ペーパーフィルターを使って、お手軽な「珈作」をしてみませんか。
カーネーションを作りましょう
母の日に贈りたいカーネーション。もし生花がすぐに手に入らない時は、ペーパーフィルターで作ってみませんか。
ペーパーフィルターは、細かい皺のような加工が施された紙なので、何度も折ったり、くしゃっとしたり、広げたりがとてもしやすく、仮に折り方を失敗してもあまり気になりません。柔らかいので植物らしい雰囲気も醸し出してくれます。
おうちにあるものですぐできる簡単工作・・・ならぬ、珈作です。STAY HOME週間にお子さんと一緒に作ってみませんか。
用意するもの
ペーパーフィルターは白の三角錐型で2枚用意してください。今回は、1~2杯用の小さめのタイプを用意しましたが、大きいサイズでも構いません。あとは、赤いインクのペン・はさみ・マスキングテープを用意してください。
1. 色を塗ります
フィルターの曲線側に色を塗ります。中央にいくほど薄くなるようなグラデーションがおすすめ。丁寧に塗りつぶさず、むしろ粗めな塗り方の方がナチュラルな感じになります。両面、かつ接着部分もしっかり塗りましょう。
2. 折って花びらっぽく切ります
塗り終わったら、扇形を半分に折るのを3回繰り返します。
折った先を重ねたまま、はさみでV字にカットします。
広げるとこんな感じ。
3.2枚目を作って重ねます
もう1枚も同じように作ったら、こちらはフィルターを開いてくるっと裏返し、外側だった面を内側にしてから下部をつまみます。
※水性ペンの場合、直接塗った外側より内側の方が色が薄くなるので、色を塗った面(色の濃い面)を内側にするためです。外と内の色の濃淡差が無ければ、ひっくり返す必要はありません。
2枚目もくしゃっとつまんだら、1枚目のなかにしっかりと押し込んでから・・・
2枚重なった下の部分をキュッとつまみます。
4.花の形に整えます
つまんだ部分を、マスキングテープでぐるぐるとしっかりとめます。
花びらを広げながら形を整えて、完成です!
ペーパーフィルターは比較的丈夫なので、簡単には破れません。何度かくしゃっとして広げる、…を繰り返して、花びらっぽくしあげてみましょう。
使うペンや、色の塗り方を工夫してみると、また印象も変わりそうですね。たくさん作って花束にしても。
一杯のコーヒーに添えて
真っ白なカップ&ソーサーにそっと添えてみました。本物の華やかさにはかないませんが、手作りの温かみがコーヒーによく合います。紙なのでギフトやメッセージカードに貼り付けたりしても。
ずっと大切に飾っておけるペーパーフィルターカーネーション、作ってみませんか。
* * *
離れているお母さんへ贈りたくなるギフトはこちら。