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カラダを温めるスパイスを使ったアレンジコーヒーを
今年8月の盛夏にご紹介した「スパイス＆ハーブ」を取り入れたアレンジアイスコーヒー3種は、ほてったカラダをクールダウンさせてくれるものでした。
今回は、同じ「スパイス＆ハーブ」でも、シナモンやオールスパイス、それにわさびなど、カラダが温まるものを使ったアレンジコーヒーをお届けします。前回同様、レシピはUCCコーヒーアカデミーの幸田講師が考案。気温がぐっと下がった日に、ゆっくりとくつろぎながら味わっていただきたい、とっておきのホットドリンクばかりです。
コーヒーにわさび（！）など、ちょっと意外に思われる組み合わせはきっとあなたの新しいコーヒー体験に。コーヒーの奥深い可能性をさらに感じられる秋の味覚を、ぜひお試しください。
アップルパイ風 りんごバターシナモンコーヒー
最初にご紹介するアレンジコーヒーは「シナモン」を使ったもの。スティックやパウダー、シュガー入りのものなども売られているので、わりと多くの方に馴染みのあるスパイスではないでしょうか。シナモンはクスノキ科の常用樹の皮を乾燥させたもので、漢方では「桂皮（けいひ）」「肉桂（にっき）」と呼ばれ、発汗、解熱、鎮痛、健胃、抗菌効果があるとされています。甘さを感じるエキゾチックな香りを持ち、カレーなどの料理にも使われます。
そのシナモンを、今回はりんごジャムとバターと合わせて、アップルパイを思わせるアレンジコーヒーに！
おいしく作るポイントは、バターとコーヒーを均一になるようにしっかりとミルクフォーマーで泡立てること。バターやりんごの風味を楽しむために熱めのホットコーヒーでつくりましょう。
材料（1杯分）
- コーヒー：140ml
- バター：10〜15g
- りんごジャム：大さじ1〜1.5
- シナモン（パウダー）：3〜5振り
作り方
- コーヒーを淹れる。
- カップにりんごジャム、バター、シナモンを入れておく。
- １のコーヒーを注ぎ、ミルクフォーマーで細かい泡が立って乳化するまで均一に泡立てる。
※ミルクフォーマーは表面に少し近づけて回転させると、より泡立ちやすくなります。
オススメの製品は「上島珈琲店 炒り豆 Pool N Bloom」
こちらのアレンジにオススメのコーヒーは、華やかな香りとフルーティーな酸味が感じられる上島珈琲店 炒り豆 Pool N Bloom。酸味のあるりんごジャムが加わることで、爽やかさがより際立つセレクトです。バターのコク、シナモンの香りと一緒に、ほっとするりんごの風味がおいしいホットドリンク。少し冷えを感じる朝、りんごジャムを乗せたパンと一緒に味わうのもいいですね。
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かぼちゃ味のブラックペッパーチーズオレ
次は「オールスパイス」と「ブラックペッパー」を使ったアレンジコーヒーです。「オールスパイス」の和名は「百味胡椒（ひゃくみこしょう）」。オール、と入っていると複数のスパイスのブレンドのように思えますが、和名からもわかるように、シナモンやクローブ、ナツメグなどのたくさんのスパイスをミックスしたような深みのある香りを持つ単一種です。
そして、もうひとつはおなじみの「ブラックペッパー」。ブラックの他にホワイトペッパーもありますが、風味が強いのはブラックペッパーの方。爽やかな香りと強い辛みが特徴です。
どちらのスパイスも、コーヒーのアレンジに使うのは意外な感じがしますが、今回はさらに「塩」「かぼちゃ」「クリームチーズ」等々も合わせるレシピ！さぞかし複雑な味わいかと思いきや…意外にもシンプルにおいしいチーズ・オ・レになります。
かぼちゃ色のクリームに、かぼちゃの種やキャラメルソースをトッピングすれば、見た目も秋感たっぷりの1杯に。
材料（1杯分あたり）
- コーヒー：65ml
- 牛乳：50ml
＜かぼちゃ入りクリーム＞ - クリームチーズ：15〜20g
- 生クリーム：25〜30ｍl
- かぼちゃ（つぶしてペースト状にしたもの）：大さじ１
- グラニュー糖：4〜6g
- 天然塩（岩塩など）：少々
- 粗挽き黒コショウ：少々
- オールスパイス：2〜3振り
＜飾り用＞ - キャラメルソース：適量
- かぼちゃの種：適量
作り方
- ボウルに室温に戻したクリームチーズを入れ、混ぜてクリーム状にしておく。
- かぼちゃ入りチーズクリームを作る。
別のボウルに、生クリーム、グラニュー糖、天然塩、粗挽き黒コショウを入れて、しっかりツノが立つ程度（9分立て）に泡立てておく。
[１]の柔らかくしたクリームチーズに、かぼちゃペースト、少量のホイップした生クリームを入れて固さを緩めながら混ぜ合わせたら、残りのホイップ生クリームもすべて加えて、全体を均一に混ぜ合わせる。 - カップに温めた牛乳を半分入れ、ドリップしたコーヒーを注ぐ。
- [４]の上に、[３]のクリームをたっぷり乗せ、好みでキャラメルソースを少量かけ、トッピングにかぼちゃの種を乗せる。
※かぼちゃペーストは、かぼちゃ1/8個を種を取ってラップし、電子レンジで約3分加熱してから、皮をむいてマッシャーやフードプロセッサーで潰します。
※チーズクリームは、各材料の量を増やして、まとめて作るほうが手軽です。
オススメの製品は「UCC おいしいカフェインレスコーヒー」
今回使用したコーヒーは、UCC おいしいカフェインレスコーヒー。まろやかなコクとゆたかな香りを感じられる味わいながら、カフェインレスなので、夜眠る前にも楽しめるのが嬉しい。かぼちゃやクリームチーズも加えたポタージュスープのようなアレンジなので、寒い夜の夜食代わりにもなりそう。
→ おいしいカフェインレスコーヒー ブランドサイトはこちら
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ホワイトチョコレートのわさびオ・レ
3つ目のスパイスアレンジコーヒーは、なんと「わさび」を使ったもの！
ツーンと鼻に抜ける辛みのあるわさびは、日本に古くから自生していたハーブのひとつで、辛味成分には抗菌作用があることも知られています。お寿司やお刺身だけでなく、肉料理のアクセントに使うこともありますよね。
そんなわさびを、ホワイトチョコレートと一緒にコーヒーに使います。コーヒーの熱で辛みが抜けるので、ホワイトチョコレートの甘味と調和して、ふんわりと香るわさびが心地よい爽やかさを感じる和風オ・レに。
材料（1杯分あたり）
- コーヒー：80ml
- 生わさび（またはペースト）：約1.5cm
- ホワイトチョコレート：10〜15g
- 牛乳：10〜20ml
- 生クリーム：20〜30ml
作り方
- わさびミルクを作る。
耐熱容器にホワイトチョコレートを割って入れ、牛乳をヒタヒタになるくらいに注ぎ、生わさび（またはわさびペースト）を加える。
600Wの電子レンジで60〜70℃に温め、取り出して均一に混ぜ合わせる。
甘みが足りなければ砂糖（分量外）を入れる。 - カップに[１]のわさびミルク、ホットコーヒーを注ぎ、より均一になるようミルクフォーマーで混ぜ合わせる。
- 飾り用としてホイップクリームを少量乗せる。（辛味が好きな方はホイップクリームに少量のわさびを加えて、ほんのり緑色のクリームにしても）
オススメの製品は「UCC 職人の珈琲 あまい香りのリッチブレンド」
合わせるコーヒーは、UCC 職人の珈琲 あまい香りのリッチブレンド。職人のコーヒーは焙煎の製法に特徴があり、「香りのための焙煎」と「コクのための焙煎」、それぞれ目的別に焙煎をしてからブレンドするWロースト製法を採用。この赤いパッケージの「あまい香りのリッチブレンド」は、名前の通り甘い風味と豊かなコクを感じられるブレンドで、酸味のバランスもいいコーヒーです。
今回のようにミルクと合わせる時にはコクのあるコーヒーがおすすめ。ホワイトチョコレートのこっくりとした甘さに、爽やかな酸味がわさびの風味と合わさって、わさびオ・レのおいしさを引き立ててくれるセレクトです。
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おもてなしの気持ちも添えられる、ホットアレンジコーヒー
寒い日のホットコーヒーはそれだけで落ち着いた心持ちにしてくれますが、ちょっと手を加えてスパイス＆ハーブ、また季節感のある素材を使ったホットアレンジコーヒーにすると、じんわりとカラダの奥深くまで温まって、よりリラックスした時間が過ごせそうです。
家族や気のおけない友人の集まりに、おもてなしの気持ちを込めて作ってみてはいかがでしょうか。意外性あふれるアレンジコーヒーに、「これ、どうやって作っているの？」と話も弾みそう！
足早に過ぎていく秋、すぐに本格的な寒さが訪れそうです。ぜひこの季節に、秋のスパイスアレンジホットコーヒーをお楽しみくださいね。
今すぐおいしいコーヒーを淹れたい！と思ったら…
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ポイントもたまっておトクにお買い物できる「UCC公式オンラインストア」へぜひアクセスしてみてくださいね。
