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コーヒーキャニスターの選び方|機能や特徴、豆を新鮮に保存するコツまで

2019.09.10
家淹れコーヒーを始めて、ドリッパーやドリップポットなど「淹れるため」の道具は揃えていても、「保存するため」の道具までは気にしていなかった、という方も多いのでは?

コーヒーは、最後まで美味しく飲み切るために、適切な方法で保存することもととても大切。

ここでは、コーヒー豆の保存に適したキャニスターについて、その特徴や機能面に触れながら使い方や選び方をご紹介していきます。

コーヒーキャニスターの機能や特徴

キャニスターとは、密閉性に優れた保存容器のこと。蓋の内側にシリコンパッキンがついているものや、中の空気を追い出して密閉性を高めてくれるものなどもあり、コーヒー豆の保存容器として使えば、劣化を速める原因になる湿気や酸素などからも守ってくれます。

さらに、陶器などの遮光性の高いものや、UVカット加工のされたものを選べば、紫外線による劣化も防ぐことができます。

コーヒー豆をフレッシュに保つキャニスターの使い方

コーヒー豆の新鮮さを保つためには主に「酸素」と「湿度」を避けることが不可欠です。

コーヒーは酸素に触れることで酸化が進み、味や風味が損なわれていきます。また、焙煎した際に細かい孔がたくさん空いた「多孔質」という構造になるため、水分や湿気を吸着しやすくなっています。湿気とともに周囲のにおいまで取り込み、風味を損なう原因になります。

そのため、袋入りや計り売りのコーヒー豆を購入したら、開封後は袋の口をしっかり閉じて、キャニスターに袋ごと入れて保存してください。

もちろん、キャニスターに入れているからといって、数週間、1カ月と常温のまま保存するのはコーヒー豆にとってベストな環境とはいえません。飲みきるまでの期間を考えて、適切な場所での保存を心がけましょう。

1カ月以内に飲みきる量なら冷蔵庫で保管

コーヒー豆は焙煎から2〜3日程度で味や風味が落ち着いて飲み頃になりますが、時間とともに徐々に味や風味が劣化していきます。

1カ月以内に飲みきれる量なら、冷蔵庫で保管するのがおすすめです。冷蔵庫のような防湿、遮光、低温環境であれば、コーヒー豆の劣化スピードも常温より緩やかになります。

ただし、冷蔵庫には他の食品が入っており、さまざまなにおいが発生する場所でもあるので、密閉性に優れたキャニスターに入れることで、コーヒー豆へのにおい移りをしっかり防ぐようにしましょう。

抽出時は、お湯の温度を下げてしまわないよう、できれば淹れる直前に常温に戻してから淹れましょう。

1カ月以上保存するなら冷凍庫で保管

飲みきるまでに1カ月以上かかりそうなときは、冷凍庫で保存しても構いません。冷蔵庫よりさらに低温環境なので長期間の保存には適しています。

その場合、急激な温度変化による結露を防ぐために、あらかじめ1回に使う分を小分けにして保管するなど、出し入れしすぎるのは避けましょう。使用する前に常温に戻してから使うようにしてください。

コーヒー豆の正しい保存方法と保存場所|酸化させず香りや風味をキープしよう

キャニスターの選び方

キャニスターは、コーヒー専門店やカフェなどで販売しているお店もありますが、「密閉容器」としてホームセンターやキッチン雑貨店、アウトドア用品店などでも購入できます。最近では、100円ショップ等でも蓋にシリコンパッキンが付いたリーズナブルなキャニスターを見かけます。

キャニスターはサイズや素材もさまざまで、デザイン性が高いものやインテリア小物として楽しめるものも揃っていますので、自分好みのキャニスターを見つけるために、キャニスター選びのポイントを押さえておきましょう。

サイズ、容量で選ぶ

コーヒー1杯分に必要な豆の量は10〜12gとした場合、毎日朝と夜に1杯ずつ飲むとして、1週間で140〜168gのコーヒーが必要です。

毎週コーヒーを買いに行く方なら、キャニスターのサイズは、袋ごと入れることを考慮しても200~300g程度入るものを、2週間分のコーヒー豆ををまとめて買うなら、少し余裕を持って400~500g程度が入るものを購入すると良いでしょう。

自分が飲むコーヒーの量や頻度からキャニスターを選べば「小さすぎた!」もしくは「大きすぎた!」という失敗を回避できるはずです。

素材と機能性で選ぶ

ホーロー製や陶器製、ガラス製、プラスチック製など、さまざまな素材から選べるキャニスター。素材ごとの特徴を見ていきましょう。

素材 特徴、機能性
ホーロー 丈夫で遮光性が高い。金属をガラスコーティングした素材で、雑菌が繁殖しにくく衛生的。におい移りは少ない
陶器 劣化しにくい素材で遮光性が高いが、重量があるため取り扱いに注意。におい移りは少ない
ガラス 密封性に優れており、透明なので中身の残量確認がしやすいが遮光性は低い。におい移りは少ない
ステンレス 軽量で遮光性が高いが、金属特有のにおい移りの可能性あり
プラスチック 軽量で持ち運びに便利。UVブロック加工がされているものもあるが、無加工のものは遮光性が低い。比較的安価で手に入る
木製 湿度を保つのに優れ、コーヒーの湿気を吸って外に出してくれる。遮光性も高いが比較的高価なものが多い

たとえば、長期間コーヒー豆を保存するなら密閉製に優れたガラス製、キャニスターを置く場所が比較的明るい場所なら遮光性に優れたホーロー製や陶器製など、といったように、自分の家のコーヒー豆の保存環境や使用頻度を参考に選ぶのもおすすめです。

初めてキャニスターを購入する方なら、まずは安価なプラスチック製を購入してみるのはいかがでしょうか。

デザインで選ぶ

和の雰囲気と温もりあるデザインが好みなら木製、カントリー調のインテリアにマッチするホーロー製・・・など、こだわりにあわせてデザインで選ぶのも一つです。サイズや機能面はもちろん、色や質感、形など、自宅のインテリアにあう好みのデザインを探してみてください。

ちなみに、コーヒー豆自体を見せるように飾りたいから透明素材のプラスチックやガラス製のキャニスターを使っているという人もいるかもしれませんが、飲む頻度が高く消費が早い人でない限り、コーヒー豆を袋から出して入れるのは保存の点からはあまりお勧めできません。

人気器具メーカーのキャニスター

ドリッパーやサーバー、ケトルなど、抽出器具を同一メーカーで揃えているなら、キャニスターも統一してみるのはいかがでしょうか。人気メーカーのキャニスターをご紹介します。

Melitta「ステンレスキャニスター<さくら>」

国産ヤマザクラの無垢材を蓋部分に使用した、メリタのキャニスターです。木材特有の調湿機能で、キャニスター内部の湿度をコントロールしてくれます。

また、ヤマザクラは「そり」や「くるい」が少なく強度のある木材としても知られており、シリコンとの併用で密閉製も高い設計になっています。

シンプルなデザインでありながら、温かみのあるナチュラルな見た目でインテリアとしても楽しめ、ボディ部分はステンレス素材なので頑丈で耐水性もあります。保管できるコーヒー豆の容量は200gです。

【特徴】

  • 蓋はヤマザクラを使用しており、木材特有の調湿機能がある
  • 蓋部分にシリコンを併用し、密閉性が高い
  • ステンレス素材で強度と耐水性がある

商品ページ:ステンレスキャニスター<さくら>(Melitta)

HARIO「珈琲キャニスターM」

耐熱ガラスを使用しているため、熱湯や食洗機も使用できます。シンプルなデザインで置く場所を選ばず、透明なガラス容器なので、コーヒー豆の残量を確認しやすいのが特徴です。

コーヒー豆を中に入れたら、蓋のつまみを上げた状態でセットし、つまみを押し下げればきっちり密閉できる機能性の高さもうれしいポイントです。

本体価格も800円と安価で、コストパフォーマンスの高い商品。コーヒー豆200gを保管することができるMサイズのほか、300g保管できるLサイズもあります。

【特徴】

  • つまみの上げ下げで簡単に密閉できる蓋
  • 耐熱ガラスで、熱湯や食洗機の使用可能
  • 安価でシンプルなデザイン

商品ページ:珈琲キャニスターM(HARIO)

Kalita「All Clear Bottle 300」

コーヒー豆の出し入れがしやすい広口設計で、お手入れしやすいのが特徴です。ガラス製で重量は約700gと、金属製やプラスチック製の商品に比べて重めですが、におい移りの心配はありません。

また、本体だけでなく蓋も透明なので、中身の確認がしやすいのもメリット。蓋には抗菌パッキンが付いていて、衛生的で密閉性もあります。

本体側面にカリタのロゴマークが白文字でデザインされており、中にコーヒー豆を入れると文字と茶色のコントラストがおしゃれなのでインテリアとしても楽しめます。(豆をキャニスターにそのまま入れるのは消費量が早い人向け!)

【特徴】

  • 衛生的な抗菌パッキン
  • 広口設計で取り扱いやすい
  • ガラス製でにおい移りが少ない

商品ページ:All Clear Bottle 300(Kalita)

nalgene「コーヒービーンズキャニスター150g」

本体側面にの目盛りが付いているため、残量が一目瞭然です。nalgene製品独自の密着設計で密閉性に優れており、最大150gのコーヒー豆を入れられます。

広口なのでコーヒー豆の出し入れもかんたんです。環境に優しい飽和ポリエステル樹脂を使用しており、軽量で耐久性も高く、マイナス20度〜100度までの耐冷、耐熱性があります。

側面にデザインされたコーヒーサーバーとドリッパーのイラストがおしゃれでかわいい商品です。

【特徴】

  • 独自のキャップシステムによる高い密閉性
  • 軽量で耐久性の高い樹脂素材
  • 広口と目盛り付きで扱いやすい

商品ページ:コーヒービーンズキャニスター150g(nalgene)

ZEROJAPAN「コーヒーキャニスター150」

遮光性と密封性に優れ、海外でも高い評価を得ている国産陶器製キャニスターです。ステンレスの金具部分やシリコンパッキンなど、すべてのパーツを国内で製造しています。

一品一品手作業でチェックして完成させており、細部までこだわりの詰まったアイテム。デザインもシンプルで使いやすく、カラーバリエーションも6種類と豊富です。

釉薬による優しい色合いと、焼き物特有の自然な色幅も人気の理由です。コーヒー豆150gを保管でき、他に200g、340gのサイズもあります。

【特徴】

  • 遮光性と密封性の高い陶器製ボディ
  • カラーバリエーションやサイズ展開が豊富
  • こだわりが詰まったMade in Japanクオリティ

商品ページ:コーヒーキャニスター150(ZEROJAPAN)

KINTO「SLOW COFFEE STYLE コーヒーキャニスター」

「ハンドドリップで淹れたコーヒーをゆったりと味わうためのコーヒーウェア」として作られたSLOW COFFEE STYLEシリーズのキャニスターです。遮光性の高い磁器素材で、蓋内側にシリコンパッキンが付いており、密閉性にも優れています。

カラーはホワイトとブラウンの2色展開。ゆるやかな曲線を持つすっきりとしたフォルムと落ち着いた色合いでデザイン性も高く、温かみのある手触りが魅力です。コーヒー豆200gを保管でき、手入れには食洗機も使用できます。

【特徴】

  • 遮光性の優れた磁器素材
  • シンプルで温もりのあるデザイン
  • シリコンパッキン付きの蓋で密閉性も高い

商品ページ:SLOW COFFEE STYLE コーヒーキャニスター(KINTO)

お気に入りのキャニスターで、豆をおいしく保存しよう

インテリアに合うデザインを探してみたり、好みの色や形で選んでみたり、抽出器具メーカーのキャニスターで統一したりと選び方はさまざま。

お気に入りのキャニスターでコーヒー豆を適切に保存して、最後の一粒まで美味しく大切に味わってください。

 

 

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