「UCC THE BLEND（ザ・ブレンド）」がリニューアル！おなじみ「114」「117」にはどんな意味があるか知っていますか？

インスタントコーヒーの「UCC THE BLEND」は1988年に誕生以来、約35年もの間愛され続けているロングセラー。そのUCC THE BLENDが、2022年9月にリニューアル。どのように変わったのか、担当者に話を聞きました。

INDEX

途方もない数のブレンドから厳選されたブレンド

「UCC THE BLEND（ザ・ブレンド）」のパッケージに、大きく記されている「114」「117」。この数字が何を意味しているか知っていますか？

これは、UCCが商品を開発した時のブレンドナンバーで、当時500種類ものブレンドサンプル（試作品）の中から、コーヒー鑑定士が選んだ「114」番目と「117」番目のブレンド、それをそのまま商品名にしたものなのです。

左：ザ・ブレンド114　あまい香りとやわらかな味わい
右：ザ・ブレンド117　深いコクと豊かな味わい

2022年9月リニューアル！味覚とパッケージデザインに注目

リニューアルの注目ポイント「味わい」と「パッケージ」を詳しくご紹介します。

バランスの良さに、コク感がアップ！

今回のリニューアルでは、ファンから支持されてきたこれまでの味わいは守りつつ、トレンドに合わせてコク感をプラス。もちろん、開発当時から約35年間、大切にしてきたコク・苦味・酸味のバランス感は健在です。

作りたてはもちろん、冷めても美味しく感じられる、まるでドリップコーヒーのような本格的な味わいを持つインスタントコーヒーを目指しました。いつもドリップで淹れるコーヒーを愛飲している人にもきっと満足していただける自信作です。

20年ぶりにパッケージデザインをチェンジ

パッケージのリニューアルは、実は2001年以来。「500種類のブレンドサンプルから選び抜いた味わい」という商品の最大の特徴をより明確に伝えられるように変更しました。

味覚のチャートは商品正面に配置し、「114」「117」のナンバーが持つ意味の解説を、英語表記から日本語表記に変更。さらに「114」に香りの表現を追加して、店頭でもお好みの味わいを選んでいただきやすいよう、より具体的な味覚表現にしました。

「UCC THE BLEND（ザ・ブレンド）」を生み出したUCCの誇るブレンド技術

「ブレンド」とは、コーヒー豆の持つ個性を掛け合わせて新しい味を生み出すこと。コーヒーの味を創造するにあたり、この重要な工程のひとつを名前に冠した「UCC THE BLEND（ザ・ブレンド）」は、UCCが長年培って磨いてきた、“ブレンド技術への誇り”を形にした商品でもあるのです。

こちらが1998年の発売当時のデザイン。50gと100gで展開し、こちらは50g入りのタイプです。「懐かしい」と思ってくださる方もいるかもしれませんね。

「UCC THE BLEND（ザ・ブレンド）」担当者のオススメの飲み方は？

「UCC THE BLEND（ザ・ブレンド）」の担当者からオススメの飲み方をご紹介します！

UCC マーケティング本部嗜好品マーケティング部嗜好品ブランドカレントチーム　藤間勇斗

「UCC THE BLEND（ザ・ブレンド）」は、今回のリニューアルでコク感をアップしつつ、ベースは苦み・酸味・コクのバランスがとれた「本格的な味わい」になっています。

1杯目は本来のおいしさを感じていただきたいので、ぜひブラックで。
もちろんミルクを加えても楽しめます。特に「117」はミルクとの相性が抜群。カフェオレを作る時は、少なめのお湯でよく溶かしてからミルクを入れてください。もしくはホットミルクに直接入れて溶かしても、お好みの濃さに調整しやすいですね。その手軽さや融通が利くところも「UCC THE BLEND（ザ・ブレンド）」の良いところです。