沖縄県「麩焼き煎餅(シークァーサー)」×「UCC ゴールドスペシャル アイスコーヒー 無糖 1000ml 」コーヒーの、おいしい恋活 vol.31 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

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沖縄県「麩焼き煎餅(シークァーサー)」×「UCC ゴールドスペシャル アイスコーヒー 無糖 1000ml 」
コーヒーの、おいしい恋活 vol.31

麩焼き煎餅(シークァーサー)とUCCゴールドスペシャル アイスコーヒー 無糖 1000ml

日本各地の銘菓や特産品の魅力をご紹介しながら、相性ぴったりのコーヒーをご提案する「コーヒーの、おいしい恋活」。vol.31となる今回は沖縄県へ。軽やか、伸びやかな沖縄の風を感じるマリアージュです。

さわやかな香り、口溶けの良さ。『麩焼き煎餅(シークァーサー)』(羊羊 YOYO AN FACTORY)

今回ご紹介するのは沖縄県「羊羊YOYO AN FACTORY」の『麩焼き煎餅(シークァーサー)』です。一瞬のパリっとした軽い歯ごたえの後、お米の香ばしさとともにシークァーサーの繊細な酸味とさわやかな香りが花開き、気づけば溶けるように口の中から消えています。

沖縄本島の中部地区、北中城村(きたなかぐすくそん)。「羊羊YOYO AN FACTORY」がこの地にオープンしたのは2018年(平成30年)のこと。店主の武山忠司さんは岐阜出身で、家はかつて和菓子屋さんだったそうです。1926年〜1927年(昭和元年)ごろの創業で、1995年(平成7年)お祖父さまの代で畳まれたとのことですが、そこで使われていた道具を受け継ぎ、記憶をたよりに和菓子づくりを始めました。ミックスカルチャーにあふれた沖縄ではちょっと珍しい本格的な和菓子のお店。「村の日常に寄り添い、大切な人たちとの団らんのひとときにそっとおいしさを添える和菓子を」という想いで丁寧に作られるお菓子は、やがて多くの人に愛されるようになりました。

羊羊YOYO AN FACTORY

この『麩焼き煎餅(シークァーサー)』は、京都にある亀屋良永の麩焼き煎餅「御池煎餅」が大好きだった武山さんの「沖縄の素材で麩焼き煎餅を作りたい」という想いから生まれました。生菓子の賞味期限はどうしても短め。でもこの『麩焼き煎餅(シークァーサー)』であれば、日持ちの心配もなく、また軽いこともあって、県外の方へのお土産としても喜ばれているそうです。

料理もお酒も引き立てる、沖縄産のシークァーサー

沖縄の果物と聞いて真っ先にシークァーサーを浮かべる人も多いでしょう。古くから沖縄に自生し、現在も国内で流通しているシークァーサーのほとんどが沖縄産だそう。表記は「シークヮーサー」「シークワシャー」などさまざまですが、沖縄の方言で「シー」は「酸っぱい」、「クァーサー」は「食べさせる」という意味だとか。和名では「ヒラミレモン」と呼ばれています。

麩焼き煎餅(シークァーサー)のパッケージ

冬に収穫される完熟のシークァーサーは黄橙色ですが、パッケージに描かれているのは夏に収穫されるグリーンの「青切りシークァーサー」。しっかりした酸味、ほのかな甘さ、さわやかな香りを持ち、料理に絞ったり、お酒に加えたりと多様な楽しみ方で親しまれています。

金沢の職人さんの力を借りて、上質な麩焼き煎餅を

「ふの焼」、つまり麩焼き煎餅は千利休が好んで茶事に使っていたと言われるお菓子で、材料はお麩ではなくもち米です。お麩のように軽いことからこの名前がついたのですね。でも沖縄ではあまり馴染みがないそうで、この商品の誕生を支えたのも、金沢の「加賀種(かがだね)食品」。最中種(もなかの皮)やふやき種などを製造する会社です。

麩焼き煎餅(シークァーサー)

「羊羊 YOYO AN FACTOR」は「沖縄素材を使った商品を作りたい」という思いを形にするべく、加賀種食品と一緒に試作を繰り返し、シークァーサーと白双糖を合わせた蜜のバランス、煎餅の厚みなど、さまざまな検討を重ねたのだとか。今は沖縄からシークァーサーの素材を送り、職人さんが1枚1枚手焼きしているそうです。

店主、武山さんによるパッケージデザイン

『麩焼き煎餅(シークァーサー)』のパッケージは、店主の武山さん自身によるデザインだそうです。武山さんはデザイン事務所「株式会社 机(つくえ)」の代表でもあり、ウェブディレクションからグラフィックまで幅広い仕事を手掛けているのです。うずまきのロゴが可愛らしく、キュッとしぼれそうなシークァーサーも印象的ですね。でも奇を衒ったところはなく、余白や字体に静かな美しさを感じます。「映えたりせず、消費されにくいデザインを心がけた」とのこと。装飾性を競いがちな時代だからこそ、大切にしたい価値観です。

【コーヒーマリアージュ】
『麩焼き煎餅(シークァーサー)』には、香ばしさ、心地よい口当たり、すっきりした後味を持つアイスコーヒーを

ここからは、UCCのR&Dセンターで味わいに関するデータ分析の担当者が解説します!

データ分析担当者 半澤拓 イラスト画像

それではコーヒーマリアージュ、してみましょう!
『麩焼き煎餅(シークァーサー)』は、口の中でやわらかく溶けてやさしい甘味がほのかに染み出し、その後にシークァーサーのさわやかな香りが感じられる、夏にふさわしいお菓子です。

麩焼き煎餅(シークァーサー)とUCCゴールドスペシャル アイスコーヒー 無糖 1000ml

合わせるなら、やはりアイスコーヒーがおすすめです。ひんやりした喉越し、すっきりした後味がシークァーサーのほのかな酸味とさわやかに溶け合い、涼しげなひとときが楽しめるでしょう。香ばしさと心地よい口当たりがあるコーヒーなら、さらに理想的です。丁寧に焼かれた麩焼き煎餅の香ばしさ、口溶け感ともぴったりマッチして、豊かなコーヒータイムを演出します。

『麩焼き煎餅(シークァーサー)』のベストパートナーは『UCC ゴールドスペシャル アイスコーヒー 無糖 1000ml』

『麩焼き煎餅(シークァーサー)』にぴったりの香ばしさ、心地よい口当たり、すっきりした後味を持つアイスコーヒーは『UCC ゴールドスペシャル アイスコーヒー 無糖 1000ml』です。

UCCゴールドスペシャル アイスコーヒー 無糖 1000ml

ネルドリップで丁寧に抽出することで、香ばしくコクのある味わい、口当たりの良さ、すっきりした後味というすべてを実現したアイスコーヒーです。『麩焼き煎餅(シークァーサー)』と引き立て合い、夏らしいマリアージュになるでしょう。

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軽やかに、伸びやかに、「やってみたかったことをしてみる夏」に

外国人住宅をリノベーションした白い外観。和のテイストの店内には、銅製の大鍋や真鍮の焼へら、落雁の木型など、古い道具の数々。木の箱に並ぶのは古典的な和菓子や伝統的な琉球菓子。「羊羊YOYO AN FACTORY」は、これまで紹介してきた中では極めて新しいお店ですが、長い歴史やその道ひと筋の修行に支えられた老舗とはまた違う魅力に満ちています。

御菓子づくりで使用している道具

移住してから自らのルーツと向き合った武山さん。手探りで学び、昔と今の良いところを取りまぜながら「やってみたいな」「あったらいいな」を形にし、県をまたいでも任せるべきものは任せ、違う仕事とも両立しながら相互の気づきを活かしていく…でもそこには、ものづくりが本来持っている自由さ、自然さ、楽しさが鼓動しています。気軽に立ち寄れて、でも上質なおいしさが待っている、そんな場所でこれからどんなお菓子、どんなストーリーが生まれていくのでしょうか。

「羊羊YOYO AN FACTORY」にはカフェスペースもあるとのこと。でもなかなか行けないという方は『麩焼き煎餅(シークァーサー)』と『UCC ゴールドスペシャル アイスコーヒー 無糖』でカフェ気分を楽しんでみてはいかがでしょう。お菓子が届けてくれる沖縄の風と冷たいコーヒーでリフレッシュ。気持ちも伸び伸び自由になって、「やってみたかったことをしてみる夏」が始められるかもしれません。

ご紹介した沖縄県の銘品「麩焼き煎餅(シークァーサー)」は以下でお買い求めいただけます。
オンラインショップ
データ分析担当者 半澤拓 イラスト画像

半澤 拓(はんざわ・たく)
2011年入社。UCCの研究施設イノベーションセンターにて研究開発業務に携わる。
2016年にコーヒーと食べ物の食べ合わせを分析する「フードマッチングシステム」を開発。コーヒーの味や香り、食べ合わせに関する研究報告やセミナーなど多方面で活躍。

UCCの「フードマッチングシステム」ほか、おいしい!を極める技術について興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

▼コーヒーマリアージュについての記事はこちら


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