Story珈琲素人がゆく!

コーヒーは淹れ方だけで差がつくのか?ハンドドリップ対決【珈琲素人がゆく!vol.2】

2019.01.07
ーーーーーーーー
珈琲素人がゆく!
ーーーーーーーー
「全く知らないのも何となーくカッコ悪いし、知っていたら、もっとモテるかもしれない……」

『珈琲素人がゆく!』は、そんな淡い野望を抱く「珈琲素人・ムラノ」がコーヒーの階段を一歩ずつ上る様子を追ったドキュメンタリーです。

***

第2回のテーマは、「コーヒーは、淹れる人によって味が変わるのか?」。珈琲素人・ムラノのそんな素朴な疑問に、UCCアカデミー講師の皆さんが実演を交えながら、答えていきます。

プロが淹れたコーヒーは、本当においしいのか?

 

「豆が一緒なら、負けないでしょ? 今日で、コーヒーをバッチリ淹れられるイケてるメンズを目指します!」

 

IT企業の営業マン。コーヒーはコンビニのコーヒーを飲むくらいで、ほとんど家で淹れたことがないド素人。よく、しゃべる。

 

 

「負けたらクビらしいので、本気でやろうと思います」

 

UCCコーヒーアカデミーの講師の、川口雅也さん。「UCCコーヒーアドバイザー」「UCCコーヒー抽出士」「UCCコーヒー鑑定士」「(ブラジル)コーヒー鑑定士」などの資格を持ち、現在、東京校をメインに抽出理論や実技などの講座を担当。

 

 

 

コーヒーは、ただ飲むだけ。淹れることに関しては全くのド素人であるムラノと、UCCコーヒーアカデミーの講師である川口先生が同時にコーヒーを淹れ、どちらがおいしいコーヒーの条件を満たしているかを競うのが、今回のバトルの主旨です。

 

 

バトルのポイントは、「12gの豆を使い、1杯分・140ccのコーヒーをハンドドリップで淹れる」というお題に、同じ器具を使って勝負をすること。純粋に「淹れ方のみ」で勝負をすることになるので、ガチンコ対決です。

 

 

 

審査員は、UCCコーヒーアカデミープロフェッショナルコースを受講中の皆さん

 

審査をしてくださったのは、川口先生の教え子で、UCCコーヒーアカデミーのベーシックコースを修了し、現在、プロフェッショナルコースを受講中の5名の方々。ぜひ、アカデミーで学んだ成果を発揮してください!

 

なお、審査員の皆さんには、コーヒーを淹れている様子を少し離れた場所で見守っていただき、ジャッジするときは、どちらが淹れたコーヒーかわからないようにお配りします。忌憚なき意見に期待しましょう(川口先生への肩入れは、厳禁!)。

 

 

 

それでは……バトル開始!

 

ムラノ:「普通に淹れればいいんでしょ?」

 

川口先生:「いつも通り、皆さんにお教えしている手順で淹れていきます」

 

ムラノ:「まずは香りを嗅いでみます。ああ〜いいにおいですね、これは。豆は押しつけたらダメなのかな? 12gって、どれくらい? 何で先生の豆はこんなにふくらんでるんだろう。あ、隣見たらダメ?」

 

川口先生:「………………」

 

とにかくしゃべりまくるムラノをよそに、川口先生は黙々とコーヒーを淹れていきます。

 

 

ムラノ:「できたけど、本当にこれでいいのかな? 濃いような気もするけど……てか先生、淹れるの、遅くないですか? 何で、そんなに時間かかってるの?」

 

川口先生:「やり方があるんですよ」

 

 

 

抽出完了!!

 

抽出は終了! 審査員の皆さんから見えないように、別室でコーヒーを入れ分けます。

 

 

2人が淹れたコーヒーを受け取り、取っ手の色が赤と青のカップに注ぎ分けました。赤のカップがムラノのコーヒー、青のカップが川口先生のコーヒーです。審査員の皆さんには赤と青の札(ふだ)をお渡しし、どちらがおいしかったかを、判断していただきます。

 

 

結果発表!!

どちらがおいしかったでしょうか? 審査員の皆さんの評価は………

 

 

 

赤:票  青:

 

ということは…………

 

 

 

 

ムラノのコーヒーの感想

「フラットな味」

「青よりもあっさりしています」

「こっちの方が酸味が強いですね」

「複雑な味というか……雑味感もあるような」

 

 

川口先生のコーヒーの感想

「まろやかな口当たりがします」

「酸味もあるけれど、コーヒーの苦味もしっかり感じることができますね」

「赤のコーヒーに比べるとコクがあります」

 

 

「何でこんなに違うの!?」

 

ムラノ:「ちょっと、俺にも飲ませてください!」

 

 

「うまッッッッッッッッ!」

 

 

 

 

どうやったら、コーヒーをおいしく淹れられるの?

ムラノ:「どうやったら、こんなにおいしくコーヒーを淹れられるんですか? おいしいコーヒーを淹れられる男になって女の子にモテたいです!」

 

 

川口先生:「モテるかはわかりませんが、お教えしましょう」

 

 

 

【用意するもの】コーヒー1杯分(出来上がりで、約140ml)

  • コーヒー豆 12g
  • 熱湯 適量

 

【用意する器具】

  • ドリッパー
  • サーバー
  • コーヒーフィルター
  • ドリップポット
  • 計量器

 

ちなみに、今回使用した豆は、レインフォレストアライアンス認証農園のコーヒー豆。すっきりとした酸味で、飲みやすいレギュラーコーヒーです(業務用のみ)。

 

 

手順① 器具を温める

 

まずは器具を湯煎(ゆせん)し、温めます。何回かお湯を回し入れ、十分に温まったら中のお湯を捨てましょう。

 

 

手順② コーヒーフィルターをセットする

コーヒーフィルターの接着部分を、“互い違い”になるように折り、ドリッパーにセットします。

 

 

 

 

手順③ 豆を入れ、十分に蒸らす

計量器の上に器具を置き、中細挽きにしたコーヒーの粉を12g、入れます。入れた後は平らになるように、やさしくならしましょう。

 

 

ドリップポットを使用し、お湯が優しく粉に当たるように注ぎます。

 

初めにコーヒーに少量のお湯を注ぎ、粉全体に均一にお湯を含ませてから、20秒ほどそのままにして蒸らし、コーヒーの中のガスを取り除きましょう。

 

 

 

手順④ お湯を3回に分けて注ぐ

 

計りを一度0gにリセットし、お湯を80ml → 40ml →20ml と3回に分けてやさしく注ぎます。

 

注ぐときは、フィルターにはかからないように中心で小さく「の」の字を描くようにしてください。一気に強く注いでしまうと、粉が上に舞い上がり薄いコーヒーになってしまうので、注意しましょう。

 

ちなみに、このとき、上に上がってくる白いアクのようなものが、コーヒーの「雑味」に当たります。これが抽出された液体の方へ落ちてしまうと、雑味の強い味になってしまうのだとか。

 

最初の蒸らすところから、合計160ml程度のお湯を注ぎ終わったら出来上がりです。

 

 

 

 

コーヒー対決を終えて

 

ムラノ:「先生、これで俺もイケてるコーヒー男子になれますかね」

 

川口先生:「どうでしょうね……。でも、コーヒーは確かに日々の生活を豊かにしてくれますし、ゆっくりとコーヒーを淹れるようになることで、自然と余裕のある大人になれるかもしれません」

 

ムラノ:「頑張ります!」

 

 

 

【結論】やはり、プロが淹れるコーヒーはおいしい。そこに「理由」があるから。

「淹れ方」の差だけでプロに完敗した、珈琲素人・ムラノ。やはり、やみくもに淹れたコーヒーと、コツを踏まえたプロの技とは大きな差があるようです。

 

UCCコーヒーアカデミーでは、コーヒーの基礎知識から淹れ方・楽しみ方まで体系的に段階を追って学ぶことができます。今回対決していただいた川口先生も、講師として所属されているので、興味がある方は、ぜひ、アカデミーを覗いてみてください。

 

▲無事に勝って、安堵の表情を浮かべる川口先生。

 

 

▲川口先生、講義のあとで残って審査員をしてくれた生徒の皆さん、今日はありがとうございました!

 

 

→ UCCコーヒーアカデミーのサイトへ

 

 

 

 

\ SNSでシェアしよう! /

 RANKING

人気記事

 CATEGORY

カテゴリー

 KEYWORD

キーワード
ページトップ