4種類の「水」で作った「水淹れアイスコーヒー」をMAGAZINEスタッフが飲み比べてみました!【今年の夏は“水淹れ”と暮らす!Vol.2】 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

My Coffee Style MAGAZINE

4種類の「水」で作った「水淹れアイスコーヒー」をMAGAZINEスタッフが飲み比べてみました!【今年の夏は“水淹れ”と暮らす!Vol.2】

今年の夏は“水淹れ”と暮らす!vol.2のKV画像

「今年の夏は水淹れ(みずいれ)と暮らす」の第1弾では、淹れ方・手順を詳しくご紹介しました。
そして第2弾のテーマは「水」です!「水淹れ」というからには、「どんな水で淹れるのが良いのか」「水で味は変わるのか」…気になりませんか?

実は先日、「UCC コーヒーアカデミー」のYouTubeで「水淹れコーヒーに最適な水の種類は?」という動画が配信されました。使うコーヒーと抽出条件は変えず、「水道水・浄水・ミネラルウォーター・純水」を使って水淹れアイスコーヒーを作り、比較してみるというもの。

MAGAZINEスタッフも、それに倣って同じパターンで飲み比べに挑戦!さてどんな結果になったでしょうか。

使った「水」はこの4種類

水淹れアイスコーヒーに使う「水」左から水道水、浄水、ミネラルウォーター(硬水)、ピュアウォーター(純水)

水道水

普段の生活で最も使う機会が多い「水道水」。今回は東京都内の水を使用しましたが、久しぶりに飲んでみると、やはりわずかに感じる塩素臭。これがコーヒーの風味にどんな影響を与えるのでしょうか?

浄水

水道水から塩素や不純物を取り除き、飲用水や調理用に利用されることの多い「浄水」。今回は蛇口直結型の家庭用浄水器を使って用意しました。水道水と比べると、塩素臭も減り、同じ蛇口から出た水とは思えないほど、すっきりとした飲み口。水淹れアイスコーヒーにしても、その違いが出るか・・・期待しましょう!

ミネラルウォーター(硬水)

カルシウムやマグネシウムを豊富に含む「硬水」。
のどに引っかかるような“重さ”を感じる飲み口が特徴ですが、その特性がコーヒーの抽出にどう影響するのか、気になります。

ピュアウォーター(純水)

不純物やミネラル分を極限まで取り除いた「純水」。赤ちゃんのミルク作りにも使われる水としてドラッグストアなどで販売されています。クセがなく、まろやかで優しい飲み口が魅力ですが、果たしてコーヒーの風味をどう引き立てるのか注目です。

水」の違いは味に出る?味・香り・口あたりを比較してみた!

今回使ったコーヒーは「UCC ゴールドスぺシャル コーヒーバッグ 水淹れアイスコーヒー」

UCC ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水淹れアイスコーヒー商品画像

飲み比べに使ったのは、芳醇な香りとやわらかなコクの本格アイスコーヒーが楽しめる「UCC ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水淹れアイスコーヒー」です。

→ UCC GOLD SPECIAL ブランドサイトはこちら
 UCC公式オンラインストアでのご購入はこちら

同じガラスのボトルを用意し、第1弾で紹介したレシピで作りました。

アイスコーヒーを淹れている様子

MAGAZINEスタッフが飲み比べ!
4種類の「水」で作った「水淹れアイスコーヒー」

では、あくまでMAGAZINEスタッフの個人的な意見、表現ですが、飲み比べた結果を紹介します。

「水道水」で作った水淹れアイスコーヒー

水道水で抽出したコーヒー

◼︎味
コーヒー本来の旨みがやや控えめに感じられ、雑味がほんのりと舌に残ります。全体的にやや平坦で、後味にもコクや深みが出にくい印象です。

◼︎香り
塩素臭の影響でしょうか、コーヒーの芳ばしい香りが隠れてしまい、十分に引き出されていないように感じます。

◼︎口あたり
口に含んだ瞬間はスムーズながら、飲み終えた後にわずかなざらつきや重さを感じるという意見も。すっきり感に欠ける印象です。

◼︎総評
ホットコーヒーではあまり気にならない水道水の特徴が、水淹れでは顕著に現れてしまったかも。塩素臭が風味を損ね、コーヒーの魅力を十分に引き出しきれていないのかもしれません。

「浄水」で作った水淹れアイスコーヒー

浄水で抽出したコーヒー

◼︎味
すっきりとした味わい。雑味が少ないけれどコクもあり、コーヒー豆本来の味わいが素直に感じられます。

◼︎香り
余計な臭いに邪魔されることなく、コーヒーそのものの香りがしっかりと引き立つ印象です。

◼︎口あたり
舌の上で広がる感覚はやわらかく、軽やか。後味もすっきりしている感じです。

◼︎総評
日常の一杯として満足できるおいしさ。水淹れならではの繊細な味わいを引き出すには、やはり不純物を取り除いた方が良いのかも。浄水器のありがたみを実感します。

「ミネラルウォーター(硬水)」で作った水淹れアイスコーヒー

硬水で抽出したコーヒー

◼︎味
口に含んだ瞬間、キュッと引き締まった輪郭のある味わいが広がります。コクがあり、しっかりとした苦味が味全体を引き締めていて、他の水とは明らかに異なる個性的な一杯です。

◼︎香り
香りそのものは、今回飲み比べたほかの水と比べると控えめ。

◼︎口あたり
やや重みのある口当たりで、後味にはほんのりと渋みが残ります。良く言えばシャープでやや無骨ともいえる飲み心地でした。

◼︎総評
ミネラル分を多く含んだ硬水で漬けた水淹れアイスコーヒーは、力強く引き締まった味わいとも言えますが、評価は分かれそう。まろやかさよりも「輪郭のある味」が好きな方にとっては、満足感の高い選択肢となりそうです。

「ピュアウォーター(純水)」で作った水淹れアイスコーヒー

純水で抽出したコーヒー

◼︎味
繊細でやさしい味わいが特徴で、余計な雑味がなく、豆の風味がストレートに伝わってきます。酸味も感じられ、クリアで洗練された味わい、という感想もありました。

◼︎香り
香り立ちも良く、ひと口ごとにふんわりと広がります。クリーンな水だからこそ、香りのニュアンスも細やかに引き出されているのかも。

◼︎口あたり
コーヒーが舌の上をすっと流れる感覚が心地よく、滑らかな口あたりが印象的。

◼︎総評
不純物やミネラルを含まない純水は、水淹れアイスコーヒーの良さを最大限に引き出す水だと実感できる一杯でした。繊細な味わいを楽しみたい方に、試してほしいという声も。

MAGAZINEスタッフが選んだ「水」はどれ?

アイスコーヒーのイメージ画像

水淹れアイスコーヒーは、使用する“水”の影響を強く受けること、そしてコーヒーは変えずとも「水」を変えることで、味わいを変えられることが今回の比較であらためてわかりました。

あくまで、MAGAZINEスタッフ数名で飲み比べた結果ではありますが、今回もっとも人気が高かったのは「ピュアウォーター(純水)」でした。とはいえ、毎回「純水」を用意するのは少しハードルが高いので、家庭で気軽においしい水淹れアイスコーヒーを楽しむなら、コスト・手軽さ・味わい、すべての面で高評価の「浄水」もおすすめ、という総意に!

コーヒーのプロの検証動画を観てみよう!

UCC コーヒーアカデミー」の早川講師と村田講師が飲み比べ解説をしているYouTubeがこちらです。実はふたりが「水淹れアイスコーヒー」に最適だと選んだ水は、MAGAZINEスタッフの意見とはちょっと違うのですが・・・さてどれだと思いますか?そして評価が低かったのは?ぜひ、YouTubeもチェックしてみてくださいね。


監修:UCC COFFEE MAGAZINE編集部


今すぐおいしいコーヒーを淹れたい!と思ったら…

UCCの人気商品のほか、コーヒーに関連するアイテムが勢ぞろい!ポイントもたまっておトクにお買い物できる「UCC公式オンラインストア」へぜひアクセスしてみてくださいね。

オンラインストアバナー