スペシャルティコーヒーの個性豊かな味わいを、缶コーヒーで手軽に楽しめる
「「UCC BLACK無糖 スペシャルティコーヒーブレンド」。
今回は、その味わいのポイントや開発の裏側、スペシャルティコーヒーの基礎知識まで、たっぷりとご紹介します。
INDEX
スペシャルティコーヒーを広げるべく缶コーヒーに
「原材料:コーヒー、以上。*」のキャッチフレーズでお馴染み、レギュラーコーヒー100%と香料無添加にこだわるUCCのブラック無糖缶コーヒーブランド「UCC BLACK無糖」シリーズ。
シリーズからは期間限定アイテムもたびたび登場していますが、今回の「UCC BLACK無糖 スペシャルティコーヒーブレンド」は、選び抜いたスペシャルティコーヒーを51%使用して、ブラックコーヒーの美味しさを追求する方にも満足いただける缶コーヒーに仕上げました。
その味わいの秘密を、詳しく見ていきましょう。
*食品表示基準における原材料名の表記です。
使用したのはウガンダ産のスペシャルティコーヒー

「UCC BLACK無糖 スペシャルティコーヒーブレンド」は、ウガンダ産のスペシャルティコーヒー「African Moon Donkey」を51%使用しています。
「African Moon Donkey」はアフリカ・ウガンダの標高の高い地域で栽培され、丁寧に精製されたウガンダ産スペシャルティコーヒー豆(ナチュラルアラビカ)です。ナチュラルと呼ばれる精製方法にはいくつか種類がありますが、今回使用した原料は、収穫したコーヒーの実をアフリカンベッド(コーヒー豆を天日乾燥する棚)で100%天日乾燥する方法を採用しており、上品な甘い果実味とやわらかい酸味、程よいボディが特長です。
やわらかなベリーの余韻が楽しめる味わい
その味わいは口に含んだ時の甘味と酸味のバランスもよく、ベリーの香りがやさしく鼻を抜けていきます。後味にも、春を思わせるようなやわらかなベリーの余韻を楽しめるのが特長です。
何も手を加えないブラックコーヒーだからこそしっかりと感じられる、豆本来の香りや味わい。ぜひ、五感でじっくりと味わってください!
心うき立つ、華やかなパッケージ缶
缶コーヒーのパッケージといえば茶系や黒系のトーンのものが多いのですが、味わいの特長である「やわらかなベリーの余韻」を飲む前から感じて欲しい・・・そんな想いを反映し鮮やかなベリーカラーを使ったデザインに。スペシャルティコーヒーの特別感と個性をさりげなくアピールしています。
そして香りを一層際立たせてくれる、飲み口の広いリキャップ缶。開けたらひと口飲む前に、その華やかな香りを堪能してみてください。

コーヒーファンの注目の的「スペシャルティコーヒー」とは
ここまで読んで、「そもそもスペシャルティコーヒーって?何が特別なの?」という疑問が浮かんでいる方のために、あらためてその背景や定義などを見ていきましょう!
「知っている」という方も、おさらいを兼ねてごいっしょに。
「スペシャルティコーヒー」登場の背景
「スペシャルティコーヒー」という言葉は、1978年にコーヒーの国際会議において、アメリカのエルナ・クヌッセンという女性がはじめて「スペシャルティコーヒー」という表現を使用したことから始まりました。『特別な気象・地理条件が、ユニークな香気を有するコーヒーを生む』と提唱し、世界各国へスペシャルティコーヒーのムーブメントとして広がっていったのです。
日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)では、「スペシャルティコーヒーの定義/スペシャルティコーヒーとはどんなコーヒーか」として詳細に説明しています。やや言葉足らずではありますが、その内容を簡潔にまとめてみました。
興味のある方はこちらのSCAJのサイトもご覧ください。
- まずは、消費者が美味しいと思うコーヒーであること
- 美味しさとは、際立つ風味特性、中でも酸味・甘さを持っていること
- 生産国、輸送時、消費国での品質管理が適正であること
- 欠点豆がなく、適切な抽出により、生産地の特徴が液体に表れていること
一方、スペシャルティコーヒーの世界共通の定義は定まっていないのが現状で、各国のスペシャルティ協会がそれぞれ評価基準を決めています。共通の定義はないのですが、「トレーサビリティが明確でカップ評価が高いもの」がスペシャルティコーヒーとされ、各生産国の一般流通品と区別されることは世界共通です。
カップ評価は、カップ・クオリティのきれいさ、甘さ、酸の質、口に含んだ質感、風味特性、後味の印象度、バランス等により100点満点で評価されます。 SCA*のスペシャルティコーヒーの基準では、80点以上を「スペシャルティコーヒー」と格付けしています。
*SCA・・・「スペシャルティコーヒー協会」の略称。(アメリカスペシャルティコーヒー協会「SCAA」と、ヨーロッパスペシャルティコーヒー協会「SCAE」が合併して2017年に発足)
こんなにも厳しい基準をクリアした高品質な豆を使って、一杯一杯ハンドドリップでていねいに淹れて楽しむのが一般的な「スペシャルティコーヒー」。その味わいを、幾多のハードルをクリアしてでも缶コーヒーにしようと考えたわけですが、そこには、コーヒーファンに伝えたい強い思いがありました。
開発担当者に聞きました!
UCCがスペシャルティコーヒーブレンドを缶コーヒーで発売した理由とは
スペシャルティコーヒーを使った缶コーヒーを作ろうと思ったきっかけを開発担当者に聞きました。
スペシャルティコーヒーに対して、どこかハードルの高さを感じている方は少なくないと思います。カフェに足を運んで体験するのは億劫だ…とか、自宅で淹れるのは難しそう…とか。興味はあるけど、チャレンジするには少し遠い存在という感じでしょうか。
でも、私自身、初めてスペシャルティコーヒーを口にしたとき、それまで飲んでいたコーヒーとのあまりの違いに(コーヒーにこんな世界があったのか!)と本当に驚いたんです。その強い感動を、もっと多くの方に知っていただきたい。そして、まだスペシャルティコーヒーを体験したことがない方にも、その魅力に触れてほしい!と心から思ったのが開発のきっかけでした。
カフェに行かなくても、豆を買ってきて淹れなくても、「缶コーヒー」という形にすれば、手軽にスペシャルティコーヒーを体験いただける。その魅力を、より広くより多くの方へ届けられるのでは、と考えるようになりました。
苦労した点はありますか?
今回、他の缶コーヒーにはない「ベリー感」を表現することに、特にこだわりました。そのため、春らしい味覚をテーマに掲げ、メインの原料にはアフリカ・ウガンダ産の豆を選定しました。
ただ、カッピングの段階ではしっかりとしたベリーの風味を感じることができたのですが、実際にリキャップ缶(繰り返し開け閉めできる缶)の形に仕上げるとなると、製造工程を経る中で、その繊細な香りや味わいを残すのが非常に難しく、それが大きな課題でしたね。焙煎度、ブレンドの配合、抽出方法などを何度も見直し、試行錯誤を重ねた結果、リキャップ缶でもしっかりとベリーの風味を楽しんでいただける味わいに仕上げることができたと自負しています。

UCCコーヒーアカデミー 川口講師が実飲!
完成したての「UCC BLACK無糖 スペシャルティコーヒーブレンド」を、UCCコーヒーアカデミー東京校の講師、川口さんへ。飲んだ感想をお願いします!

封を開けた時にはじまる、甘いコーヒーの香り。口に含んだ時に広がる、ベリーのようなフルーティな風味。切れの良い後味は、スムースな余韻を漂わせています。これはまさにブラックで飲むのにふさわしいなと。さわやかな、スペシャルティコーヒーらしいブレンドだと思います。
「UCC BLACK無糖 スペシャルティコーヒーブレンド」の楽しみ方
いつもよりちょっと贅沢なコーヒーを、飲みたい時に飲みたい場所で。こんな楽しみ方はいかがでしょうか。
仕事の合間の“ご褒美”に
忙しく働く合間に、ほっとひと息。ひと口飲めば、やわらかなベリーの風味が、まるでご褒美のようにオンタイムの気分をリフレッシュしてくれます。頑張る日の、ちょっとした贅沢。大人っぽく華やかなパッケージは、デスクに置くだけで気分まで上げてくれそう。

リラックスタイムの一杯に
忙しさが落ち着いた夜、少しだけ自分に戻れる時間。広がる香り、やわらかな余韻、心を整えてくれるかのような味わい。一日の終わりを、時間をかけて贅沢に締めくくりたい・・・そんなひとときに寄り添う一杯に。

コーヒーファンの日常にスペシャルなひとときを
世界の生産者の人たちをはじめとするたくさんの人々が、大切に、ていねいに、手をかけて届けられる「スペシャルティコーヒー」。UCCは、その特別な味わいをひとりでも多くのコーヒーファンに手軽に楽しんでいただきたくて、この1本を作り上げました。「UCC BLACK無糖 スペシャルティコーヒーブレンド」で、日常の中のスペシャルなひとときをお楽しみください!
→ UCC BLACK無糖 ブランドサイトはこちら
→ UCC公式オンラインストアでのご購入はこちら
監修:UCC COFFEE MAGAZINE編集部
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