番外編として、コーヒーにチョコレートを溶かしたドリンク「チョコカフェオレ」の作り方もご紹介。コーヒーとチョコレートのマリアージュ、ぜひお楽しみください。
ー紹介している商品は記事公開当時の情報ですー
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コーヒーとチョコレートの相性が良いのは、共通点が多いから?
そもそも、なぜコーヒーとチョコレートはこんなにも相性が良いのでしょうか。その秘訣は、共通点の多さにあるのかもしれません。たとえば、どちらも苦味と甘味のバランスが重要だったり、製造工程の中で焙煎されたり。
なかでも決定的な共通点として「原産地」と「成分」が挙げられます。
共通点①原産地が近い
コーヒーは、主に赤道を挟んで南北緯25度のエリアで栽培される植物です。そしてチョコレートの原料であるカカオもまた、主に赤道を挟んだ南北緯20度の地域——アフリカや中南米などで多く栽培されています。
共通点②成分が近い
コーヒー豆と、チョコレートの原料であるカカオ豆には、どちらもポリフェノールとカフェインが含まれています。ちなみに、カカオ豆のカフェイン量は少なく、ポリフェノールの方が多く含まれています。
編集部おすすめのコーヒーチョコレート菓子6選
ここからは、実際にコーヒーと食べ合わせを楽しみたいおすすめのチョコレート菓子をご紹介します。気になるものはぜひ試してみてください。
①神戸フランツ『珈琲アーモンドチョコレート』
ローストされた大粒のアーモンドをキャンディーでコーティングした後にチョコレートで包み、コーヒーパウダーを振りかけたお菓子です。甘さ控えめなので、あまりチョコレートを食べないという方にも喜んでもらえそう。
『珈琲アーモンドチョコレート』は一粒一粒がキャンディのように包まれているので、ちょっとずつ食べたい方におすすめです。
また、高級感を感じさせる、ロゴが銀箔押しされた紙製の小箱に入っているので、コーヒー好きな方へのプレゼントにも。
▼メーカー公式サイトはこちら
神戸フランツ
②SAZA COFFEE『コーヒー豆チョコ』
茨城県ひたちなか市に本社を置くコーヒー会社・株式会社サザコーヒーさんの人気商品『コーヒー豆チョコ』です。かわいらしい色をしたチョコレートの中にはコーヒー豆が丸ごと入っており、かんだ瞬間のパリッとした食感が楽しいお菓子です。
「コーヒーは、食べてもおいしいんだ」と、コーヒーの新たな食の魅力に気づかされます。味は、ミルク、ビター、ホワイト、ストロベリーの4つ。小袋入りのタイプもあるので、“お配り用のお菓子”としても活躍してくれそうです。
▼メーカー公式サイトはこちら
SAZA COFFEE
③Butlers『アイリッシュコーヒートリュフチョコレート』
「アイリッシュコーヒー」とは、アイリッシュウイスキーをベースにしたカクテルのこと。名前に「コーヒー」が含まれているので純粋なコーヒーと思いきや、コーヒーと生クリームや砂糖を使って作る、甘いお酒です。
Butlers(バトラーズ)が手掛ける『アイリッシュコーヒートリュフチョコレート』は、そのアイリッシュコーヒーをイメージして作られた、洋酒入りチョコレート菓子です。
「トリュフ」はボール形ですが、このお菓子はバー形。中のガナッシュにあたる部分に、コーヒーが使われています。
夜のひとときにコーヒーを飲みながら、ゆっくりと、少しずつ、食べる。お酒の代わりに『アイリッシュコーヒートリュフチョコレート』をたしなんで、“大人のチョコレートの味わい方”を堪能しましょう。
▼メーカー公式サイトはこちら(英語)
Butlers
④Omnom Chocolate『オムノムチョコレート コーヒー+ミルク』
『オムノムチョコレート コーヒー+ミルク』アイスランドのBEAN TO BAR(ビーン トゥ バー:カカオ豆から板チョコレートになるまでを一気通貫で製造すること)チョコレートメーカー、Omnom(オムノム)社製の板チョコです。
商品名に使用するカカオの生産国名を冠したチョコレートが多い中、この商品は商品名に社名が入っている珍しいパターン。ちなみに、ニカラグア産のコーヒーを使っています。味は甘めのミルクチョコレートからしっかりとコーヒーの風味が香ってくる本格派で、チョコレートに入った切れ込みが変則的になっているデザインもユニーク。自分用に買い溜めしたくなる一品です。
パッケージも封筒のような作りでデザイン性が高いので、ちょっとしたプレゼントとしても使えそう。
▼販売代理店サイトはこちら
Omnom Chocolate
⑤ROYCE’『マシュマロチョコレート[ミルク珈琲]』
北海道の大人気チョコレートメーカー・ROYCE’(ロイズ)で見つけたのは、コーヒー味のチョコレートでコーティングしたマシュマロ。
ふんわりとやさしい口当たりで、冬のおやつにぴったりです。マシュマロをコーヒーに浮かべて飲む方法もあるので、マシュマロ三昧のコーヒーブレイクを楽しんでみてください。
▼メーカー公式サイトはこちら
ROYCE’『マシュマロチョコレート[ミルク珈琲]』
⑥【番外編】グリコ『神戸珈琲コロン』
クリームをパリッと心地良い食感のワッフル生地で巻いたロングセラーお菓子『コロン』の近畿地区限定バージョンです。
ここまでご紹介してきた5つは、コーヒーを使ったチョコレートと言っても、一見そうとはわかりにくいものでしたが、この『神戸珈琲コロン』は、コーヒー豆を細かく挽いた粉がそのままクリームに混ぜ込んであるのがポイント。確かに黒い“つぶつぶ”が見えますね。
食べてみると、しっかりとしたコーヒーの香りと風味が口の中に広がり、これまた当然かもしれませんが、コーヒーとよく合いそう。
新神戸駅や神戸にあるUCCコーヒー博物館などで販売されているので、近畿方面を訪れた際はぜひ探してみてください。
▼メーカー公式サイトはこちら
グリコ
コーヒーにチョコを溶かして作る「チョコカフェオレ」を楽しもう
お菓子だけでなく、コーヒーとチョコレートを組み合わせたドリンクも。シンプルにコーヒーにチョコレートを溶かすだけでも良いですが、ミルクを加えるとまろやかさが増し、コーヒーとチョコレートがよく馴染みます。
自宅でも気軽に作れる「チョコ カフェ・オ・レ」のレシピをご紹介します。
材料
- コーヒー 200cc
- 温めた牛乳 150cc
- 削りチョコ 少量
作り方
1. コーヒーに温めめた牛乳を注ぎます。
2. 削りチョコをそっとふりかけてできあがり。
コーヒー&チョコレートで最高のブレイクタイムを
コーヒーを丸ごと使ったものや、生地にコーヒーを練り込んだお菓子などをご紹介しました。チョコレートとコーヒーを組み合わせたスイーツは、探せばまだ色々ありそうですね。
見つけたら、ぜひお供においしいコーヒーを用意して、素敵なコーヒータイムをお過ごしください。