奈良県「柿けーき」×「UCC ゴールドスペシャル まろやかブレンド」コーヒーの、おいしい恋活 vol.23 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

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奈良県「柿けーき」×「UCC ゴールドスペシャル まろやかブレンド」
コーヒーの、おいしい恋活 vol.23

日本各地の銘菓や特産品の魅力をご紹介しながら、相性ぴったりのコーヒーをご提案する「コーヒーの、おいしい恋活」。vol.23となる今回は奈良県へ。深まる秋にふさわしいマリアージュをお楽しみください。

柿への愛が詰まった『柿けーき』(柿の専門)

今回ご紹介するのは奈良県「柿の専門」の『柿けーき』。白い箱の中から現れるのは、柿の実に見立てられたパウンドケーキ。本物の柿のへたがちょこんと乗っています。開けてみるとなんとおいしそうな香りでしょうか。中には干し柿のかけらが散りばめられ、真ん中には柿の羊羹。隅々まで柿への愛を感じる一品です。

五條市西吉野町にあり、「柿の専門」を経営する石井物産株式会社の創業は、1965年(昭和40年)です。最初は個人経営で梅と茗荷の加工を始め、やがて地元の野菜を使った漬物を作るようになりました。柿の加工に着手したのは1981年のことです。1984年(昭和59年)には石井物産株式会社を設立。1990年(平成2年)には「奈良吉野いしい」を立ち上げ、規格外の柿を活用した食品の開発、柿渋の研究、柿の葉の栽培…と柿との関わりを深めていきます。そしてついに2016年(平成28年)、新しい屋号として「柿の専門」が誕生したのです。

『柿けーき』は、「柿の専門」がその前身である「奈良吉野いしい」だった2010年、県から、平城遷都1300年を記念し「奈良のうまいもの」として柿を使ったケーキを作るようにと依頼されて生まれました。その後も世代を超えて愛されるようになった『柿けーき』。「柿」には「加喜」という字があてられることから、お祝い事や結婚式の引き出物としても好評だそうです。

日本の秋を彩る「神様の食べ物」

様々な種類がある柿。奈良時代に中国から渡来したものと言われていますが、弥生時代の遺跡からも種が発見されており、日本原産という説もあります。学術名は「ディオスピーロス カキ」。日本からヨーロッパ、北米へと伝わった経緯から、和名の「カキ」がそのまま使われているようです。「ディオスピーロス」とはギリシャ語で、「神の食べ物」「神から与えられた食べ物」の意味だとか。

「柿が赤くなれば医者が青くなる」という言い伝えをご存知ですか?実際、柿にはビタミンC、カロチン、カリウムをはじめ、さまざまな栄養素が詰まっています。しかも、お茶や漢方として葉やヘタまですべてが役に立つといいますから、まさに「ディオスピーロス」の名前にふさわしい果物ですね。

「柿をステキな果物に」を掲げて

「柿の専門」が掲げている言葉、それは「柿をステキな果物に」。由来を知るだけで十分ステキに思える柿ですが、「柿の専門」がめざしているのは、そのステキさをより引き出し、時代を超えて多くの人に伝えていくことです。柿酢や柿の奈良漬、柿渋を使った飴など、手がける柿製品は今や約60種類。でも、なぜここまで「柿」を極めることになったのでしょう。

この礎を作ったのは、創業者であり、農協の組合長、村長でもあった石井勲さんです。当時の家業は漬物加工でしたが、「西吉野町を日本一の柿の産地に」と柿の生産、品質向上に取り組み始めました。近隣の農家と協力することで地域の活性化にも力を注ぎ、ブランド化に成功する一方、心を痛めたのが規格外の柿の廃棄。味も栄養も変わらないのに、形や大きさが違うだけで売れない柿をなんとかしたいという想いから、さまざまな加工品が生まれていったのです。

2代目が自ら学んでたどり着いた、手焼きのおいしさ

柿はもちろん、パウンドケーキもまた、『柿けーき』の魅力です。保存料や着色料は使わず、職人さんたちの手によって丁寧に焼き上げられます。実はこの『柿けーき』は、会社初の洋菓子だったとか。県から依頼を受けたとき、反対の声も上がる中で、2代目となる石井光洋さん自ら、ケーキの職人さんたちのもとで技術を学んで作り上げたそうです。火傷をしたり失敗したり…そんな苦労があってこそたどり着いたおいしさなのだと思うと、一段と味わい深く感じますね。

【コーヒーマリアージュ】
柿けーき』には、甘い香りが感じられるコーヒーを

ここからは、UCCのR&Dセンターで味わいに関するデータ分析の担当者が解説します!

それではコーヒーマリアージュ、してみましょう!
ここまで柿にこだわったケーキは珍しいですよね。同じ果実でも、柿は柑橘類やベリー類とはまた異なり、酸味が控えめ。そのかわり、熟した時の甘い香り、味わいが奥ゆかしく、落ち着きさえ感じられる代表的な秋のフルーツです。そんな柿の魅力を存分に楽しめる『柿けーき』に合うのは、やはり甘い香りを持つまろやかなコーヒーです。

実は、コーヒーから感じられるフローラルな風味は、熟した果実にも含まれる「テルペノイド」や「エステル」等と呼ばれる化合物に由来するのです。このような風味がしっかり感じられるまろやかなコーヒーであれば、干し柿や柿羊羹などがふんだんに使われた『柿けーき』にぴったりです。お互いの甘みが溶け合い、一層の深みが生まれることでしょう。

柿けーき』のベストパートナーは『UCC ゴールドスペシャル まろやかブレンド

『柿けーき』にぴったりの、甘い香りを持つまろやかなコーヒーは『ゴールドスペシャル まろやかブレンド』です。

コーヒー豆を産地や銘柄ごとに最適な火加減で「単品焙煎」してからブレンドするという、ロースターのこだわりが息づくゴールドスペシャルシリーズ。『まろやかブレンド』は、甘い香りとまろやかな口当たりが楽しめるコーヒーです。『柿けーき』と合わせれば、その甘みが至福のハーモニーを奏でてくれるでしょう。

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柿とコーヒー、一途な気持ちがいざなう、輝くような秋景色。

「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」という正岡子規の俳句から、「柿といえば奈良」をイメージされる方も多いことでしょう。中でも五條市西吉野町は、日本屈指の柿の名産地です。秋になると、柿の木の紅葉と色づいた柿の実で、周囲の山々は美しいオレンジ色に染まります。

この秋景色には、創業から今にいたる「柿の専門」の存在が欠かせません。そして今も「柿の専門」はその名前のとおり柿ひとすじ。品質向上から商品開発、成分の研究まで、さまざまな形で柿を極め続けています。その活動からは「柿のためにできること、柿を通して地域や社会にできることならば喜んで!」という愛と意気込みを感じます。

そんな「柿の専門」が生み出した『柿けーき』ですが、傍に置きたい『ゴールドスペシャル まろやかブレンド』もまた、並ならぬコーヒー愛と意気込みを持つ専門家たちが生み出したブレンドです。つまりこれは、「専門」を極めていくもの同士が醸し出す特別なハーモニー。『まろやかブレンド』のパッケージの帯が柿のような色なのも、ご縁の証?

「カキ」という名前の由来には、「カガヤキ」「アカツキ」「赤黄(かき)色」など、さまざまな説があるようですが、いずれからも色づいた実が目に浮かびます。冬の訪れまでの短いひととき、『柿けーき』と『まろやかブレンド』を口に含めば、それぞれの一途な思いから生まれた優しい甘みが、西吉野の輝く秋景色に思いを運んでくれるでしょう。

ご紹介した 奈良県の銘品「柿けーき」は以下でお買い求めいただけます。
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半澤 拓
2011年入社。UCCの研究施設イノベーションセンターにて研究開発業務に携わる。
2016年にコーヒーと食べ物の食べ合わせを分析する「フードマッチングシステム」を開発。コーヒーの味や香り、食べ合わせに関する研究報告やセミナーなど多方面で活躍。

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