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ドリップ経験はバラバラ!3人のハンドドリップチャレンジ!
コーヒー好きのみなさん、日々のコーヒーはどうやって淹れていますか?
毎日のように「ハンドドリップ」をしているという人もいれば、コーヒーメーカーを使うから実は「ハンドドリップ」は未経験、という人もいるかもしれませんね。
「ハンドドリップ」は用意する器具も少なく手軽な抽出方法ですが、実は奥の深い淹れ方。
粉の量や注ぐスピード、抽出温度や蒸らし時間の違いなどで、同じコーヒーでも味わいが格段に変わるのです。
今回はそんな「ハンドドリップ」を、経験値の違う3名がチャレンジしてみます!
Hさん
Cさん
Kさん
まずは、自由に。「ハンドドリップ」で淹れてみよう
さて、それではみなさん。まずは自由に「ハンドドリップ」してみましょう。
用意した器具の中からお好きなものを選んでもらうところから始めます。ちなみに予習はなし!素のままのチャレンジです。
Hさん
Cさん
Kさん
みなさん自分の好みの器具を選んだようですね。
デジタルスケールも置いておくので、よかったら使ってくださいね。お湯はポットに300ml入れて配りしますので、自分が思う量で注いでみてください。
と、CさんとKさんは、スケールで粉を計測をしていますね?!
Cさん
なるほど。ちなみに何グラムにする予定ですか?
Kさん
Cさん
チャレンジなので、粉の量も各自こうだ!と思うやり方でかまいません〜。自由にやってみましょう。
器具を選んでドリッパーにコーヒーを入れたら、一斉にドリップスタートです。
Hさんの選んだ金属フィルターはとても目が細かく、思ったようにはドリップが進まないようです。
Hさん
Cさんはこれが人生初めてのハンドドリップ体験。恐る恐る注いでは、一旦手を止めて様子を見ています。ポットの蓋に手を添える様子は、急須で日本茶を注ぐ感じに近いかな?丁寧な手つきです。
Cさん
Kさんはお湯を注ぐタイミングがわからずちょっと苦戦している様子。
Kさん
そしてみなさん、それぞれの方法でドリップ完了。
液体の量も違いますが、色味もかなり違うようですね。
重さを計ってみると・・・
Hさん:20gの粉を使い、出来上がったコーヒーは231g 液色は中間程度
Cさん:10gの粉を使い、出来上がったコーヒーは373g 液色は一番薄い
Kさん:50gの粉を使い、出来上がったコーヒーは170g 液色は一番濃い
カップに取り分けてみんなで飲み比べをしてみると・・・味が全然違うことに驚いたようです。
Hさん
Cさん
Kさん
それぞれのコーヒーを、UCCの社内資格であるUCCコーヒーアドバイザーの資格を持つYさんに解説してもらいました。
Yさん
Yさん
ただ、お湯の量に対して粉の量が少なかったので、薄い味わいになっていますね。ほかの人に比べて少し酸味も強く感じられます。
Yさん
Yさん
ちゃんとしたドリップ、お手本を見せてもらおう!
同じコーヒーを使っていても、淹れ方や粉の量で大きく味わいが違うということを、身をもって体験。
みなさんそれぞれの淹れ方がどう違ったかを聞いたところで、百聞は一見にしかず。一度お手本の淹れ方を見てもらいました。
器具をお湯で温め、フィルターに折り目をつけるところから、3回に分けて丁寧に抽出。
Kさん
Yさん
Yさんの教えてくれたポイントは以下です。
- ドリッパーは円錐形でも台形でも、形の合うペーパーフィルターを使う
- キッチンスケールで、コーヒーや湯量を確認しながら淹れるのがオススメ
- 1杯分の目安は、コーヒーの粉10~12gに対して湯量160g(ml)
- メジャースプーンではかる時は1すくい何gのスプーンなのか知っておくと良い
- コーヒーをフィルターに入れたら、軽く振って表面を平らに
- 1杯分なら最初に20g(ml)程度のお湯をそっと注ぎ20秒を目安に「蒸らし」をする
- お湯を注ぐ時は1円玉くらいのサイズの円を描くように、低い位置からそっと
みなさんはぜひ動画で。
こちらの「ペーパードリップ」の動画をご覧ください。
残ったコーヒーの抽出後の粉も見てみましょう。周囲にコーヒー粉の壁ができているのが理想です。
Yさん
みんなでYさんが淹れたお手本のコーヒーをいただきます。
Hさん
Cさん
Kさん
お手本の通りに、もう一度チャレンジ!
それでは、今度は3人とも同じドリッパーを使って淹れてみましょう。2回目のハンドドリップチャレンジ、スタート!
今度は全員デジタルスケールを使用しではかっていますね。みなさん心なしか手つきが洗練されてきているような…!
Yさん
声に励まされながら、1杯分(コーヒー粉10g/お湯160ml)のコーヒーを淹れていきます。教わったように、コーヒーの壁を崩さないよう、慎重に。
っと、あっ!
Kさん
Yさん
HさんとCさんが注いだ湯量は160ml、Kさんは少し多めの190mlで淹れ終わりました。では、飲み比べでみましょう!味の違いはどうですか?
さっきよりおいしい!
とにっこり笑顔がこぼれます。全員が前回よりも格段においしいコーヒーが淹れられました。
けれど、みんなで条件を揃えて淹れたにもかかわらず、3つのコーヒーの味わいには違いが感じられました。
Hさん
Cさん
Kさん
でも少し冷めてきたら、Hさんのコーヒーはふくらみ感のある酸味が感じられ、Kさんのコーヒーとは違った風味になりました。
湯量が適正だったHさんのコーヒーの方が、コーヒーのおいしい成分がじっくりと抜き出せていたようですね。
そしてCさんのは濃さもちょうどいい塩梅です
Yさん
器具も粉も分量も同じに揃えたのに、お湯の注ぎ方だけでこんなに味が違うなんて!コーヒーの味の繊細さに驚きつつ、改めてハンドドリップの奥深さを実感するチャレンジとなりました。
ワンドリップタイプのコーヒーならもっと手軽に
ドリップの方法で繊細な変化をみせるコーヒーの味。1人分を淹れるなら、手軽なワンドリップタイプもおすすめということで、こちらは今日初めてドリップをしたCさんが挑戦!
写真のようなフィルターが半分お湯に浸かるタイプのものは、湯量を守れば味の差も出にくいので、比較的簡単においしいコーヒーが淹れられます。
お湯の量はパッケージに書いてあるので、ぜひデジタルスケールの上でお湯の量を測りながら淹れてみてくださいね。
今年の秋冬も、お家でおいしいホットコーヒーを
今回のハンドドリップチャレンジ、いかがでしたか?参加した3名にとっても、貴重な体験となったようです。
Hさん
ドリップの技術を磨けば磨くだけ味に反映されていく奥深さを実感できて面白かったです!普段は手癖で淹れてしまいがちでしたが、今日からまた初心にかえって丁寧にドリップしてみようと思えました。
Cさん
道具の使い方や、コーヒーを淹れる手順だけで味が変わるというのが不思議ですね。市販のコーヒーをおいしく淹れる秘訣を学べたので、手軽においしいコーヒーを楽しみたいと思います。
Kさん
器具の組み合わせ次第でいろいろな味わいを楽しめるのが面白かったです。
ちゃんとハンドドリップで淹れたいと思っていたものの、まともに使えていなかったので、好みのコーヒーを淹れられるよう家で練習したいと思います!
だんだんと暑さもやわらいで、今年もホットコーヒーがおいしい季節が巡ってきました。
「ハンドドリップ」はちょっとした淹れ方の工夫で、自分好みの味わいが楽しめる方法。シンプルな道具で手軽に始められるのも嬉しいですね。
ゆっくりと静かに円を描きながら淹れるステップは、おいしいコーヒーのための儀式のよう。コーヒーの素晴らしい香りを感じながらリラックスできる極上の時間でもあります。
もうすぐ国際コーヒーの日、ぜひ「ハンドドリップ」であなただけの特別な一杯を楽しんでくださいね。
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