富山県『T五』×『ゴールドスペシャル スペシャルブレンド』コーヒーの、おいしい恋活 vol.1 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

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富山県『T五』×『ゴールドスペシャル スペシャルブレンド』
コーヒーの、おいしい恋活 vol.1

コーヒーの傍らに、その味や香りと相性ぴったりのスイーツやフードがあると、ちょっとうれしくなりますよね。そんな幸せなマリアージュを求めて、いざ日本全国へ。 各地の銘菓や特産品などをコーヒーとの組み合わせとともにご紹介します!

富山県のカラフルな銘菓『T五(ティーゴ)』(薄氷本舗 五郎丸屋)

「コーヒー、のおいしい恋活」。1回目のお相手は、『T五(ティーゴ)』という、富山県を代表するお菓子。カラフルな美しさ、愛らしい形に、見ただけでキュンとしてしまいそう。一口かじると、パリっとした食感とともに和三盆のやさしい甘みが広がり、スッと溶けていく後味もたまりません。

富山にはもともと、『薄氷』という伝統的な銘菓があります。その名の通り、冬、水面に張る薄氷を模した干菓子で、5代目五郎丸屋八左衛門が宝暦2年(1752年)に考案したもの。富山特産の新大正米を使用した薄い煎餅に、阿波特産の高級な和三盆糖を、独特の製法で刷毛塗りして作られます。『T五』は、「この伝統的な『薄氷』が現代にも愛されるように」という、五郎丸屋の16代目当主、渡邉克明さんの思いから誕生しました。『T五』の「T」は、 TONE(色合い)、 TASTE(味わい)、TOYAMA(富山)などを表し、「五」は桜、抹茶、ゆず、和三盆、胡麻という「五味五色」を表しています。

『T五』のこだわりは、厳選素材と熟練の手仕事

『T五』は、『薄氷』の伝統を受け継ぎ、原材料には選び抜いた国産の自然素材のみを使用し、製造はすべて手作業。富山特産の餅米・新大正米を原料に薄くのばし、徳島県阿波産の和三盆を代々伝わる手法で1枚ずつていねいに刷毛塗りするという過程には、熟練の職人が2日間もかけているとか! 繊細な食感と味わいは手間をかけてこそ生まれるのですね。

パッケージにも美しい配慮

こうしてていねいにつくられた『T五』は、1枚1枚、手作業で箱に詰められます。パッケージの美しさも『T五』のこだわり。地元富山で活躍するデザイナー・宮田裕美詠さんが企画段階から参画。『T五』の5色のパステルカラーを使った箱のデザインを生み出し、『薄氷』と同様に、綿の緩衝材を使っています。富山の自然を写した写真が1枚入っているのもうれしい演出です。

目にも華やか、5種の味わい

『T五』を彩る、桜、抹茶、ゆず、和三盆、胡麻の「五味五色」。いずれも素朴でやさしいおいしさを持っていますが、それぞれの色合いと、代表的な味覚を主役にした味の個性を楽しめるのも魅力です。

胡麻(滋味): 季節の合間である土用を表す「玄」と呼ばれる黒色。
無農薬栽培による国産の胡麻の、豊かな滋味。
和三盆(甘味): 雪国の冬のぬくもりをイメージした真珠のような白色。
高級砂糖として名高い、阿波の和三盆のまろやかな甘味。
柚子(酸味): 陽の光の恵みをイメージした鮮やかな黄色。
富山県庄川産の柚子果汁の、豊かな香りと酸味。
抹茶(苦味): 樹々や草の息吹をイメージした深い緑。
京都宇治の石臼挽き抹茶をふんだんに用いた、濃厚な味わい。
桜(塩味): 待ちかねた雪国の春のよろこびをイメージした薄紅色。
ほのかに香り立つ桜を使った、上品な塩味。

【コーヒーマリアージュ】『T五』には、酸味と苦味のバランスのよいコーヒーを

ここからは、UCCのR&Dセンターで味わいに関するデータ分析の担当者が解説します!

それではコーヒーマリアージュ、してみましょう!
『T五』は、素朴でデリケートな味わいのお菓子。 ベストパートナーとしておすすめしたいのは、それを包み込んで引き立てる、酸味と苦味のバランスの取れたブレンドコーヒーです。桜(塩味)、抹茶(苦味)、柚子(酸味)、和三盆(甘味)、胡麻(滋味)というほのかな風味の違いにも柔軟に寄り添い、さまざまな味の重なり合いや広がりを感じることができるでしょう。

5つの味がコーヒーの異なる表情を引き出してくれる

また、それぞれの風味ごとに、コーヒーにブレンドされた異なる個性が引き出され、コーヒーの奥深い魅力も楽しむことができるのも、この組み合わせならでは。例えば、 桜の塩味はコーヒーの酸味をやわらげ、甘い風味を際立たせます。抹茶の苦味はコーヒーのほろ苦さと重なり合って深い味わいを生み出します。柚子の酸味はコーヒーの中にもあるフルーティーな酸味を引き出し、胡麻の香ばしさはコーヒーのロースト感と重なり重厚な香りを引き立てます。

『T五』のベストパートナーは『ゴールドスペシャル スペシャルブレンド』!

そんな相性の良さを楽しめる、『T五』にもっともマッチするコーヒーは、『ゴールドスペシャル スペシャルブレンド』にキマリ!『ゴールドスペシャル』シリーズは、さまざまな豆をブレンドしてから一気に焙煎するのではなく、産地や銘柄ごとに最適な火加減で「単品焙煎」してからブレンドします。なかでも、この『スペシャルブレンド』は、酸味、苦味、コクがほぼ均等。ロースターのこだわりが生んだ絶妙なバランスが、『T五』との豊かなマリアージュを叶えてくれること間違いなしです。

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富山県の大自然を想像しながら、コーヒータイムを

『T五』は、2013年には観光庁主催「世界にも通用する究極のお土産」に、2014年には経済産業省「The Wonder 500」に選ばれ、2017年に全国菓子大博覧会(三重)名誉総裁賞を受賞するなど、多くの栄誉に輝いています。
こうして富山の新たな銘菓として愛されているのは、『薄氷』の伝統を大切に受け継ぎ、「富山の豊かな自然の色、かたち、手ざわりをそのままに、菓子に映して残したい」という想いが生きているからでしょう。

五郎丸屋が270年にわたって店を営むのは、富山県小矢部市。
江戸時代には、加賀金沢と越中高岡を結ぶ交通の要となり、前田藩の下、難所である倶利伽羅峠を控える宿場町としても賑わったそうです。
その倶利伽羅峠は、源氏と平家が興亡の明暗を分けた合戦の舞台としても知られますが、いまでは桜や紅葉の名所に。さまざまな滝のある宮島峡も見どころのひとつ。すぐに行かれないという方も、『T五』ならお取り寄せも可能です。お土産でいただく機会もあるかもしれません。
そんなときにはぜひ、四季折々の富山の自然、老舗の歴史を想像しながら、『ゴールドスペシャル スペシャルブレンド』とともに、『T五』のあるコーヒータイムをお楽しみください。

 ご紹介した富山の銘菓T五(ティーゴ)は以下でお買い求めいただけます。
 薄氷本舗 五郎丸屋 
 932-0045 富山県小矢部市中央町5-5
 電話:0766-67-0039 FAX:0766-67-6430 

半澤 拓(はんざわ・たく)
2011年入社。UCCの研究施設イノベーションセンターにて研究開発業務に携わる。
2016年にコーヒーと食べ物の食べ合わせを分析する「フードマッチングシステム」を開発。コーヒーの味や香り、食べ合わせに関する研究報告やセミナーなど多方面で活躍。

UCCの「フードマッチングシステム」ほか、おいしい!を極める技術について興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

▼コーヒーマリアージュについての記事はこちら


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