10月、実り色づく月の『鴛鴦茶風コーヒーゼリー』- 12か月のコーヒーゼリー –

シンプルな「ザ・コーヒーゼリー」も良いけれど、実はコーヒーゼリーって、とても自由で、もっと可能性を秘めた食べ物なのではないか・・・と、コーヒーゼリー好きのMAGAZINEスタッフは考えました。

コーヒーゼリーラバーへ贈る、『12か月のコーヒーゼリー』。毎月ひとつずつ、これから迎える季節に合わせたコーヒーゼリーのレシピをご紹介します。

INDEX

今月のコーヒーゼリー
『鴛鴦茶風コーヒーゼリー』

今回のゼリーの名前、すんなり読めましたか？
「鴛鴦茶」の読み方は「えんおうちゃ」。「鴛鴦」とは、仲の良い夫婦の例えでおなじみの「オシドリ」のことです。「鴛鴦茶」はコーヒーと紅茶を混ぜた、香港ではポピュラーな飲み物で、広東語の発音で「ユンヨンティー」「インヨンティー」などと紹介されていることもあります。

今回は、その「鴛鴦茶」にヒントを得て、コーヒーゼリーと紅茶ゼリーをひとつの器に盛り付けてみました。色味の濃い方がコーヒーゼリー、明るい方が紅茶ゼリーです。香港の「鴛鴦茶」は、最初からミルク＆お砂糖を加えることが多いそうなので、ゼリーはどちらも無糖ですが、練乳を添えて。

材料（グラス2杯分程度）

コーヒーゼリー
　リキッドコーヒー　400ml（柔らかめ）
　粉ゼラチン　5g
紅茶ゼリー
　リキッドティー　400ml（柔らかめ）
　粉ゼラチン　5g
練乳　お好みで

作り方

コーヒーゼリーと紅茶ゼリーを作ります。

固めるときの容器は、全量が入るボウルや保存容器など、口が大きく、スプーンなどでクラッシュしやすいものがおすすめです。

作り方はこちらの記事を参考にしてください。
→【永久保存版】コーヒーゼリーの基本の作り方 | ゼラチン・アガー・寒天の違いも解説！
固まったコーヒーゼリー、紅茶ゼリーを適度にクラッシュしてグラスに盛り付けます。練乳をピッチャーなどへ入れて添えます。

■ポイント・コツ

ゼリーをクラッシュするときは、やりすぎないこと！角が残って、光が当たるとキラキラするくらいを目指しながら崩してみましょう。このレシピは少し柔らかめですが、お好みでもう少し固めのゼリーにしてみても。

今月のコーヒーゼリー、紅茶ゼリーに使用したコーヒーは『職人の珈琲無糖 PET900ml』と『紅茶の時間ストレートティー無糖 PET900ml』

今回の使ったのは、『職人の珈琲無糖 PET900ml』と『紅茶の時間ストレートティー無糖 PET900ml』です。

もちろん、ドリップしたコーヒーや茶葉から淹れる紅茶で作っても良いのですが、2種類のゼリーを作る手間を考えると、ここはやっぱりリキッドタイプの出番。手軽なだけでなく、しっかり本格的な味わいなのも、推したい理由です。

いただく前に練乳をとろーーり。
縦長のグラスなどにコーヒーゼリーと紅茶ゼリーを上下に重ねて盛り付けても良いのですが、広口の器に左右半々に盛り付けてみると、さらに楽しいデザートになりますよ。
コーヒーの深い苦味と紅茶ゼリーの華やかな香りを味わいながら、行ったり来たり…。そして最後は、鴛鴦茶のようにすべて混ぜてグイっと飲み干しちゃいましょう！