How to

アウトドアで本格コーヒーを楽しもう!初心者でもできるおいしい飲み方

2019.02.14
自然の中で爽やかな風を感じながら温かいコーヒーを味わう、ぜいたくな時間。キャンプやバーベキューで新鮮な空気と一緒に飲み干すコーヒーは、至福の一杯です。

今回は、アウトドアでコーヒーを楽しむ方法を、初級者・中級者・上級者・超上級者の4つのレベルで解説。あなたに合った楽しみ方を見つけてください。

【初級者編】まずは手軽にインスタントコーヒーで

 

 

とにかく簡単にアウトドアコーヒーを楽しみたい!という方には、インスタントコーヒーをおすすめします。

 

用意するもの

  • インスタントコーヒー
  • アウトドア用ケトル
  • シングルバーナー
  • (必要に応じて)コーヒーカップ

 

インスタントコーヒーは、軽くて持ち運びが便利なスティックタイプが便利。紙コップ付きのものを選べば、コーヒーカップを用意する必要もありませんが、ホーローやプラスチックなど、アウトドア用の上部な素材のカップに注ぐだけで、いつもと違う雰囲気の中、コーヒーを味わうことができます。

 

手順

① アウトドア用ケトルとシングルバーナーでお湯を沸かします。

② コーヒーカップにインスタントコーヒーを入れ、お湯を注いだら、完成です。

ワンポイントアドバイス

キャンプで火を起こす予定があれば、シングルバーナーを使わずに、後述するシェラカップなどでお湯を沸かせます(缶コーヒーも温められます)。お湯を沸かす場合は耐久性が高く、熱でも溶けないオールステンレス製のアウトドア用ケトルを選んでください。

 

 

 

【初級者編】缶コーヒーを“シェラカップ”で

 

 

シェラカップとは、アウトドアでよく使われる、取っ手付きの金属製のカップのことです。缶コーヒーをプシュッと開けてそのまま……も悪くはありませんが、シェラカップへ移して温めるだけで抽出器具を使わずにおいしい外コーヒーが作れます。

 

用意するもの

  • 缶コーヒー
  • シェラカップ
  • シェラカップが乗るシングルバーナーやコンロなど

シェラカップは火にかけて使うことができるので、キャンプなどのアウトドアで大活躍するアイテムです。さまざまな用途で使えるので、これを機に購入してみてはいかがでしょうか?

 

手順

① シェラカップに水を注ぎ、そこにフタを開けた缶コーヒーを入れます。
② シェラカップを火でじっくり温め、良い香りがしてきたら、完成です。

 

ワンポイントアドバイス

短時間の加熱であれば問題ありませんが、シェラカップを長時間火にかけると、持ち手が熱くなります。やけどをしないよう、注意しましょう。

 

 

 

 

【中級編】キャンプに行ったら挑戦したい、ドリップコーヒー

 

 

キャンプでも自分好みの味のコーヒーを淹れたい・味わいたいという方は、ドリップコーヒーに挑戦してみましょう。

 

用意するもの

  • コーヒー粉
  • アウトドア用ドリッパー
  • フィルター
  • アウトドア用ケトル
  • シングルバーナー
  • コーヒーカップ

 

アウトドア用ドリッパーは組み立て式や折りたたみ式など、軽量でコンパクトなものがおすすめです。使い勝手やデザインによってタイプはさまざまなので、ご自身に合ったものを選んでみてください。

 

手順

① アウトドア用ケトルとシングルバーナーでお湯を沸かします。
② コーヒーカップの上にアウトドア用ドリッパーとフィルターをセットし、コーヒー粉を入れます。
③ 少量のお湯でいったん蒸らした後、お湯の残りを注いでコーヒーを抽出します。

 

ワンポイントアドバイス

ケトルから直接お湯を注ぐのは、専用のドリップポットを使うのとは違い、難しいもの。繊細にコントロールできない分、注ぐ速さに注意しましょう。ドリッパーの下から抽出されるコーヒー液量と上から注ぐお湯の量が同じくらいになるように注ぐと、コーヒーの粉に余計な力がかかることなく、クリアな味わいのコーヒーが淹れられます。

 

 

 

 

【上級者編】“ミル+パーコレーター”でガツンと濃いコーヒーを

 

 

アウトドアでも豆から挽きたい! コーヒー上級者なら、そう思うかもしれません。ゆったりとした気持ちでハンドルを回せば、ゴリゴリと豆が砕かれる音も、心地良いBGM。火と向き合うひとときが、いつものコーヒーをまた違った味わいに変えてくれることでしょう。

 

 

用意するもの

  • コーヒー豆
  • アウトドア用ミル
  • パーコレーター
  • コーヒーカップ

 

パーコレーターとは、火にかけて、お湯を循環させることで何度もコーヒーと接触させて抽出する器具のこと。アウトドア用のコーヒー器具の定番です。コーヒーミルは、持ち歩きしやすい小型の手動タイプがおすすめ。

 

手順

① アウトドア用ミルでコーヒー豆を挽きます。
② パーコレーターのストレーナー(コーヒーをセットする部分)を取り出し、挽いたコーヒーを入れ、中ぶたをかぶせます。
③ パーコレーターに数杯分の水を入れて火にかけ、沸騰させます。
④ 沸騰したらパーコレーターを火から下ろし、ストレーナーをパーコレーターにセットして、弱火にかけます。
⑤ コーヒーの色が濃くなったら、完成です。

注)各メーカーにより仕様は異なるため、必ず、取り扱い説明書の内容に従ってください。

 

ワンポイントアドバイス

パーコレーターは、お湯とコーヒーの粉を何度も接触させるため、粒度が細かいと“えぐみ”が出やすくなります。コーヒー豆を挽くときは、ザラメくらいの大きさの粗挽きにしましょう。強火で煮出すと味が濃くなりすぎるので、火加減にも気をつけてください。

 

 

 

 

【超上級者編】アウトドアのコーヒーマスター!?焙煎からやってみる!

 

 

とことんこだわりたいという方は、生豆を炒り、焙煎するところから挑戦してみましょう。

 

今回紹介する手網を使った焙煎は、炒る工程で「チャフ」と呼ばれる薄皮が剥がれて舞うため、室内でやると掃除が大変です。でも、アウトドアなら、その心配はありません。

 

用意するもの

  • コーヒーの生豆
  • 手網
  • クリップ
  • カセットコンロなど
  • 軍手

 

焙煎中は手網の持ち手部分が熱くなります。安全のため、必ず軍手を着用してください。

 

手順

① コーヒーの生豆を手網に入れ、豆が飛び出さないようにフタの左右をクリップなどでしっかり止めます。
② 手網を火にかけたら、コーヒーの生豆の薄皮(チャフ)が取れて薄茶色になるまで、手首を使ってリズミカルに揺すり続けてください。
③ さらに10分くらい炒り続け、パチパチとはじける音(1ハゼ)が聞こえてきます。1ハゼが終わると、「中炒り」の状態です。
④ チリチリと弾ける音(2ハゼ)が聞こえてくると、「中深炒り」の状態となります。
⑤ 好みの状態に焙煎されたら火から下ろし、素早く冷ましましょう。熱が完全になくなったら、完成です。

 

ワンポイントアドバイス

2ハゼの後は焙煎の進行が早くなりますので、注意してください。冷ますときは、うちわなどを使って一気に冷やします。焙煎後はお好きな淹れ方でコーヒーを楽しみましょう。

 

 

 

 

【番外編】アウトドアでしかできない!専用器具不要のワイルドコーヒー

 

最後に「番外編」として、専門器具を使わない超ワイルドなアウトドアならではの淹れ方——バンダナで豆を包み、鍋で煮出す方法をご紹介。バンダナがなければ、ハンカチより大きめの清潔な布を使用してください。

 

用意するもの

  • コーヒー豆
  • バンダナ
  • コーヒーカップ

 

手順

① 作りたい杯数分のコーヒー豆をバンダナ(布)で包み、平らな場所で石などを使って砕きます。適度に中を見ながら、適度な細かさになるまで続けてください(清潔な場所で行ってください)。
② 鍋で杯数分のお湯を沸かし、沸騰したら砕いた豆を入れ、煮出します。
③ 煮立ったら、清潔なバンダナでこしながら、注ぎます。粉が下に沈むのを待って上澄みをカップに注げば完成!です。

 

ワンポイントアドバイス

バンダナ(布)は、コーヒー色に染まってもよいものを使ってください。味より雰囲気重視の淹れ方ですが、野性味溢れるこんな淹れ方も、アウトドアコーヒーの醍醐味かもしれません。

 

 

 

 

アウトドアコーヒーを楽しむ器具3選

 

アウトドアでコーヒーを楽しむために活躍してくれる器具を厳選してみました。アウトドアコーヒーの味わいを引き立ててくれるアイテムとして、揃えてみてはいかがでしょうか?

 

UFシェラカップ 300

“ザ・アウトドア”という風貌のシンプルで使いやすいカップです。サビにくいステンレス製で飲みもの以外にも使うことができ、アイディア次第ではいろいろなシーンで活用できます。

 

thermo mug(サーモマグ)スタッキングマグ

フタ付きで保温性能に優れた、二重構造のマグ。カラーも豊富なシリーズです。せっかく淹れたコーヒーの温かさを保ちながら飲みたい人にはもってこいのアイテムといえるでしょう。

 

OUTDOOR MAN ポータブルコーヒーメーカー

コーヒーミル、ドリップセット、タンブラーがオールインワンになっているので、これさえあれば、「豆を挽く~ドリップする~飲む」の全てが完結できてしまう、優れもの。持ち運びもしやすいので、旅行のお供にも使えそうですね。

 

 

 

 

インスタントコーヒーから焙煎まで……自分に合った方法で最高の一杯を

 

アウトドアコーヒーの作り方・淹れ方は、あっという間にできてしまうものから、本格的なものまでさまざまですが、どの方法も、自分で淹れた一杯がアウトドアで過ごす時間をより“濃い”ものにしてくれることに、違いありません。

 

カフェや家で飲むコーヒーとは、またひと味違う、外コーヒー。機会があれば、ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

 

 

 

 

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