コーヒーチェリーの収穫も終盤に
アロハ!UCCハワイ農園のスタッフです。
ハワイ島のUCC直営農園では、収穫も終盤にさしかかっているところ。今年は収穫が後ろ倒しになったこともあり、もうしばらく続く予定です。
さて、そんな真っ赤な実をつけてくれるコーヒーの木ですが、ライフサイクルは20年〜30年ほど。農園では持続的に生産できるように、4月に古い木を抜いて、新しいコーヒーの木を植える「植え替え」の作業を行います。そしてその時に植える苗木は、農園内の苗床で育てているもの。今月はそのすくすく育っている農園の苗床の様子についてお伝えします!
畑に植えられるのを待つ、コーヒーの苗木
苗床とはコーヒーの木の元になる苗を育てる場所のことを言います。下の写真は今のコーヒーの苗の様子です。畑に植えられるのを今か今かと待ちながら、元気に生育中です。
苗の種=コーヒー豆!まず種を取り出します。
まずは育苗の様子についてご紹介しましょう!
他の植物と同様に、コーヒーの苗作りのスタートは種から始まります。種はコーヒーチェリー(赤い実)の中から取り出すのですが、コーヒーチェリーの中には硬い殻に覆われた種が二つ入ってるのです。
詳しくは11月号をご覧ください!!
30〜40日で発芽します
筒状の小さなポットに土を入れ、1~2cmくらいの深さに種を埋めてあげると、30~40日ほどで写真のように発芽します。種の部分が少しずつ上に伸びていくのがかわいいですよね!
ハワイはコーヒーを育てるのに絶好の環境なので、ほぼすべての種が発芽してくれます。 日本でトライしたという話はよく聞きますが、うまくいかないことも多いのです。フレッシュな種が手に入りにくいことと、やはりハワイに比べると気温が低いことが原因かもしれません。
発芽からさらに1か月ほどすると、下の写真のようなこれもまたかわいい双葉が出てきてくれます。
遮光して苗を守りながら育てます
また育苗の時には、写真のようなメッシュによって光を遮った環境下で育ててあげることもとても大切です。強すぎる光は苗木にはよくないのですね。 でも真っ暗でもダメなので、適度な光が必要なのです。なかなかわがままですね(笑)。
発芽までは種の中に蓄えられた栄養分で育つのですが、双葉がでる頃には根も伸びてきていて、 この頃からは独り立ちして、葉と根から吸収した栄養で育っていくようになります。なので少量ずつ肥料を与えてあげることで生育をサポートしてあげています。
ただ今、元気に生育中〜
こうして元気に生育した姿が今の苗です。生育が進んで苗同士が密集しすぎると風通しが悪くなって病気になったり、光も十分に利用できなくなるので、 この頃になったら間隔を少しあけてあげるのもポイントです。
できた苗は来年の4月頃に畑に植え替えられることに。農園の木々を常に元気で新しい状態にしていくこともとても大切な作業です!元気に育ってたくさんのコーヒーチェリーをつけてくれることを祈りながら、これからも大切に育てていきたいと思います。
ぜひハワイ農園にお越しの際は「苗床」にもお立ち寄りください~~
UCCハワイから、クリスマスコーヒーのお知らせです!
ハワイ語で「メリークリスマス」を「MELE KALIKIMAKA(メレ カリキマカ)」と言います。 クリスマスと言えば、贈り物の季節。UCC HAWAIIでも直営農園で収穫された100%コナコーヒーを日本まで「クリスマスプレゼント」として、ハワイから大切な人へ発送致します。
さらにスペシャルとして、コナコーヒーフェスティバルのカッピングコンテストで優勝した農園産のコーヒーや、 コナコーヒーの中で最上級かつ希少な「エクストラファンシー」製品を販売開始しています。
これらの製品は、限られた時期にしか買う事の出来ない特別なコナコーヒーです。今だけのチャンスですので、UCC HAWAIIのHP ucc-hawaii.com からぜひお申し込み下さい。ご注文をお待ちしています~~!
では、
Mele Kalikimaka me ka Hau′oli Makahiki Hou!
(Merry Christmasu & A Happy New Year!)
今年一年、ありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願い致します!
UCCハワイ ⼩林(代表)&三⽊よりお伝えしました。
▼前回の農園レポートはこちら!
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