活気あるビジネスの中心地で、美味しいコーヒーを 

「大手町フィナンシャルシティ」は、大手町の再開発の一環としてできたオフィス中心の複合施設です。「ノースタワー」「サウスタワー」「グランキューブ」から成り、「大手町フィナンシャルシティ店」はノースタワーの1階にあります。

「東京のビジネスの中心地で仕事をする皆さんにも美味しいコーヒーを提供したい」という想いとともにオープンしました。 

東京駅から神田・日本橋へ。歴史散策にもぴったり 

大手町の駅から直結。外に出ることなく来られ、東京駅からも徒歩圏内という好立地。でもロケーションの魅力は他にも。すぐそばには「日本橋川」が流れ、「鎌倉橋」がかかっています。この橋を渡ればそこは神田や室町コレドへ通じる道です。「大手町フィナンシャルシティ店」は、東京散歩や歴史散策の途中で立ち寄るにもぴったりなのです。 

仕事の息抜きや散策の休憩にも 

この店舗には入り口が2カ所あり、ビルの中からもアクセスできる一方、外の入り口は「大手町仲通り」に面しています。美しい石畳、クスノキの並木やベンチなどがあり、ときにはイベントなども開催されるとか。お天気の良い日にはコーヒーをテイクアウトして、ここでのんびりするのも良さそうですね。 

店内はコンパクトですが、電源フリー席、フリーWi-Fi、モバイルバッテリースタンドはもちろん完備。完全分煙で、加熱式たばこ専用のスペースもあります。

フードメニューにはこの界隈の方に人気が高いビーフカレーをご用意。フィナンシャルシティのオフィスに勤務されている方には、朝11時までドリンクのサイズアップ無料という嬉しいサービスもあるそうですよ。また他店同様、ちょっとした手土産に最適な、レギュラーコーヒーのフレッシュキューブも注文カウンター前に揃っています。 

朝の出勤時間やランチタイムは一時的に混雑しますが、午後は比較的ゆとりがあるようです。
仕事の気分転換に、散策の休憩に、明るい店内で低く流れるジャズを聴きながら、ゆったりくつろぎにいらしてくださいね。 

新たなシステムを導入・検証するための旗艦店 

この店舗の何よりの特徴は、見えないところにあると言ってもよいかもしれません。この界隈には世の中をリードしている会社も多く、敷地内には「エコミュージアム」もあります。エコへの意識が比較的高めの環境の中で、ここは上島珈琲店がサステナブルな取り組みをはじめ、時代の変化にともなう施策を導入する際の旗艦店となっているのです。 

すでに上島珈琲店は、効率的な設備、フードロスの削減、サステナブルに調達されたコーヒー豆の使用、バイオマス素材の導入、マイタンブラーやマイバッグの利用促進などに取り組んでいますが、この店舗ではもう一歩踏み込んだ取り組みを試験的に実施しています。そのいくつかをご紹介しましょう。 

完全キャッシュレス決済で、よりスムーズに 

ひとつは決済の完全キャッシュレス化です。小銭に手間取らずスムーズに支払いを進めるための施策ですが、この店舗はもともとキャッシュレス決済の割合が高かったので、ご理解も得られやすいのではと、他店に先んじて踏み切りました。 

使い捨て資材の有料化。不要な場合はポイントも！ 

2022年8月からは「使い捨て資材の有料化」も試験的に開始しています。使い捨て資材とは、テイクアウト時に使うストローやカトラリーのこと。エコに対する理解がある方が多いことに加え、キャッシュレス決済なら、使い捨て資材を買うときに生じる5円10円といった小銭の支払いに手間取らずにすむためです。

もちろん「使わない」という選択もあり。とくにプレシャスカードをお持ちの方は、ストローやカトラリーを辞退するとポイントが還元されるので、申し出てみてくださいね。 

エコなだけじゃない。楽しく使えるリユースグッズ 

同時に「リユースグッズの推奨」も開始されました。リユースグッズとは、タンブラー、リユースストロー、リユースカトラリーのこと。お客さまのお好きなものをお持ちいただいても良いですし、店頭では上島珈琲店オリジナルデザインのリユースグッズもお求めいただけます。 

・タンブラー 

この店舗に限らず上島珈琲店では、マイボトルやマイタンブラーを持参するとドリンクが50円引きになります。上島珈琲店のものでなくてもOKです。でもまだお持ちでない方、興味のある方は、店頭にある上島珈琲店オリジナルのタンブラーをご覧になってみてください。 

ウェーブ形のタンブラーは持ちやすく、デザインのカスタマイズもできます。 
バンブーファイバータンブラーは、竹の繊維が配合されたバイオマス素材で、軽くてやさしい手触り。 

いずれも上島珈琲店のドリンクなら全サイズに対応しているので、「入りきらないのでは」と心配しなくても大丈夫。保温性、持ち心地、飲みやすさ、洗いやすさなどすべてに配慮され、傍に置いていても素敵です。購入するとドリンク1杯無料券がついてくるのも嬉しいですね。 

・リユースストロー、リユースカトラリー 

ステンレス製の「リユースストロー」は伸縮式なので持ち運びにも便利。
洗浄用のブラシもついています。 
「リユースカトラリー」は麦わらを配合した素材で、セットになっており、こちらも持ち運びに便利なケース付き。なんとお箸も入っていますよ。 

エコなだけではなく、ちょっとワクワクするリユースグッズ。「大手町フィナンシャルシティ店」を訪れたらぜひ注目してみてくださいね。 

この春デビュー、アップサイクルトレイ 

この春、こちらの店舗では新しいトレイもデビューしました。コーヒー抽出後の粉を30%配合。スタイリッシュなカラーはコーヒーの自然な色を活かしたもので、着色はしていないそうです。従来のトレイより大きめなので、カレーのお皿もゆとりを持って乗せられます。使ってみたい方はぜひ大手町へ！ 

デカボスコア（※1）で、貢献度をわかりやすく

この店舗には「デカボスコア」のPOPも置かれています。「デカボスコア」は Earth hacks株式会社（※2）が提供しているサービスで、たとえば、「バンブータンブラーを月3回×12ヶ月利用したら、二酸化炭素排出量が63%削減される」というように、ひとつのアクションのCO2e（※3）排出削減率を数値化してアイコンにしてあるのです。自分の行動が、どのくらい貢献できているのかがわかると、モチベーションもアップしますよね。

※1 デカボスコア 
生活者一人ひとりのアクションで脱炭素社会を推進する「Earth hacks^※（アースハックス）」のサービスとして、商品やサービスのCO2e排出削減率を可視化したマークです。お客さまが商品やサービスを選ぶ際の、環境価値における新しい選択基準として提供されています。

※2 Earth hacks株式会社 
博報堂と三井物産が共同出資した株式会社。Z世代をはじめとした脱炭素に関心がある方はもちろん、まだよく知らないという方にも、脱炭素に向けた活動を身近に感じていただけるよう、ライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォーム「Earth hacks」を運用しています。 

※3 CO2e 
さまざまな種類の温室効果ガスについて、温暖化への影響の大きさを統一的に表す尺度のことです。 

「人財」というもうひとつのサステナビリティ 

スタッフたちの気持ちよい応対や生き生きした笑顔も印象的です。取材時、入っていらした海外のお客さまにも英語で対応。大手町に集うお客さまのことを考え、率先して勉強したのだそうです。 

共創をめざして。持続可能な人財育成プログラム 

そこにはこの店舗が力を入れている、もうひとつのサステナブルな取り組みが息づいています。お客さまとともに価値を見出す「共創」をめざして上島珈琲店が設けた、人財育成のための「for You プログラム」です。 

たとえば店舗でアルバイトをすることになったとき、マニュアル通りの作業を学ぶだけでは、ドリンクの作り方を覚えて出したという経験で終わってしまいます。でも理念を理解し、主体的に考えながらお客さまとも関係が築ければ、小さいながらも良い波及を世の中に生み出せるかもしれません、その人の中でも持続的な財産となって後輩に受け継いだり、違う世界でも活かすこともできるという意味でサステナブルなのですね。 

お客さまとのやりとりにも大切な「for Youプログラム」 

資格試験もある「for You プログラム」は、さきほど紹介したような他のサステナブルな取り組みを伝えることにも寄与しています。とくにこの店舗ではさまざまな施策をいち早く導入している分、お客さまに伝える力もより大切になるため、このプログラムをしっかり推進して「共創を実現できる人財」の育成に力を入れているのです。 

・お客さまのとまどいを、丁寧な対応で共感へ 

こんな話を聞きました。
あるスタッフが、有料のカトラリーにとまどわれているお客さまに気づきました。胸元の社員証から大手町フィナンシャルシティのオフィスにお勤めの方だとわかったので、「こちらにお勤めなら11時までサイズアップも無料になりますよ」と特典をご案内しながら、カトラリー有料化についても丁寧にお伝えしたところ、よい取り組みであることに共感くださったとのこと。

タンブラーについても実際に手にとっていただきながら説明すると、購入されただけではなく、数日後には同僚の方と再来店され、その同僚の方も購入してくださったそうです。 

このスタッフも「for Youプログラム」の有資格者だとのことですが、どうしたらお客さまに寄り添って共感に導き、ハードルが高めの施策の価値も共有できるかが見えてくる、この店舗らしいエピソードです。 

賛同80% 。 次につながる施策の成果

さまざまな努力でサステナビリティの旗艦店としてミッションを果たしている「大手町フィナンシャルシティ店」ですが、その成果は…？ 

使い捨て資材の利用はかなり減り、タンブラー（上島珈琲店以外のものも含む）の利用数は実施前の3倍以上になったとのこと。リユースグッズ推奨に関するアンケートでは賛同が80％を占め、「デカボスコア」も好評で今は全店舗で展開されているそうです。 

担当者が語る「大手町フィナンシャルシティ店」の存在意義とは 

上島珈琲店にとって大切な役割を果たしている「大手町フィナンシャルシティ店」。ここで得られた成果と今後の展望を、経営企画本部の平畑彰啓さんに聞きました。 

手応えを得て、新たな施策も準備中 

私は今、経営企画本部で業績、デジタルインフラの管理とともにサステナビリティの担当をしています。 
世の中全体の意識も変わってきましたし、「大手町フィナンシャルシティ店」での施策も、考えるきっかけや行動の1歩になっている手応えを感じています。

一方で、課題もたくさんあります。たとえばマイバッグはかなり浸透してきましたが、マイタンブラーはまだまだです。もっと身近に感じていただけるような情報発信や、一緒に取り組める活動を今後も考えていくつもりです。 

サステナブルな企画は、お客さまのご理解、ご協力あってこそ進められるものですが、お店のスタッフもがんばっていますし、日本には「感謝してものを大切に」という意識が根づいているので、努力すればきっと共感を広げていけるのではないかと思っています。 

新たな価値を楽しみながら進められるサステナビリティを

プライベートな話になってしまいますが、私自身、普段から極力リユースできるものを選ぶようになりました。妻が私の着られなくなった服を子供服にリメイクしてくれるのですが、捨てられるはずだったものが、新たな役割を持って生まれ変われることに価値を感じるようになったんです。
子供が自分の服を着ていることも嬉しくて。 

上島珈琲店でのサステナブルな活動も、これからは義務ではなく、そこに生じる新たな価値をお客さまと楽しみながら進められたら、そしてそのような発信をまた「大手町フィナンシャルシティ店」からしていけたらと思っています。 

上島珈琲店の進化に欠かせない存在、「大手町フィナンシャルシティ店」。ここに来れば、よりよい世界を作るための新たな挑戦をひと足先に体験できるかもしれません。

スタッフ一同、美味しいコーヒー、心のこもったサービスとともに、みなさまのご来店をお待ちしております！ 

「上島珈琲店 大手町フィナンシャルシティ店」へのアクセス、詳しい店舗情報はこちら

上島珈琲店 大手町フィナンシャルシティ店
東京都千代田区大手町1-9-5大手町フィナンシャルシティノースタワー1F
TEL:03-3517-2181
平日 7:00～21:00
定休日 土日祝

→上島珈琲店ブランドサイトはこちら

「本当においしい珈琲」をあなたのおうちでも　
「上島珈琲店」ラインナップ

心地よい空間と、豊かなひとときが楽しめる大人のためのコーヒー専門店「上島珈琲店」を、いつでもお楽しみいただけるのが、こちらのおうちで楽しめる「上島珈琲店」です。

レギュラーコーヒーは、コーヒー豆タイプ（5種類）、コーヒー粉タイプ（3種類）、ワンドリップタイプ（5種類）。またドリンクタイプには、そのまま飲めるPETボトルタイプ、たっぷり楽しめる1000mlの紙パックタイプをラインアップ。

味わいなどをテーマにアイテムごとに描かれた、目をひくタッチのイラストが目印。店頭で見かけた際には、ぜひ手に取ってみてくださいね。UCCオンラインショップでもお求めいただけます。

もっと身近に、もっと手軽に「上島珈琲店」自慢のおいしさをお楽しみください。

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