世代を超えて親しまれてきた「UCCミルクコーヒー」には、実は驚きのエピソードが満載です。
“えっ、それホント!?”と思わず誰かに話したくなるトリビアの数々。
今回は、知っているようで知らない「UCCミルクコーヒー」の意外な魅力と、歴史をひもときます。
INDEX
「UCCミルクコーヒー」の歴史が生んだ数々のトリビア
UCCのアイコンとも言える「UCCミルクコーヒー」は、「親子3代で飲んでいます!」という声も届くほど、世代を超えて愛され続けるロングセラー。懐かしくて、なんだかホッとする──この記事を読み終えたら、あなたもきっと手に取りたくなるかも。

1.万博でブレイクってホント?
これは「ホント」!
それは、1970年に開催された大阪万国博覧会、通称「大阪万博」のことでした。
未来への期待に満ちたその会場で、UCCはその前年に発売した世界初の缶コーヒー「UCCコーヒーミルク入り(当時の商品名)」を販売したのです。

発売当初はなかなか消費者に受け入れられず、苦戦を強いられていた缶入りのミルクコーヒー。しかし、万博が開催されると、会場で飲んだ人からの返り注文が相次ぎ、ついには工場が日夜生産しても追いつかないほどに。大阪万博は、「UCC ミルクコーヒー」が大きく飛躍するきっかけになったのです。
2.缶の色彩が商標登録されてるってホント?
これも「ホント」!
ひと目で「あ、UCCミルクコーヒーだ」とわかる、象徴的な「茶・白・赤」の3色。この配色は、2019年11月に特許庁により“色彩のみからなる商標”として正式に登録されました(登録番号:第6201646号)。特許庁による登録は食品業界では初めて(国内でも8番目)のことで、それは長年愛されてきたブランドの確かな証でもあります。
この3色が表しているのは、上から順に焙煎したコーヒー豆、コーヒーの花、そして熟したコーヒーの実。まさに、コーヒーの命を巡る物語を映し出した色彩なのです。
発売当初からデザインは少しずつ進化を遂げていますが、この3色だけは変わることなく、「UCCミルクコーヒーの顔」として大切に守り続けています。

3.実はカフェインレス商品もあるってホント?
これも「ホント」です!
紙パック入りの「UCCミルクコーヒー」を、2019年にカフェインレスタイプにリニューアルしています。
「もっとたくさんの方に、安心してUCCミルクコーヒーを楽しんでいただきたい」。そんな想いから生まれたこの一本には、カフェインレスコーヒーを100%使用。添加物の甘味料や香料も使わず、お子さまから大人まで、家族みんなで安心して楽しめる仕上がりになっています。
味わいは、ミルクとやさしい甘さが中心。そこに、ほんのりとコーヒーの香ばしさを感じられる、ほっとするようなバランス。お子さまが最初に飲むコーヒーとして、缶と並んで人気のアイテムです。
「UCCミルクコーヒー(カフェインレス)」はUCC公式オンラインストアでも購入できますので、気になる方はこちらへ!

4.海外でも売っているってホント?
これも「ホント」!
もしかしたら、「海外のスーパーマーケットで見たことがある!」という方もいるかもしれませんね。画像は、アメリカ等で販売されているものですが、日本国内で販売されているものよりちょっと太め。国や文化を越え、世界でも、誰かの心をそっと和ませているのです。

5.何度もリニューアルしているってホント?
はい、こちらも「ホント」です。
今の「UCC ミルクコーヒー」はちょうど10代目になります。
画像の上段左の「UCCコーヒーミルク入り(当時の商品名)」が初代。缶の上部がこれだけ他と違っているのがわかりますか?初代缶は、今では開け方がわからない人もいそうな“穴開け式”でした。缶についてきた専用オープナーで、飲み口と空気穴の2つの穴を開けて飲むスタイルです。その後、時代の流れとともに、数々のリニューアルを重ねながら皆さんの前に登場してきました。
こうして並べてみると、当時の暮らしや流行、社会の空気までが伝わってくるような・・・。その変化のひとつひとつに、当時の“今”が映し出されているようにも感じますね。

昭和と令和をつなぐ「UCC ミルクコーヒー」のムービーもご覧ください。
6. コラボレーション缶があるってホント?
こちらも「ホント」です。
これまでに数多くの人気アニメやキャラクターとのコラボレーションを展開してきました。数量限定や地域限定といった希少性もあり、コレクターの間でも話題になるほど。そして、どんなデザインであっても、不思議と「UCC ミルクコーヒー」の色彩がしっくりと馴染んでしまうのです。
特別に、過去に販売した一部をご紹介。あなたが知っているコラボ缶はありますか?


7.すごく甘いってホント?
これは・・・YesともNoとも言えません!
なぜなら「味わいの感覚」はひとそれぞれだから。
「ほっとする味」として親しまれてきた「UCC ミルクコーヒー」。昔よく飲んでいた方の中には、「けっこう甘かったな」・・・そんな記憶が残っている方もいるかもしれません。
でも実は、時代とともに缶のデザインだけでなく、中身もアップデートしています。2019年に、誕生から50周年という大きな節目を迎えたときにも、より多くの方に寄り添う存在であり続けるために味わいとパッケージをリニューアルしました。
いまの10代目は、“ミルクに合うコーヒー”を追求し、アラビカ種コーヒー豆を100%使用しています。コーヒーとミルクのバランスを丁寧に見直すことで、こだわりのコーヒーとまろやかなミルクによる「“ミルク感の強い“おいしさ」へ。最近飲んでないなという方はぜひ手に取って、そのやさしい進化を体感してみてくださいね。
⽇本から始まった世界初の⽸コーヒー、当時の姿を昭和100年の今、復刻
2025年、昭和で言えば100年目となるこの記念すべき年に、『UCCコーヒーミルク入り 缶250g』(以下、復刻缶)を数量限定で発売しました。

復刻缶のモデルは初代缶。世界初の缶コーヒーとして多くの人々を驚かせた、そのデザインと味わいをアレンジ、パッケージデザインを再現しています。発売当時のレシピをもとに、昔ながらの“しっかりとした甘さ”と“コーヒー感のある味わい”を、現代の感覚に寄り添うかたちで丁寧に仕上げました。
あの頃の空気を、そのまま缶に閉じ込めたような、懐かしくも新しい一本。公式オンラインストアやコンビニエンスストアなどで販売中です。数量限定ですので、気になる方はUCC公式オンラインストアなどで早めにお求めください!
魅力を知ると、もっとおいしくなる
缶コーヒーの歴史を切り開いてきた「UCC ミルクコーヒー」は、たくさんのストーリーと想いを積み重ねてきました。
長い歴史の中で生まれたトリビアの数々。知れば知るほど、「なんだか、また飲みたくなってきたな」——そんな気分になった方もいるかも。次に口にしたその一缶には、きっと“やさしい驚き”が待っているはずです。
→ UCC ミルクコーヒー ブランドサイトはこちら
→ UCC公式オンラインストアでのご購入はこちら(4本単位からお求めいただけます)
監修:UCC COFFEE MAGAZINE編集部
今すぐおいしいコーヒーを淹れたい!と思ったら…
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