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家淹れのパートナー「ドリップ用ケトル」とは?特徴や選び方、使い方を詳しく解説

2019.11.11
デイリーにハンドドリップをするなら専用の「ドリップポット」をひとつ備えておきたいもの。最近では、湯沸かし機能付きで、かつドリップに適した細口のポットなども多く登場し、家淹れ派には嬉しいアイテムが増えています。今回は、そんなドリップ用ケトルの特徴や選び方をご紹介します。

ドリップ用ケトルとは

「ドリップ用ケトル」の「ケトル」とは英語で「やかん」のこと。「ドリップ用ケトル」と似た意味合いの言葉で、もっとも耳にするのは「ドリップポット」でしょうか。「ドリップポット」は広義で「コーヒーを淹れる時に使うポット」ですが、狭義では「ハンドドリップの時に細くお湯が注げるよう、注ぎ口が細く長い形状になっているコーヒー抽出専用のポット」を指すことが多いようです。

そして「コーヒー抽出専用のポット」と言っても、色々なタイプが登場しています。ここでは機能面で「ドリップ専用」か「湯沸かし専用」か、ジャンル的には「調理器具」か「キッチン家電(電気を使用する)」か、で4つのゾーンに分けてみました。

【調理器具&ドリップ専用(左上)】

コーヒーのハンドドリップ専用に注ぎ口が細くなったタイプのポット。ステンレス製のものやホーロー製のものなどがある。

【キッチン家電&ドリップ専用(右上)】

注ぎ口がハンドドリップしやすい細口になっていて、かつ電気でお湯が沸かせるポット。沸かしてすぐにドリップできるのが特徴で、温度管理できるものもある。

【調理器具&湯沸かし(左下)】

昔ながらのやかんや、ホーロー製のケトルのように主に湯を沸かすことに特化したもの。

【キッチン家電&湯沸かし(右下)】

湯沸かし機能に特化した、電気で沸かせるケトル。

 

ドリップ用ケトルの特徴

この記事では、図中の右上ゾーンにあたる、電気で湯沸かしができ、コーヒー抽出に適した形状をしているものを「ドリップ用ケトル」と呼ぶことにして、その特徴を紹介していきます。

特徴1:湯を沸かして移し替える手間不要

湯沸かし機能のないドリップポットの場合、やかんなどで湯を沸かして移し替えなければなりませんが、ドリップ用ケトルは沸かす&淹れるがひとつでできるのでその手間も省け、安全で楽なうえ、道具が減ってキッチンもすっきり。

特徴2:ドリップに適した注ぎ口と持ちやすい取っ手

コーヒードリップの作業は、テクニックを駆使しようと思うと、非常に慎重かつ繊細な作業になります。そのため、注ぎやすさに特化した細さはもちろん、角度など考え抜かれた注ぎ口になっているもの、持ち続ける取っ手も熱くならないようなデザインや形状になっているものなどが多くあります。

特徴3:温度調節ができるものや温度計付きもある

コーヒーを淹れるときの湯温は味に大きな影響をおよぼします。ドリップするときの湯温の目安は95℃前後ですが、目指す味わいのために温度を微調整したくなる場合、温度計付き。温度設定機能付きのドリップ用ケトルなら、それも簡単。1℃単位で設定できるものもありますし、沸かしたい温度にしたあと、そのまま理想温度でキープしておけるものも。コーヒーだけでなく、日本茶や紅茶など美味しさを引き出す温度がある飲み物を作るときは便利ですね。

自分に合ったドリップ用ケトルの選び方

ドリップ用ケトルを選ぶとき、どんな点に着目して選べばいいのかをまとめましたので、ご自身で使うシーンを想像しながら選んでみてください。

容量を確認する

ドリップ用ケトルは、容量が1L前後のものが多いので、普段淹れる範囲が1~3杯分程度なら使い勝手は良いはず。4杯分になると、容量設定として1L以上のものを選んだ方が良いでしょう。少量から沸かしやすいのもドリップ用ケトルの魅力ですが、安定して注ぐために、必要な湯量を考えつつ、少なくともケトルの半分以上のお湯が入っているようにしましょう。

デザイン性・自分との相性で選ぶ

いつも見える場所に置くこともあるので、「マットな雰囲気でかっこいいものがいい」「ステンレスでスタイリッシュなものがいい」など、見た目が気に入るかも、選ぶ要素のひとつです。

用途に合った機能性と自分好みのデザイン性、そしてネット通販でも買いやすくなっていますが、もし店頭で選ぶなら、見た目でわかる情報だけでなく、持った感じがしっくりくるか、重すぎないかなど、実際に手に取って比較しながら選んでみましょう。きっと「コレ!」という相性の良いものが見つかるはずです。

温度調節機能で選ぶ

ドリップ用ケトルには、1℃ごとに温度設定ができたり、温度表示する機能が備わったものもあります。温度設定もフラットなタッチパネルだったり、ボタンだったり様々。また湯沸かし後に一定の温度に保つ機能が備わっているものもあります。

安全性で選ぶ

ドリップ用ケトルには、空焚き防止機能が備わったものもありますので、それなら使い終わった後、電源を入れっぱなしにしてしまったときも安心ですね。また、倒れても蓋が外れず、お湯がこぼれにくい構造のものなどもあり、より安全に使えるものが増えてきているようです。

ドリップ用ケトル選びはパートナー選び

「沸かす」「淹れる」を1つにまとめたドリップ用ケトルは、コーヒーを飲みたい!と思い立った時の、ドリップ迄の道のりをぐっと近づけてくれるアイテム。家でドリップするのってやっぱり手間かも…と思う人ほど、使ってみてその便利さにハマるかもしれません。

長く使うパートナーとして自分との相性も考えながら選んでみましょう。晴れてマイケトルを購入したら、クセがわかるまで長く使い込んでみれば、あなたの淹れる一杯はさらにレベルアップしているはずです。

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