相性抜群の、コーヒー&チョコレートでつくるスイーツ♡ | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

チョコレートを食べるとコーヒーが飲みたくなる…というくらい、チョコレートとの相性抜群のコーヒー。そんな2つが一緒になった、コーヒー風味のチョコレートスイーツも、定番のおいしさです。今年のバレンタインには、ちょっとビターな大人なチョコレートスイーツを！
バレンタインのラッピングアイディアと一緒にご紹介します。

ちなみにコーヒー入りのスイーツは、一般的にはインスタントコーヒーなどを活用することが多いのですが、今回はレギュラーコーヒーを使用してみました。家淹れコーヒーを愛する方の中には、インスタントコーヒーは手元にないという方もいるのではないでしょうか。
そんな時はぜひ、レギュラーコーヒーを使ったスイーツ作りをお試しくださいね。

INDEX

コーヒーチョコパウンドケーキ

最初に紹介するのは、コーヒーとチョコレートのパウンドケーキ。
チョコレートを溶かして生地に入れ、コーヒーは粉のまま入れてつくります。食べたときにコーヒーの粉の粒が感じられるパウンドケーキは、チョコレートの風味にしっかりとしたコーヒー感が味わえます。1日寝かせると重厚感が出るので、薄めに切って生クリームなどと一緒に食べても良いでしょう。

焼きたては、外はカリッと中はふんわり。竹串をさして確認しながら、生焼けにならないちょうどいい頃合いでオーブンから出してくださいね。

■材料（18cmのパウンド型1本）

薄力粉：100g
無塩バター：100g
溶き卵：2個分
砂糖：70g
レギュラーコーヒーの粉：大さじ2
ブラックチョコレート：1枚（50g）
ベーキングパウダー：2g

■つくり方

バターは常温に戻す。
ボウルにバターを入れてクリーム状になるまで混ぜる。砂糖を加えてすり混ぜる。溶き卵を3〜4回に分けて加え、分離しないようその都度よく混ぜる。
ブラックチョコレートを電子レンジか湯煎で溶かし、2に入れる。電子レンジを使用する場合は600wで10秒〜20秒単位で様子を見ながら溶かす。
レギュラーコーヒーの粉を入れる。
薄力粉、ベーキングパウダーを一緒にふるいながら加え、粉っぽさがなくなるまでさっくり混ぜる。
パウンドケーキ型に生地を流し込み、表面を平らにならす。
180°Cに予熱したオーブンで35〜45分焼く（型のサイズやオーブンのクセによって調整）。
5cmほどの高さから2〜3回型を落として中の蒸気を抜き、冷ます。

for Valentine’s Day Gift!

パウンドケーキを贈り物にするなら、紙製のパウンドケーキ型を使うのがオススメ！大きなサイズだけでなく、縦10cm程度の小さいものも市販されているのでオケージョンにあわせて選びましょう。

焼き上がって冷ましたら、紙型ごとパウンドケーキ用のビニール袋に入れて、シールやリボンでラッピング。カードを添えたら、簡単なのに見栄えのいいプレゼントの出来上がり〜。

チョコレートサンド・コーヒークッキー

次はコーヒーの粒入りクッキーにチョコレートをサンドしたクッキーです。コーヒーの粉を練り込んだクッキー生地は、チョコレートをサンドイッチする前提で、甘さは控えめです。またコーヒーの粉は抽出後のもの（乾かして使用）を使ってもOK。その場合は水分が含まれているので、コーヒー液の量は減らしましょう。

ちょっと手間は必要ですが、クッキーに溶かしチョコレートを挟んで、チョコレートとコーヒーの両方のおいしさを同時に味わえるスイーツです。

■材料（12〜16枚分）

薄力粉：180g
レギュラーコーヒー粉：10〜15g
コーヒー液、または水：大さじ1〜1.5
バター：100g
砂糖：70g
卵：1/2個
ミルクチョコレート：1枚（50g）

■つくり方

ボウルにバターと砂糖をすり混ぜる。
溶き卵を加え、よく混ぜ合わせる。
薄力粉をふるい、コーヒーの粉を入れてゴムベラで切るように混ぜ合わせる。
ひとまとめにしたら、ラップに包み、冷蔵庫で1時間寝かす。
めん棒で厚さ5mm程度に伸ばす。
型で抜き、天板に並べる。
170℃に予熱したオーブンで15分焼く。
ミルクチョコレートを電子レンジか湯煎で溶かし、クッキーで挟む。（電子レンジを使用する場合は600wで10秒〜20秒単位で様子を見ながら溶かす。）
冷蔵庫に入れてチョコレートを固める。

for Valentine’s Day Gift!

ビニール袋に包んだら、クッキーが崩れないように赤い箱に入れてラッピング。今回は丸い型でクッキーを作りましたが、バレンタインデー用なら、ハートの型でクッキーをつくってもいいですね！

小さなハート型の紙を散らして華やかさをプラス。ゴールドのリボンは箱に斜めがけをして結ぶと、おしゃれなギフトになります。

コーヒーチョコあられ

ポテトチップスにチョコレートをコーティングしたものも市販されていますが、塩気のある味とチョコレートの組み合わせは、それだけでクセになるおいしさですよね。今回はそこにコーヒーの香ばしさもプラスしたコーヒーチョコあられのご紹介です。

使うあられはお好みで！柚子胡椒あられに塩揚げあられ、醤油味のあられなど、ぜひいろいろなあられで試してみてください。どれもそれぞれにおいしく仕上がって、コーヒーを飲みながら味のペアリングを楽しんでいるうちに、ついつい手がとまらなくなってしまいそう…！

今回はビターチョコレートを使い、さらに濃いコーヒー液をいれているので、ガツンとブラックな大人の味。マイルドな味が好みなら、ミルクチョコレートに変えてみてください。

■材料

あられ：50g
さとうきび糖：30g
水：大さじ1
ブラックチョコレート：100g
濃いコーヒー液：適量
ココア：適量

■つくり方

さとうきび糖と水を火にかけて煮詰める。
大きな泡が出始めたら、あられを加えて絡め、クッキングシートに広げて冷ます（あられ同士がくっつかないように離しておく）。
耐熱ボウルにブラックチョコレートを入れ、湯煎か電子レンジで溶かし、コーヒーを加える。（電子レンジを使用する場合は600wで10秒〜20秒単位で様子を見ながら溶かす）
3に2を数回に分けて加えながら絡める。
最後にココアを振り、仕上げる。

for Valentine’s Day Gift!

バレンタインにはついつい赤やピンクを使いたくなりますが、今回は淡い水色のやわらかな紙を使いました。水色はコーヒーチョコあられの濃い茶色と相性のいい組み合わせ。まるでアクセサリーが入っているかのような高級感も感じさせてくれます。
ハートの窓からコーヒーチョコあられを覗かせて、ゴールドのリボンで、おしゃれにまとめて。

コーヒーとチョコレートは深い結びつきのパートナー

以前の記事でもお伝えしたことがありますが、コーヒーとチョコレートには共通点が多くあります。コーヒー豆、カカオ豆、原産地が近くどちらも果実の種であること、またどちらもポリフェノールとカフェインを含んでいること。
スイーツに両方使用してもしっくりと馴染むのは、この共通点の多さにもあるのでしょう。

チョコレートとコーヒーを両方スイーツに使う場合、コーヒーを液で使用してチョコレートを粒で残す方法もありますが、今回のケーキやクッキーのようにチョコレートの方を溶かし、コーヒーを粒でそのまま使うと、ガツンとコーヒーの風味を感じられるスイーツになります。