愛媛県「果の香(ブラッドオレンジ)」×「UCC GOLD SPECIAL PREMIUMフルーティウェーブ」コーヒーの、おいしい恋活 vol.35 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

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愛媛県「果の香(ブラッドオレンジ)」×「UCC GOLD SPECIAL PREMIUMフルーティウェーブ」
コーヒーの、おいしい恋活 vol.35

おいしい恋活 vol.35のKV画像

日本各地の銘菓や特産品の魅力をご紹介しながら、相性ぴったりのコーヒーをご提案する「コーヒーの、おいしい恋活」。vol.35となる今回は愛媛県へ。おおらかで明るい気持ちになれるマリアージュです。

愛媛県産の柑橘類を無駄なく、おいしく『果の香(ブラッドオレンジ)』(進藤重晴商店)

今回ご紹介するのは愛媛県にある「進藤重晴商店」の『果の香(ブラッドオレンジ)』です。少し濃いめのきれいなオレンジ色。サラッとしていてベタつかず、ピールからイメージされる硬さやえぐみもなく、口の中で軽やかに崩れます。オレンジの味わいと、酸味、苦味、甘みがほどよくまとめられ、ついもうひと口、もうひと口、と食べてしまいそう。

手のひらに乗せられた「果の香 ブラッドオレンジピール」

「進藤重晴商店」の創業は1950年(昭和25年)です。最初は地元寒川町の特産品である生姜で砂糖漬製品を作って販売していましたが、やがて柑橘類の皮を砂糖漬けにしたピールを開発し、「愛媛県産かんきつピール菓子『果の香』」シリーズとして売り出したところ、その食感とおいしさが評判に。実は愛媛県の柑橘類は消費量が減ることで収穫量が減ってしまい、また放置農園の増加、規格外の農作物や皮の廃棄にかかる負担も課題となっていました。『果の香』はそれらの解決策としても注目を集め、愛媛県から「えひめが誇るスゴ技」に、経済産業省から「地域産業資源活用事業」に選ばれ、ふるさと納税の対象商品にもなっています。

「果の香 ブラッドオレンジピール」のパッケージ

『果の香』を彩るのは愛媛県の伝統的な柑橘類、ゆず、レモン、いよかんなどですが、ここに仲間入りしているのがブラッドオレンジです。もちろん愛媛県産。赤みがかったオレンジ色が輝くような色合いを添えています。

地中海のような気候から生まれた国産のブラッドオレンジ

ブラッドオレンジの故郷は、さんさんと陽光がふりそそぐシチリア島界隈。柑橘類の中で唯一アントシアニンというポリフェノールを含み、それゆえの鮮やかな赤みをブラッド(血)にたとえた名前ですが、その色は地中海の美しい夕日のようでもあります。

ブラッドオレンジの画像

実は愛媛県は希少な国産ブラッドオレンジの産地で、現在は宇和島を中心に栽培されています。最近何かと問題になる温暖化ですが、皮肉なことにその温暖化により愛媛県が地中海の気候に近づいて、ブラッドオレンジの生産が可能になったのだそうです。

自然の風味を活かす特殊技術。かかる時間は2日半。

生のブラッドオレンジの皮はかなり厚め、硬めです。それがこんなに食べやすくおいしくなるなんて。サラッとしたテクスチャー、繊細な噛み心地、しっかりした風味、しかも保存期間も長めです。これらを可能にしているのは、減農薬農法や有機農法で育てられた果物と進藤重晴商店独自の特殊な技術です。果物以外の原料は、必要最低限の砂糖や水あめ、酸味料として加えるビタミンCのみ。その他の添加物は着色料や香料も含めいっさい加えられていません。工程にはじっくり2日半をかけ、この特別な触感、食感とおいしさを引き出しているそうです。

小さなボウルに盛られた「果の香 ブラッドオレンジピール」

そのおいしさには海外からも熱視線

進藤重晴商店のピール菓子の人気は国内にとどまりません。現代表の進藤峰生さん自ら専門家とともに海外に赴き、小売店やレストラン等を訪問するなどした結果、その熱意と細やかな対応で信頼を獲得。独自の技術で作られたピール菓子はフランスの有名パティスリーや高級スーパー、オーストラリアの現地系高級スーパーでも扱われるようになりました。米国では大きなスポーツイベントの寿司メニューでも採用され、箸休めの一品としてシェフのお気に入りに。セレブ客にも好評だったそう。愛媛が誇る小さなスーパースターですね。

【コーヒーマリアージュ】
果の香(ブラッドオレンジ)』には、

フルーティーで甘みのある余韻を持つコーヒーを

ここからは、UCCのR&Dセンターで味わいに関するデータ分析の担当者が解説します!

データ分析担当者 半澤拓 イラスト画像

それではコーヒーマリアージュ、してみましょう!
ブラッドオレンジのピールというのはなかなか珍しいですね。レモンやオレンジのピールと比べると、酸味がほのかに抑えられ、熟成された果物のジューシーな甘みが感じられて、奥ゆかしい味わいを醸し出します。

このようなお菓子と合わせたくなるのは、完熟ベリーやドライフルーツのような余韻のある甘さが持ち味のまろやかなコーヒーです。香りの中に含まれる甘くフルーティな要素が、ブラッドオレンジの持つ風味をより際立たせ、また時間とともに変化していくことで幾層もの深みを感じさせてくれます。

果の香(ブラッドオレンジ)』のベストパートナーは
UCC GOLD SPECIAL PREMIUMフルーティウェーブ

『果の香(ブラッドオレンジ)』にぴったりの、フルーティーで甘みのある余韻を持つコーヒーは『UCC GOLD SPECIAL PREMIUMフルーティウェーブ』です。

「UCC GOLD SPECIAL PREMIUMフルーティウェーブ」のパッケージ

UCC独自のブレンドシミュレーションを用い、コク・苦み・酸味だけでは語れない、特別な味わいをお届けするシリーズ『UCC GOLD SPECIAL PREMIUM』。『フルーティウェーブ』はその名の通り、フルーティーな香り、余韻のある甘さが持ち味。『果の香(ブラッドオレンジ)』と優しく溶け合いつつ引き立て、最高のパートナーとなることでしょう。

「 UCC GOLD SPECIAL PREMIUMフルーティウェーブ」のパッケージ、コーヒーと「果の香 ブラッドオレンジピール」

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太陽をお皿に、優しさをカップに。心照らされるマリアージュ

進藤重晴商店がもたらしているのは、そのおいしさだけではありません。規格外の農産物や皮の有効活用は、農家の収入の底上げ、地元経済の活性にもつながるものとして、マンゴーを通したカンボジアの発展にも寄与しているのだそうです。
「SDGs」という言葉が普及してだいぶたちますが、いま世の中が一番求めているのは、このように経済の活性化と両立させられるアイデアと、それを実際に形にできる行動力かもしれません。

「 UCC GOLD SPECIAL PREMIUMフルーティウェーブ」と「果の香 ブラッドオレンジピール」

愛媛にふりそそぐ太陽をぎゅっととじこめた『果の香』シリーズ。中でもブラッドオレンジの色はひときわ力強く鮮やかです。そして進藤重晴商店の取り組みそのものもまた、太陽のように社会を照らしています。

日照時間も短くなり、寒さも増す季節。なんとなく心細くなったりさみしくなったりしがちですが、そんなときは地中海の陽光を思わせる『果の香(ブラッドオレンジ)』をお皿に入れ、優しくまろやかな『UCC GOLD SPECIAL PREMIUMフルーティウェーブ』を淹れてひと息ついてみてはいかがですか。きっと明るくあたたかく、おおらかな気持ちに包まれることでしょう。

ご紹介した愛媛県の銘品「果の香(ブラッドオレンジ)」は以下でお買い求めいただけます。
オンラインショップ
データ分析担当者 半澤拓 イラスト画像

半澤 拓(はんざわ・たく)
2011年入社。UCCの研究施設イノベーションセンターにて研究開発業務に携わる。
2016年にコーヒーと食べ物の食べ合わせを分析する「フードマッチングシステム」を開発。コーヒーの味や香り、食べ合わせに関する研究報告やセミナーなど多方面で活躍。

UCCの「フードマッチングシステム」ほか、おいしい!を極める技術について興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

▼コーヒーマリアージュについての記事はこちら


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