カフェオレ・バリエーション!植物性ミルクでヘルシーに。 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

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カフェオレ・バリエーション!植物性ミルクでヘルシーに。

みんな大好き「カフェオレ」。いつものミルクを植物性のミルクにすると、また違ったおいしさを味わうことができます。 さまざまな植物性ミルクの栄養価や味わいの違いについて、管理栄養士・牧野直子先生と一緒にお届けします。

おさらい:カフェオレ用のコーヒーは濃いめに淹れましょう

フランスでは朝食にクロワッサンなどのパンとともにいただく、フランス生まれの「カフェオレ」。抽出したコーヒーと温めたミルクを同時にカップに注いで作ります。

カフェオレを家で作る時には、コーヒーは濃いめにつくるのがポイント。「そのまま飲むにはちょっと濃いかも…」くらいになるように調節してみましょう。
今回ご紹介する植物性ミルクでつくるカフェオレでも、コーヒーは濃いめがオススメです。

★カフェオレの基本の作り方はこちらの記事でチェックしてみてくださいね。

低カロリーで不足しがちなミネラルも!いろいろな植物性ミルク

植物性ミルクで一番よく知られているのは「豆乳」でしょう。「豆乳」でつくられる「ソイオレ」「ソイラテ」はカフェなどでもお馴染みのメニューです。
そして最近ではアーモンドミルクやココナッツミルクなど、色々な種類の植物性ミルクが出回るようになりました。
今回ご紹介するのは、豆乳(ソイミルク)、オーツミルク、アーモンドミルク、ウォールナッツミルク、ココナッツミルクの5種類のミルクで作るカフェオレ。ちなみにココナッツミルク以外は牛乳よりも低カロリー。まずはそれぞれのミルクの原料とカロリーを見てみましょう。
※牛乳のカロリーは67kcal/100ml

※カロリーは製品によって異なります。パッケージなどに記載のカロリーを確認してください。

豆乳(ソイミルク)
豆乳は、大豆を原料としたもの。大豆をすりつぶして液体を搾りだしたものが「豆乳」です。
エネルギー量は約46kcal/100ml。

オーツミルク
オーツ麦(えん麦)をすりつぶして水を加え繊維質を取り除いたもの。
市販のもののエネルギー量は約36kcal/100ml。

アーモンドミルク
アーモンドを水に浸し、砕いて搾った植物性ミルク。
エネルギー量は約20kcal/100mlと低カロリー。

ウォール(くるみ)ナッツミルク
くるみから作られる植物性ミルク。エネルギー量は約50kcal/100ml。

ココナッツミルク
ココナッツの実の白い部分(固形胚乳)を水に浸してよく漉したものがココナッツミルク。
牛乳よりも高カロリーで約150kcal/100ml。

それぞれに味わいや栄養素も違います。ひとつひとつご紹介しましょう。

豆乳(ソイミルク)でカフェオレ

さまざまな栄養が詰まっているので、1日に1回は摂りたい大豆製品。豆乳を使ったカフェオレは、素朴でまろやかな味わいが特徴で、納豆や豆腐が苦手な人でも飲みやすいのでオススメです。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをする栄養素。貧血予防に働く鉄、骨の形成に欠かせないマグネシウムなども期待できる豆乳を使えば、体にも嬉しいカフェオレに!

(作り方)
ドリップコーヒーを濃いめに淹れます。コーヒーをカップに注ぎ入れ、豆乳を鍋(または電子レンジ)であたためて加えます。分量はコーヒー200mlに対して豆乳150mlが理想ですが、コーヒーと同量でもいいでしょう。無調整だと飲みにくい人は調整豆乳でも大丈夫です。

オーツミルクでカフェオレ

オーツミルクは食物繊維やカルシウム、ビタミンなどを含む植物性ミルク。コクがあり、麦の香ばしさをほんのりと感じるのが特徴です。牛乳アレルギーや菜食主義の人の牛乳の代替え食品として飲まれることも多く、カフェオレにしてもマイルドな味わいが楽しめます。
牛乳に比べて脂質が少なく、カロリーが少ないのが特徴で、ビタミンBやビタミンD、カルシウムが添加されているものも売られています。

(作り方)
豆乳と同様に、ドリップコーヒーをカップに注ぎ、あたためたオーツミルクを加えます。分量はコーヒー200mlに対してオーツミルク150ml程度。
牛乳の代替え品としても親しまれているように、違和感のない味わいのカフェオレが楽しめます。

アーモンドミルクでカフェオレ

アーモンドミルクは、オーツミルクと共に牛乳・豆乳に次ぐ第3のミルクとも呼ばれる植物性ミルクです。血行の促進や老化の抑制を促してくれるビタミンEが豊富で、商品にもよりますがコップ1杯(200ml)に1日に必要な量の約1.5倍のビタミンEが含まれています。
アーモンドミルクをカフェオレにすると、ほのかにアーモンドのフレーバーが香って美味。コレステロールはゼロ、カロリーは牛乳に比べて大幅に減らせるのでダイエット時にもオススメです。

(作り方)
抽出したコーヒー200ml、あたためたアーモンドミルク150mlをカップに注ぎます。
市販されているものの中には甘みの強いものもあるので、砂糖不使用のものがおすすめです。飲む時にお好みでメープルシロップで甘みをつけても。

ウォールナッツ(くるみ)ミルクでカフェオレ

ナッツ系のミルクはアーモンドミルクと同様にコレステロールは含まれず、低カロリー。原料のくるみは他のナッツにも期待できますが、不飽和脂肪酸、ポリフェノールなどの抗酸化物質が豊富なので、それを水などと粉砕して濾したウォールナッツミルクにもその栄養素が期待できます。
ウォールナッツミルクでカフェオレをつくると、独特の香ばしい香りがふんわりと漂います。輸入品がほとんどですが、これからカフェオレルーティンに取り入れたいミルクのひとつになりそうですね。

(作り方)
抽出したコーヒー200ml、あたためたウォールナッツミルク150mlをカップに注ぎます。コーヒーの量は好みで調節してみてください。香りが良くほのかな甘味が心地よく感じられる飲みやすい味わいです。

ココナッツミルクでカフェオレ

ココナッツミルクはタンパク質と糖質が低く、エネルギーに分解されやすい中鎖脂肪酸や、むくみを防ぐカリウムが多く含まれています。コクや風味が濃厚で自然な甘みが特徴のココナッツミルク。
カフェオレにして砂糖やはちみつなどを加えるとまろやかでスイートな味わいに。同じ南国で採れる植物同士なので相性抜群です。コレステロールが含まれず、ミネラルも豊富なココナッツミルクのカフェオレも、ぜひ試していただきたい1杯!

(作り方)
脂質が多くカロリーも高いので、牛乳で割ってカフェ・オ・レにするのがオススメ。抽出したコーヒー100mlに対して、あたためたココナッツミルク50mlと牛乳50mlを注ぎ、砂糖やはちみつをお好みで加えてください。
または、あたためたココナッツミルクにはちみつなどの甘味を入れて撹拌したものを、コーヒーに加えても。ココナッツの甘い香りが漂い、癖になる味わいです。

カフェオレを楽しむのにおすすめなUCC商品

カフェオレはホットでもアイスでもおいしくいただけますが、どちらにしてもコーヒーとミルクのバランスの良さを楽しむためには、ミルク感に対抗できる濃いめが基本。
カフェオレに合うコーヒーをUCC商品から2商品オススメしますが、使うコーヒーの量を増やしたり、抽出時間を長めに調節するなどして「いつもよりちょっと濃いめ」を目指してみましょう。

ラテ用コーヒー「ROST MASTER リッチ for LATTE」

名前の通りラテ用に作られた深炒りのコーヒーで、深いコクがあるのが特徴。普段のコーヒーとしても深い味わいを好む方にオススメしたい商品です。

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リッチな味わい「職人の珈琲深いコクのスペシャルブレンド」

コーヒーの実の果実の甘みと旨味をぎゅっとコーヒー豆に凝縮した職人の珈琲シリーズから「深いコクのスペシャルブレンド」。豊かなコクとリッチな味わいが特徴です。深めの焙煎仕上げで、ブラックだけでなくミルクともよく合うブレンド。

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牧野直子先生の朝の習慣「植物性ミルクのカフェオレ」

管理栄養士・牧野直子先生も朝は植物性ミルクのカフェオレを楽しんでいるのだとか。先生のカフェオレライフ、コメントをご紹介します。

わたしの定番はアーモンドミルクのカフェオレ。砂糖不使用のアーモンドミルクで作るのですが、アーモンドミルク1に対して濃いめのコーヒー3の割合で楽しんでいます。
モーニングコーヒーにはいつもカフェオレを。冬はホット、夏はアイスにしていただきます。

アーモンドミルクは、女性特有の骨粗鬆症や更年期症状の緩和に働くビタミンEや便通を整える食物繊維、骨のビタミンと言われるビタミンDが補えるのも魅力。
それに砂糖不使用でもほんのり甘く、アーモンドの香ばしい香りがするんです。カフェオレにしてアーモンドフレーバーのコーヒーを自宅で味わえるのが気に入っています。

植物性のミルクは、脂質やカロリーが少ないもの、タンパク質が豊富なものなど栄養素もさまざま。カフェオレにしても味わいの違いを感じられます。
ヘルシーな植物性ミルクのカフェオレ。最近ではスーパーにも植物性ミルクが豊富に出回っているので、ぜひいろいろなカフェオレを試してみてください。
あなたの大好きな1杯が、みつかりますように!


監修:牧野直子先生

女子栄養大学在学中より、株式会社ダイエットコミュニケーションズで栄養指導・教育の啓蒙活動に携わる。 女子栄養大学卒業後、株式会社ダイエットコミュニケーションズに就職。 独立、フリーランスの管理栄養士として活動を始める。 有限会社スタジオ食(くう)を設立、

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