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シャリシャリ、ぷるん、がたまらない。『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』(寿製菓)
今回ご紹介するのは鳥取県「寿製菓」の『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』。
和梨そっくりの色と形をした入れ物ごと冷やして蓋を開けると、上部に小さなダイス型の二十世紀梨がぎっしり。シャリシャリとした梨の食感と、それを包み込むぷるんとしたゼリーの喉越しがたまりません。
まさに果物とスイーツのいいところどり。暑くて食欲がない時や、梨を食べたいけど剥くのがちょっぴり面倒だな、そんな時にもぴったりです。
「寿製菓」の創業は1952年(昭和27年)です。その歴史は創業者となる河越庄市氏が、飴売りの人に偶然出会ったことから始まりました。当時は戦後間もなく、甘いものが貴重な時代。河越庄市氏は「自分の天職はこれだ」と思い、製造方法を学んで販売を開始したのだそうです。
初めは飴やキャラメルの販売が中心でしたが、やがて商品の幅を広げ、今では大きな企業に成長。豊かな農作物や伝説に彩られた鳥取の魅力を、お菓子とともに伝え続けています。
『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』もまた、鳥取県の代表的な果物である二十世紀梨のみずみずしさを伝えたいという思いから、2002年(平成14年)に誕生しました。テレビにも数多く取り上げられ、「お菓子のオリンピック」とも言われる「全国菓子大博覧会」では、飛ぶように売れて品切れになることもあるそうです。
千葉と鳥取を結ぶ、135年の物語
『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』の主役は「二十世紀梨」。今や鳥取県を代表する果物で、花は県花にも選定されていますが、ここに至るまでは135年に及ぶ物語がありました。
実は、二十世紀梨の故郷は千葉県。1888年(明治21年)に松戸市で発見されたのが始まりです。当時13歳だった松戸覚之助少年が、親戚の家で自生していたみすぼらしい幼木を譲り受け、なんと10年もの歳月をかけて根気よく育てたところ、抜群においしい青梨が実り、評判になりました。
最初は「新大白」という名でしたが、1904年(明治37年)に「新世紀を代表する品種になるだろう」と「二十世紀」に改名され、同年、北脇永治氏により鳥取にも導入されたのです。
鳥取の気候が二十世紀梨に合ったこともあり、栽培面積はぐんぐん広がり、日本トップの生産量を誇るまでに。13歳の少年が見つけて10年育てた木がすべての始まりだと思うととても尊く感じられますね。
栽培管理の難しさを乗り越えて
鳥取の気候と相性が良いとはいえ、黒斑病にかかりやすいなど繊細な一面もある二十世紀梨を育てるには、農家のたゆまぬ努力も欠かせません。剪定、摘蕾、受粉、摘果、袋かけ、収穫などは、いずれも手作業。黒斑病に加えて、台風・大雪への対策も必要になり、卓越した栽培管理の技術とたいへんな手間が必要なのです。
『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』は、地元の農家が精魂こめて育てたものを仕入れて使用しています。透き通った果肉、シャリシャリとした食感、さわやかな甘み、ほとばしる果汁。感謝とともに噛みしめたいですね。
試行錯誤の末にたどりついた「感動」の味
さらに『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』には、良質な素材を活かし切る工夫もたくさん詰まっています。開発時の課題は「どうしたら梨本来の食感をうまく残して食べやすくできるか」「その魅力をまるごと伝えることができるのか」でした。試行錯誤の末、小さなダイス型に行き着き、ゼリーの柔らかさや容器の形状や色にもこだわってできたのがこの商品なのです。
その甲斐あって『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』は寿製菓を代表する人気商品になりました。わかりやすく、しかも一度聞いたら忘れないユニークなネーミングは、当時の企画営業担当者が、文字通り「食べて感動した」ことからだそうです。
【コーヒーマリアージュ】
『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』には、まろやか、すっきり、水出しのアイスコーヒーを
ここからは、UCCのR&Dセンターで味わいに関するデータ分析の担当者が解説します!
それではコーヒーマリアージュ、してみましょう!
ジューシーで濃厚な果実感、口いっぱいに広がった甘味が幸せな余韻を長く感じさせてくれる『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』のお供としておすすめしたいのは、水出しコーヒーです。
熱を加えず時間をかけて抽出することで、まろやかですっきりとした味わいになり、またコーヒーの香りが液中にじっくりと溶け込んでいるので、喉を通り過ぎる瞬間に、豊かな香りがふわりと広がります。
「コールドブリュー」とも呼ばれる水出しコーヒー。実はフルーツとの相性がとても良いのです。たとえば旬のフルーツやリラックス効果のある香り高いハーブを、コーヒーバッグと一緒に浸け込んだ「フルーツ・コールドブリュー」も、夏におすすめのアレンジです。
そんな水出しコーヒーを『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』と合わせれば、ゼリーの甘みがコーヒーの爽やかな後味と溶け合い、コーヒーもまたフルーティーな華やかさを纏い、それぞれの持つまろやかで透き通るような味わいや、風味の広がり、長い余韻のハーモニーが、相乗効果で楽しめるでしょう。
『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』のベストパートナーは『UCCゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイスコーヒー』
『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』にぴったりの、すっきりまろやかで、香りの広がりを持つ水出しアイスコーヒーは『UCCゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイスコーヒー』です。
コーヒーのプロたちが、水で抽出することを前提に選び抜いた豆、焙煎、ブレンド。その柔らかいコクと爽やかな味わいは、『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』と個性を引き立て合い、夏にぴったりの組み合わせになるでしょう。
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みずみずしく、爽やかに。渇きをうるおすマリアージュ
遠い昔、13歳の少年が見つけて大切に育て上げ、最盛期には1500もの果実を実らせていたという松戸の原木は、残念ながら太平洋戦争の空襲で枯死してしまいましたが、鳥取に来た苗木のうち3本は、鳥取市内にある「とっとり出合いの森」で、樹齢90年を超えたいまも元気に実をつけています。
ゼリーの中でもシャリシャリと私たちを楽しませてくれる二十世紀梨は、日本の西と東をつなぎ、長い年月を紡いできた果物なのですね。「幸水」「豊水」といった名前で知られる和梨も、実は二十世紀の子孫だそうですよ。
鳥取県と聞いて、真っ先に砂丘を連想する人も多いことでしょう。また、寿製菓のもうひとつの銘菓「因幡の白うさぎ」のもとになった有名な古事記の伝説を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。
多様な表情でロマンをかきたててくれる鳥取県ですが、まだ暑さの残るこの季節には『鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です。』と『UCCゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイスコーヒー』をお手元に、二十世紀梨の物語に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。そのおいしさに力をもらい、喉の渇きをうるおして、元気に夏を走りきりましょう。
ご紹介した鳥取県の銘品「鳥取二十世紀梨ゼリー感動です。」は以下でお買い求めいただけます。 オンラインショップ
半澤 拓(はんざわ・たく)
2011年入社。UCCの研究施設イノベーションセンターにて研究開発業務に携わる。
2016年にコーヒーと食べ物の食べ合わせを分析する「フードマッチングシステム」を開発。コーヒーの味や香り、食べ合わせに関する研究報告やセミナーなど多方面で活躍。
UCCの「フードマッチングシステム」ほか、おいしい!を極める技術について興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。
▼コーヒーマリアージュについての記事はこちら
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