東京・上野、緑豊かな公園と文化施設に囲まれた「黒田記念館店」

上野動物園、東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、などの文化施設が点在する上野恩賜公園。この、東京屈指の観光地の近くに「上島珈琲店 黒田記念館店」があります。

上野駅からは、緑豊かな公園をお散歩がてら歩いて10分ほど。交差点の向こうにテラス席がいかにも気持ちよさそうな煉瓦造りの建物が見えたら、ここが「上島珈琲店　黒田記念館店」です。

開店から10周年
洋風に和のテイストがグッと新鮮なレトロモダン空間

「黒田記念館店」は、日本近代洋画の父ともいわれる黒田清輝の遺作を展示するミュージアム、「黒田記念館」の別館にあります。本館は国の登録有形文化財となる、煉瓦造りの趣のある建物。別館にある「黒田記念館店」も、その世界観を踏襲した洋館の佇まいが印象的な店舗です。

また皆さまのご愛顧のおかげで、2023年9月4日に開店から10周年を迎えます。（記事の最後に、お店からの感謝を込めたお知らせがありますので、お見逃しなく！）

店内は1階と2階に分かれており、1階には注文カウンターと、カウンター席が11席。春は桜が楽しめるという心地の良いテラス席も。

また、ゆったりとした時間を過ごしたいなら、このお店らしさがより満喫できる2階へぜひ！

43席ある2階フロアは、天井が高く、窓からは陽光が差し込み、いかにも居心地の良さそうな空間が広がっています。

通常の上島珈琲店がダークな色調でまとめてあるのに対して、「黒田記念館店」は天井が白塗りであるなど、明るめの印象。店内の木材も、米唐檜（べいとうひ）という檜の一種を使用して、他店舗とは違う空間作りを行なっています。

インテリアは、1950年代のシンプルでモダンなミッドセンチュリースタイルに和のテイストを加えたレトロモダンな雰囲気。

例えば、木材でつくられた格天井（ごうてんじょう）、繊細な彫刻がほどこされた欄間（らんま）、窓にしつらえたカーテンなど、さながら和洋折衷スタイルの老舗ホテルを思わせる落ち着きがあります。随所に工夫が施され、 思わず写真を撮りたくなる造作があちこちに！

椅子やテーブルにもこだわりがあり、椅子はヴィンテージチェアやアンティークチェアが並び、テーブルはリラックスするのに丁度いいローテーブルもあれば、仕事や作業をするのに適した高さのテーブル席もあります。その日の気分や目的で席が選べるので、使い勝手も良さそうです。

黒田記念館店のおすすめメニュー　
期間限定のオリーブコーヒーとは！？

メニューはというと、「上島珈琲店」こだわりの「ダブルネルドリップ」方式で淹れたコーヒーや看板メニュー「ミルク珈琲」の他にも、登場するたびに話題を呼ぶ、意外性のあるメニューも。店頭で見かけて、実際に飲んで、おっ！と思ったことのある方も多いのではないでしょうか。

意外性の勝利！ 誰かに話したくなる新商品
「コーヒースパークリング ～芳醇オリーブ仕立て～」

「黒田記念館店」のおすすめメニューを教えてもらいました。
暑い中にも秋の気配を感じられるようになった今、おすすめしてくれたのは、なんとオリーブオイルを使ったアイスコーヒー「コーヒースパークリング ～芳醇オリーブ仕立て～」。

ダブルネルドリップ方式で淹れたコーヒーを炭酸水で割った爽やかな「コーヒースパークリング」に、イタリアシチリア産オリーブオイルとサトウキビのシロップを混ぜたものを合わせてつくるのだとか。さらに、上にはバニラアイスクリームとホイップクリームをダブルでトッピングしたドリンクです。

説明を聞いただけでは、正直どういう味なのか想像できなかったのですが、実際に飲んでみると、オリーブオイルとシロップをあらかじめ合わせることで、まろやかさとやさしい甘みが生まれるのを実感。かすかなオリーブオイル特有の青っぽさに、「コーヒースパークリング」のスカッと感との相乗効果で、爽快感のある味わいに仕上がっています。
上にのったクリームは、実はまとめ役。一緒に食べるのがポイントです。

クセになりそうなおいしさは、他の人にも伝えたくなります。
ドリンクとはいえ、飲む食べ物のような様相もあり、残暑で体がだるいときや、なんだか疲れているとき、元気づけにオーダーするのもよさそうです。

軽食もおやつも　
淹れたてコーヒーと一緒に楽しみたい

「黒田記念館店」のフードメニューの一番人気は上島珈琲店定番の、BLTサンド。サンドイッチ類は、イートインの方もいらっしゃれば、テイクアウトにして、近隣の公園で楽しむ方も多いのだとか。

のんびりくつろげるお店の空間、ピクニック気分で広々とした緑豊かな公園、どちらのシチュエーションも選べるのは、豊かなロケーションにある「黒田記念館店」ならではですね。

コーヒーブレイクで立ち寄るなら、注文カウンター前のショーケースに並べられたケーキや焼き菓子などもおすすめです。

担当者が語る「上島珈琲店 黒田記念館店」の魅力とは

くつろぎの空間を生み出す秘訣は、店舗のしつらえだけでなく、その店で働くスタッフの心配りにもあるようです。以前「黒田記念館店」の店長を務めていた、営業本部営業部の朝日翔太マネージャーに話を聞きました。

「お話ししたお客さまの顔は、ちゃんと覚えています」

「わたし自身は、現在いくつかの店舗のマネージメントを担当しているのですが、ここ「黒田記念館店」は、ビジネス街や駅の近くの店舗よりは、のんびりとした時間を楽しむ方が多いように感じます。また、1階と2階に分かれているのも特徴的です。

通常ドリンクはカウンターで受けとってご自身で2階へ運んでいただくのですが、以前お子様連れのお客さまへ、スタッフが自然に「席までお持ちします」と、2階に運んでいたことがありました。その時、お客さまに非常に感謝していただきましたが、そうした心配りでお客さまが喜んでくださることは、接客業ならではの喜びですね。  

公園に近いエリアならではの憩いの場　
心地よい時間も提供したい

『黒田記念館店』は Wi-Fiや電源環境も整い、落ち着いた静かな空間なので、ラップトップパソコンや資料を持って仕事をする人がいる一方で、文化施設や公園のあるエリアらしく、観光を目的とした海外からのお客さまも多くいらっしゃいます。またご近所にお住まいの方がペットの散歩の途中に立ち寄ったり、お茶の時間として利用されるケースも少なくありません。
おいしいコーヒーの提供はもちろん、いかに心地よく過ごしていただけるかも大事だと感じています。

ホスピタリティを大切にした人財育成プログラム

実は当社では、数年前からよりホスピタリティを大事にしたいという思いから、独自の人財育成プログラム（for You プログラム）を展開し、座学や実践など多方面から学ぶようにしています。

資格取得コースもあるんですよ。なかなかの難問ですが、合格するとバッジが取得でき、このバッジは『私も頑張ろう』というスタッフのモチベーションにつながっています。『黒田記念館店』では、このバッジを保有するスタッフが３名働いています。

この人財育成プログラムでは、学ぶだけでなく、『今日はこんなことをして喜ばれたよ』 といった毎日の接客のなかでのお客さまとの嬉しい出来事も、スタッフ間で共有します。プログラムと日々の気づきから、すべてのお客さまに笑顔になっていただける接客をスタッフ全員で心がけています。

古き良き喫茶店では、なじみのお客さまのコーヒーの好みを覚えていて『いつものでいいですか』と訊いたりしますよね。単にコーヒーを飲みに来るだけじゃない、心地よい関係と空間を求めて来店、という方のために「上島珈琲店」も、そんな喫茶店のよさを感じてもらえるお店でありたいです」 。

晴れた日には木漏れ日のエントランスが美しい「黒田記念館店」。美術館や上野公園を訪ねた際にはぜひお立ち寄りください。

開放感のあるテラスに、独特な雰囲気のしつらえ、そして笑顔のスタッフが、みなさまのご来店をお待ちしております！

10周年の感謝をこめて　
ワンドリップコーヒーを…！

下記期間中、「黒田記念館店」でご注文時に、この「マガジンの記事を見た」とスタッフにお声がけください。お試し用の「上島珈琲店 ワンドリップコーヒー」を差し上げます。

期間：9月4日（月）～9月8日（金）
おひとりさまおひとつまで／先着50名さまとさせていただきます

「黒田記念館店」へのアクセス、詳しい店舗情報はこちら

 上島珈琲店 黒田記念館店
東京都台東区上野公園12-53　黒田記念館別館　
TEL:03-5815-0411
7:30～19:00　不定休

「本当においしい珈琲」をあなたのおうちでも

心地よい空間と、豊かなひとときが楽しめる大人のためのコーヒー専門店「上島珈琲店」を、いつでもお楽しみいただけるのが、こちらのおうちで楽しめる「上島珈琲店」です。

レギュラーコーヒーは、コーヒー豆タイプ（5種類）、コーヒー粉タイプ（3種類）、ワンドリップタイプ（5種類）。またドリンクタイプには、そのまま飲めるPETボトルタイプ、たっぷり楽しめる1000mlの紙パックタイプをラインアップ。

味わいなどをテーマにアイテムごとに描かれた、目をひくタッチのイラストが目印。店頭で見かけた際には、ぜひ手に取ってみてくださいね。UCCオンラインショップでもお求めいただけます。

もっと身近に、もっと手軽に「上島珈琲店」自慢のおいしさをお楽しみください。

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