ」×「COLD BREW BLACK」
コーヒーの、おいしい恋活 vol.30

UCC COLD BREWとあまうめ

日本各地の銘菓や特産品の魅力をご紹介しながら、相性ぴったりのコーヒーをご提案する「コーヒーの、おいしい恋活」。vol.30となる今回は和歌山県へ。梅雨を幸せに過ごせそう、そんな気持ちにさせてくれるマリアージュです。

フルーティーな味わい、とろける食感。『富之助梅のあまうめ』(佐々木農園)

今回ご紹介するのは和歌山県みなべ町「佐々木農園」の『富之助梅のあまうめ』です。ふっくら大きな南高梅(なんこううめ)。口に含むと、柔らかい皮の中から果実が溢れてとろりと舌を包みます。過度な甘さも尖った酸っぱさもなく、とても自然な甘酸っぱさ。とろける食感に「梅ってフルーツだったんだ」と思わず再認識してしまうおいしさです。

梅の栽培から加工・販売まで行う佐々木農園は、1921年(大正10年)、初代の佐々木富之助氏が畑を開墾して梅を植えたことから始まりました。初代は若いころ、九州から北海道まで歩いたそうですが、梅作りにはやはり自身が生まれ育ったみなべの土地が最適と確信したのでしょう。

それから100年余、「紀州の土壌や自然」「育てる心と技」を大切に受け継ぐ今の富之助さんは3代目。梅の栽培と梅干し作りを続ける一方、南高梅の魅力を新しい形でも味わっていただきたいと「梅未来」というシリーズを立ち上げました。その記念すべき第1弾がこの『富之助梅のあまうめ』です。塩を使わず、梅をまるごとスイーツとして仕上げた一品。「初めての味と食感にびっくり」「塩分に気をつけている人にも安心して贈れる」と評判を呼び、「接待の手土産」では何度も入選、2018年には特選にも選ばれています。

和歌山が誇る梅の最高峰「南高梅」 

梅といえば和歌山県。日本の梅の生産量の半分以上を占めています。そして数ある品種の中でも最高級と言われるのが、この『富之助梅のあまうめ』にも使われている「南高梅」です。

南高梅のイメージ画像

日本と梅の関係は長く、1500年にもなりますが、「南高梅」の始まりは明治35年、上南部村長の長男、高田貞楠(さだすぐ)が梅畑を作った際、ひときわ豊かな実をつける木を見つけたことでした。この木の子孫たちから生まれた「高田梅」は、昭和25年に設立された「梅優良母樹選定会」によって最優良品種に認定。「高田梅」と調査研究に協力した「南部高校」から、あらためて「南高梅」と名づけられました。

南高梅の持つ魅力を最大限に引き出すために

南高梅の特徴は、大粒で果肉が厚く、種が小さいこと。皮は薄くて柔らかく、でも破れにくいのだとか。その魅力を最大限に活かしたスイーツにしようと、佐々木農園では木成り完熟、つまり木になっている状態で完熟させた実を丸ごと使うことに。これでとろりとした食感をより引き出せるのだそうです。

あまうめを割ったイメージ

収穫した実は新鮮なまま、すぐに冷凍庫に入れて保管します。そして塩は使わず、水飴を使った甘酢に漬け込むのですが、スイーツだからといって人工的な添加物に頼ったりはしません。今までも梅を日本の海水自然塩だけで漬け込むシンプルな方法で梅干し作りを極めて来た佐々木農園。『富之助梅のあまうめ』もやはり自然由来の素材のみで完成させており、それもまた味の優しさにつながっているのでしょう。

明るく大きく、そして身近に。梅の未来へ願いを託して

梅干しにもジャムにもない魅力を持った『富之助梅のあまうめ』。「梅の魅力は無限です」と語る3代目富之助さんは、9名の社員とともに「その魅力や力を引き出していくことが使命」と感じているそうです。「梅未来」というシリーズ名にも「梅の未来が明るく大きく広がって、梅がもっと身近な存在になってくれますように」という思いを託したのだとか。「うめ」という平仮名を梅の形にデザインしたロゴも可愛いですね。なんとなく「富之助」の「富」にも見えてきませんか。

あまうめ ブランドロゴ

【コーヒーマリアージュ】
富之助梅のあまうめ』には、透き通ったクリアなアイスコーヒーを 

ここからは、UCCのR&Dセンターで味わいに関するデータ分析の担当者が解説します!

データ分析担当者 半澤拓 イラスト画像

それではコーヒーマリアージュ、してみましょう!
『富之助梅のあまうめ』はみずみずしい甘味、ほのかに梅の酸味が感じられる味わいです。私はふだん、梅干しなどでしか梅を食べる機会はないのですが、食べてみて「こんなにフルーティな味わいになるものなのか」と感動しました。冷やすといっそう口当たりが爽やかに。

今回は季節柄、アイスコーヒーを合わせてみましょう。とくに、透き通ったクリアな味わい、すっきりした酸味を持つコーヒーであれば、『富之助梅のあまうめ』のほのかな甘味・酸味と重なり合い、多層的な味わいが口いっぱいに広がります。 

アイスコーヒーとあまうめ

またクリアでありながらコーヒーらしいボディ感も感じられれば、果実の濃厚なとろみ感とも溶け合い、より豊かなマリアージュになりますよ。

これからだんだん暑くなり、疲れやすい時期が続きます。そんな季節にもきっと元気をくれる組み合わせになるでしょう。

『富之助梅のあまうめ』のベストパートナーは『COLD BREW BLACK

​​​​​『富之助梅のあまうめ』にぴったりの、クリアでありながらも、コーヒーらしいボディ感を持つアイスコーヒーは、この春リニューアルして、よりコクが増した『COLD BREW BLACK』です。

UCC COLD BREW 商品画像

低温で淹れる「コールドブリュー」という抽出法により雑味のないおいしさを生み出し、さらに焙煎方法の工夫や抽出温度のコントロールでコーヒーのコクをしっかり確保。そんな『COLD BREW BLACK』なら『富之助梅のあまうめ』と絶妙に溶け合い、清々しいマリアージュを実現してくれます。

UCC COLD BREWとあまうめ

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収穫の喜び、ブラッサムシャワーの恵み。
雨の日こそ豊かに晴れやかに。 

「梅雨(つゆ)」という言葉の音の起源は、「露」ではないかと言われていますが、「梅」という字が使われるのは、中国の揚子江沿岸の言葉「梅の実の熟するころ」に由来するという説が有力です。実際『富之助梅のあまうめ』にも使われている完熟梅の収穫は、6月中旬から7月にかけて。まさに梅雨ですね。

一方コーヒーの産地では、コーヒーの花が咲くころ「ブラッサムシャワー」と呼ばれる雨が降ります。そして花が受粉を終えるころに本格的な雨期が到来。コーヒーはこの雨をたっぷり吸い上げて成長していくのです。

アイスコーヒーとあまうめ

雨の日が続くと憂鬱になってしまいますよね。でもこの『富之助梅のあまうめ』と『COLD BREW BLACK』の組み合わせは、それぞれ雨と深い縁を持ちながらも、湿った空気を吹き飛ばしてくれるようなみずみずしさ、爽やかさに満ちたマリアージュです。しかも梅は個包装、コーヒーはペットボトルでとっても手軽。梅の収穫や、美しい花をうるおすブラッサムシャワーを想像しながら、晴れやかな気持ちでこの季節を乗り切りましょう。

ご紹介した和歌山県の銘品「富之助梅のあまうめ」は以下でお買い求めいただけます。
オンラインショップ
データ分析担当者 半澤拓 イラスト画像

半澤 拓(はんざわ・たく)
2011年入社。UCCの研究施設イノベーションセンターにて研究開発業務に携わる。
2016年にコーヒーと食べ物の食べ合わせを分析する「フードマッチングシステム」を開発。コーヒーの味や香り、食べ合わせに関する研究報告やセミナーなど多方面で活躍。

UCCの「フードマッチングシステム」ほか、おいしい!を極める技術について興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

▼コーヒーマリアージュについての記事はこちら


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