農園の重要なメンテナンス「除草作業」
今月はUCCハワイ農園の「除草作業」についてご紹介したいと思います。
UCCハワイはコーヒーを栽培、管理をするだけでなく、コナ地域を代表する観光農園のひとつとして、常に景観には気を配り、来園されるお客さまがいつでもキレイな景色をお楽しみ頂けるよう、除草を中心とした農園メンテナンスに努めています。
除草作業と聞いて、多くの皆さんはご家庭での草刈りや草むしりをイメージされるかもしれませんが、コーヒー農園ともなるとそのスケールもケタ違いです!
特にコナ地域はコーヒーの生育にとって最高の気温、降水量、養分がある反面、雑草の伸びも日本とは比べ物にならないくらい早いのです。
除草は2つの方法で行います
雨の多いシーズンには、除草後たったの2週間で膝丈ほどまで雑草が成長してしまいます。このような環境下で約40エーカー(東京ドーム3個半)の広さの農園を管理するのですから、単なる除草といっても侮れません!
除草は主に2つの農業機器を使って行います。
ひとつはトラクターに接続した大型の草刈り機。
Mowerと呼んでいる農業機器です。
大部分の雑草はコーヒーの木の列と列の間に生育するため、まずはここを大型機で除草します。
もうひとつが手動でコントロールする小型の草刈り機で、Weed eaterと呼びます。大型機では入ることのできない株間(隣り合わせのコーヒーの木の間)は、この手動の小型機で対応しています。
手動の小型機で除草をする際には、コーヒーの木に傷をつけてしまうと生育に悪影響がでてしまいますので、丁寧にケアしてあげることがポイントです。
除草時には小石などが飛んでくる場合もありますので、フェイスガード、手袋は必須です!
そして除草された草が各コーヒーの根元に集められると、微生物によって分解され、ゆくゆくはコーヒーの養分になります。
ハワイらしいとってもエコなシステムですね!UCCハワイではこのように雑草ともうまく共存し、自然のエネルギーをうまく使いながら農園管理をしています。
本日はあまり表に出ない農園スタッフの裏方仕事をご紹介しました。
是非農園にお越しの際には、コーヒーだけでなく一緒に生育する雑草にも注目してみてくださいね。
コナマラソン(マラソンとコーヒー)
ここからは、UCCハワイの関連情報です!
UCCハワイ農園のあるハワイ島カイルア・コナは1年を通して温暖な気候のため、野外でのスポーツイベントにとても適しています。その島で、UCCハワイの協賛のもと毎年6月に行われる「コナマラソン」は、コナの一大イベントです。
マラソンのきっかけは25年以上前、現地出身の日系人「ジョン・クニタケ」氏によって、コナの「街おこし」的なイベントとして地元ランナーの仲間たち数十人で開催されたのが始まりです。
年を追うごとに参加ランナーも増え、今では毎年約2000名が出場するビッグイベントとなりました。
フルマラソンの42.195kmとハーフマラソンに加え、初めてのマラソン参加者や小さなお子様のいる家族も参加できる10km・5kmランの種目も増えました。
こちらが、ジョン・クニタケ氏。今も現役で活躍されています。
コーヒーとマラソンの関係
ところで、コーヒーとマラソンは、意外なところでつながりがあるのをご存知でしょうか?
マラソンを走る前にコーヒーを飲んで参加すると、コーヒーに含まれる「カフェイン」が刺激を与え、飲まない場合と比べて好成績になると言われているのだとか。
実際、競走馬にカフェインを注射することは、違反になると言われていたり、コーヒーではないですが、コーラをレース中に飲むことはドーピングに触れるとされることもあるそうです。
そして、1970年代に活躍したアメリカマラソン界のレジェンド「フランク・ショーター」氏も、コナマラソンのゲストランナーとしてたびたび参加して、ランナーに向け「スタート前には、この大会のスポンサーでもあるUCC ハワイのコナコーヒーを飲みましょう!そうすれば、カフェインの効果でいつもより成績がよくなることがありますよ~!」とアピールしてくれています。
みなさんも、素晴らしい気候のもとで行われる「コナマラソン」に、日本からぜひご参加ください。スタート前では、コナコーヒーをたくさんご用意してお待ちしています。
それではまた来月お会いしましょう~マハロー!
UCCハワイ ⼩林(代表)&三⽊よりお伝えしました。
▼前回の農園レポートはこちら!
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