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おいしいマンゴーを、いつでも手軽に。『宮崎県産ゴロゴロマンゴーゼリー』(ひょっとこ堂)
今回ご紹介するのは宮崎県「ひょっとこ堂」の『宮崎県産ゴロゴロマンゴーゼリー』です。果実が本当にゴロゴロ入っていて、口に含むとフルフルとしたゼリーに包まれた濃厚なマンゴーが、とろけるような幸福感を運んできます。スイーツでありながら「いつでも手軽に食べられるマンゴー」とも言えるかもしれません。

「ひょっとこ堂」の創業は2013年です。現代表の田中陽一さんは、結婚を機に生まれ育った福岡県から宮崎県へ移住。洋菓子販売の仕事をする中で、宮崎の農産物の豊かさに感激すると同時に、「生のままでは日持ちせず、冷凍して送るにもコストがかかる」という声を耳にするようになります。そこで宮崎産の野菜や果物の魅力を多くの人たちに届けるべく、ゼリー製造をメインとする「ひょっとこ堂」を立ち上げたのです。ゼリーを使った加工は、素材の魅力を活かしやすく、長期保存もできるからです。

最初は夢と勢いまかせで走ってしまい、一時は倒産の危機にも直面したそうですが、失敗からの気づきや必要としてくれる人たちの存在を力に、理念や仕組み、技術などを見直して見事に復活。40社を超える生産者のオリジナル加工品の開発製造を手がけ、国の「6次産業化中央プランナー」に任命されるまでになりました。
そんな「ひょっとこ堂」から2019年に誕生したのがこの『宮崎県産ゴロゴロマンゴーゼリー』です。「本来、夏が旬のマンゴーを、1年通して手軽に食べていただけるように」という想いを乗せて発売されましたが、まさにそのようなニーズにぴたりとはまり、お土産やギフトとして大人気だそうです。
宮崎県を「完熟」マンゴー王国にしたアイデアと団結力
マンゴーが日本で初めて栽培されたのは沖縄県。今も生産量は沖縄県が1位です。ではなぜ宮崎のマンゴーがここまで有名になったのでしょう?
宮崎県でのマンゴーの栽培は、1984年に沖縄を農業視察で訪れた農家の人が、そのおいしさに衝撃を受け、栽培を始めたことから広がったそうです。最初は評価や購買になかなか結びつかなかったのだとか。でもやがて「収穫してからではなく、樹の上で熟したものはおいしい」と気づき、熟すと自然に落果してしまう問題を「ネットで受け止める」という方法で解決。「太陽のタマゴ」の誕生に至ります。特に基準が高く全体の1〜2割しか認定されない高級マンゴーですが、これが宮崎県産マンゴー全体の評価にもつながりました。また生産農家、JA、県が一丸となって施設の整備をはじめとするさまざまな取り組みを実施した甲斐もあり、宮崎県産のマンゴーはトップブランドの地位を確立したのです。
旬に収穫したおいしい素材を、できる限りたっぷりと
こうして宮崎県を代表する果物となった完熟マンゴーを、ひょっとこ堂では4月〜7月という旬の時期に生産農園から直接仕入れて自社工場で洗浄し、皮を剥いて冷凍します。『ゴロゴロマンゴーゼリー』はそれらをカットして定量ずつカップの中に詰め、ゼリーを入れて作られますが、すべて機械にまかせず手作業で進めていくとのこと。
マンゴーそのもののおいしさをたっぷり味わえるよう、できる限りたくさんの果実を入れることにしたそうですが、ゼリーにもマンゴーの風味がしっかり活かされ、しかも絶妙なフルフル感。さまざまなこだわりで、フルーツそのものを食べたような満足感を実現しているのです。

「ひょっとこ踊り」のように、お客さまの笑顔のために
「ひょっとこ堂」という名前の由来も気になりますよね。ひょっとこ伝説は全国各地に存在しますが、宮崎県の日向市では「日向ひょっとこ夏祭り」といって、全国からひょっとこたちが大勢集まり、踊りながら町を練り歩く有名なお祭りがあるのです。
田中陽一さんは、はじめてこの「ひょっとこ踊り」を観た時、踊り手たちが人々の笑顔のために踊る姿に大感動。「こんな生き方をしたい!」と自分の会社に「ひょっとこ堂」と名付け、今もお客さまの笑顔のために奔走しています。

【コーヒーマリアージュ】
『宮崎県産ゴロゴロマンゴーゼリー』には、豊かな香り、なめらかな口当たり、クリアな苦みを持つ水淹れアイスコーヒーを
ここからは、UCCのR&Dセンターで味わいに関するデータ分析の担当者が解説します!

それではコーヒーマリアージュ、してみましょう!
『宮崎県産ゴロゴロマンゴーゼリー』の特徴は、なんといってもマンゴーの果汁だけではなく、しっかりと果肉が入っていることです。濃厚でジューシーなマンゴーの果肉と、それがまとうほのかな甘みと清涼感を持ったゼリーという食感のコントラストも楽しむことができます。

ホットコーヒーとも合いますが、今の季節なら、冷水で時間をかけて抽出する水淹れアイスコーヒーがおすすめです。水でじっくり抽出するからこそ生まれるほんのりした甘みとなめらかな口当たりがゼリーと溶け合い、豊かな香りとクリアな苦みが、とろりと甘いマンゴーの果実とバランスをとりながら余韻を奏でます。全体を優しくコーヒーが包み込むような調和が生まれ、夏のひとときを贅沢に彩ってくれるでしょう。

『宮崎県産ゴロゴロマンゴーゼリー』のベストパートナーは『職人の珈琲 コーヒーバッグ 水淹れアイスコーヒー』
『宮崎県産ゴロゴロマンゴーゼリー』にぴったりの、豊かな香り、なめらかな口当たり、クリアな苦みを持つ水淹れアイスコーヒーは『UCC 職人の珈琲 コーヒーバッグ 水淹れアイスコーヒー』です。

コーヒーを愛する職人たちが、技術と心を込めてつくり上げた『職人の珈琲』。中でも『水淹れアイスコーヒー』は、熱を加えず水でゆっくり抽出することで、なめらかな口当たりを持つ香り豊かなアイスコーヒーに仕上がります。作り方は、コーヒーバッグを水にひと晩つけるだけ。『宮崎県産ゴロゴロマンゴーゼリー』とともに「手軽な贅沢」を楽しみましょう。
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幸せの輪の中で楽しむマリアージュ
ひょっとこ堂の『宮崎県産ゴロゴロマンゴーゼリー』の魅力は、いつでも手軽に宮崎マンゴーのおいしさを味わえること。でもそれだけではありません。味も質も問題なく素晴らしいのに見た目の基準をクリアできず売れ残ってしまうようなマンゴーも活かせる商品なのです。また、社内では従業員の働きやすさを考え、量産を追い求めずにしっかりした計画生産にも取り組んでいます。お客さまはもちろん、生産者にも社員にも笑顔の輪を広げていこうとするその姿勢は、まさに田中陽一さんが感動した「ひょっとこ踊り」のようですね。

UCCもまた、自然、生産者、職人、お客さま…すべての幸せを日々願いながらコーヒーをつくり、お届けしています。南国に降り注ぐ太陽の色をしたマンゴーゼリーと、さわやかな空や風や水を思わせるブルーのパッケージ『UCC 職人の珈琲 コーヒーバッグ 水淹れアイスコーヒー』の組み合わせ。すでに厳しい暑さが訪れていますが、このマリアージュを楽しみながら、元気に、さわやかに、そして幸せをたくさん受け取って、夏を乗り切っていきましょう。
ご紹介した宮崎県の銘品『ゴロゴロマンゴーゼリー』は以下でお買い求めいただけます。
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半澤 拓(はんざわ・たく)
2011年入社。UCCの研究施設イノベーションセンターにて研究開発業務に携わる。
2016年にコーヒーと食べ物の食べ合わせを分析する「フードマッチングシステム」を開発。コーヒーの味や香り、食べ合わせに関する研究報告やセミナーなど多方面で活躍。
UCCの「フードマッチングシステム」ほか、おいしい!を極める技術について興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。
▼コーヒーマリアージュについての記事はこちら
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