おいしいカフェオレをつくりたい!『ハルのコーヒー』Vol.18 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

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おいしいカフェオレをつくりたい!『ハルのコーヒー』Vol.18

実家を出てひとり暮らしをはじめたコーヒー初心者の「ハル」。おいしいコーヒーを淹れられるようになる!を目標に、回り道しながらも日々奮闘しています。コーヒーのスペシャリスト、「天の声」に見守られながら歩むハルのコーヒー道。はじまりはじまり。

前回のおさらい

みなさんこんにちは、ハルです!

前回は、抽出器具クレバーって知ってる?でした。台湾生まれの器具で、初めて使ったんですけど、テクニック要らずのとっても便利な器具でした。コーヒーが底からダーッと出てくるのが快感!

そして今回は、近くにできたパン屋さんのこのめっちゃおいしいクロワッサンと一緒に飲むための「おいしいカフェオレ」に挑戦していきますよっ!

ハル、カフェオレづくりに挑戦します

さて、カフェオレを淹れてみる、というミッションですが、実は前回のお話しで「カフェオレを作りたい時はコーヒーを濃いめに淹れると良い」というアドバイスが天の声さんからありました。しっかり頭にメモっています。なので上手く作れる気がする!

ではではさっそくハンドドリップで。濃いめに…ということで、いつもより粉を多めにしてっと。いつも160mlで10〜12gだから、15gにしてみます。

できました!
そしてミルクですね。冷蔵庫から取り出して…あれ?ミルクってどのくらい入れるんだろう。ま、コーヒー2に対してミルク1くらいで試してみようっと。

これでいいのかな。正解がわからない・・・
飲んでみます。

うん、うん?普通に飲めるけど…これってカフェオレって言っていいのかな?コーヒーにポーションミルクを入れただけ、みたいな。やっぱり正解がわからない〜〜

カフェオレってそもそもなに?

(天)ハルさん、こんにちは。カフェオレとクロワッサン楽しめましたか?

(ハル)クロワッサンおいしかったです!でも、カフェオレは正解なのか不安になっちゃいました。これを「カフェオレですよ」って人にお出ししていいものかわからないというか(汗)
そもそも、単にミルクとコーヒーを混ぜれば、それはカフェオレなの?とかとか。

天の声さん、カフェオレのこと少し教えてもらいたいです。

(天)そうですね。カフェオレは、フランスで朝に飲まれる物というイメージがありますよね。古くは1685年ごろにフランスで咳止めの薬として飲まれたという記述もあり、古い歴史を持っている飲み物です。

(ハル)1600年代!そんな昔から飲まれているんですね!

(天)はい、酪農国家であるフランスでは、朝になると搾りたてのミルクを街で女性が売って歩いていたのですが、当時は殺菌技術なども確立されていなかったので、すぐに飲む必要があったんです。それで朝にコーヒーとミルクを混ぜて飲むようになったのだとか。
カフェオレは栄養価の高いミルクのカルシウムとコーヒーのカリウムを一緒に摂取できるので、寒い地域では1日の始まりに栄養も、暖も取れていいですよね。

カフェオレボウルの形の理由、知ってますか?

(ハル)なるほど。朝カフェオレを飲むってすごいおしゃれだな〜くらいにしか思ってなかったけれど、そんな歴史や理由があったんですね!

(天)ちなみにハルさん、カフェオレを飲むカップ「カフェオレボウル」は知ってますか?

(ハル)あ、知っています。でもなどうしてカフェオレはああいうボウルで飲むんでしょう。取っ手もなかったりするしスープの器みたいですよね。

(天)一説によれば、当時のパンはとても固かったそうです。だからカフェオレに浸して少し柔らかくして食べたのですが、マグカップだとパンを漬けて食べにくいですよね。それでカフェオレはボウル型の器で飲まれるようになったそうですよ。

(ハル)!!そうなんですね!ある意味スープで間違っていなかった(笑)
あ、でも固いパンだとするとその当時はクロワッサンじゃないってことですか?!

(天)そうですね、クロワッサンはウィーンのパンで、オーストリアから嫁いだマリー・アントワネットがフランスに持ち込んだと言われています。デニッシュ系のパンは朝のパンとされることも多いので、カフェオレとクロワッサン、というイメージがついたのかもしれないですね。

(ハル)クロワッサンにはカフェオレが絶対と思ってたけど、なるほど…

(天)クロワッサンとカフェオレの組み合わせ、私も好きですよ。

カフェ・オ・レを淹れてみよう!

(天)さて、それではハルさん、カフェオレの淹れ方はやりながら説明させてくださいね。ハルさんは、ペーパードリップで淹れていたようですが、今回はフレンチプレスで淹れてみましょうか。

(ハル)お願いします!

1.  フレンチプレスで濃いめのコーヒーを淹れる

(ハル)まずは、濃いめのコーヒーを淹れるんですよね。粉の量を多めにする、でいいですか?

(天)はい、OKです。浸漬時間を長くしたり、挽き具合を細かめにすることでも濃いめのコーヒーがつくれます。
選ぶコーヒー豆は、ミルクに負けないように、ボディ感のあるコーヒー…しっかりとしたコクのある深炒りの豆がいいですね。

(ハル)ここで4分待つんですよね。

2.  電子レンジでミルクを60℃くらいに温める

(天)ハルさん、ミルクは温めて入れましょう。電子レンジで60℃前後に温めてください。

(ハル)きゃー。わたしこないだは牛乳パックから冷たいまま注いじゃってましたっ。温めるんですね…そりゃそうか。

(天)冷たいまま…(汗)
ホットのカフェオレを作る場合はミルクも温めましょうね。でも高温にしすぎてしまうと、牛乳が持つ甘みも感じにくくなってしまうので、温めすぎないように注意しましょう。電子レンジの「牛乳温めモード」などを使っても良いですね。

(ハル)甘みかぁ。確かに温めるとほんのり甘さがでてきますね。

3.  同じ分量で混ぜ合わせる

(ハル)そしてミルクとコーヒーを合わせるんですよね。これ比率はどのくらいがいいんでしょう?

(天)まずは1:1にしてみましょうか。

(天)今回は1:1にしましたけど、分量に関してはお好みで調節してくださいね。以前、フランスの方がお店でカフェオレを注文した時に、ミルクを別に持ってきて欲しいとお願いするのを見たことがあります。 自分の好みで調整して味わいたいからなんだそうです。

(ハル)なるほど、ミルクの割合も自分好みでいいんですね。気分によってコーヒーの濃さを変えたりしてもいいのかも。
あ、そうだ!いつだったかコーヒーとミルクを同時にちょっと高い位置からカップに注ぐのを見たことがあるんですけど、あれが正式な淹れ方だったりするんですか?

(天)ホテルなんかでは取り入れてるところもありますね。空気を含んでまろやかになるという説もありますけど、必ずそうしなければいけない、ということではないですよ。

おいしいカフェオレできました〜

(ハル)さて完成です。今回もクロワッサンを用意してみました!
必ずしもクロワッサンにカフェオレじゃないってことでしたけど、いいの、憧れだったから。だってわたしめっちゃテンションあがってる〜!(おしゃれやん)

アレンジして楽しむカフェオレ

(天)おいしそう。完成おめでとうございます。

(ハル)うれしいです。天の声さんもカフェオレはよく飲むんですか?

(天)以前はあまり飲んでいなかったんですけど、最近はよく飲みますね。栄養摂取としてもカルシウムが摂れるのは嬉しいですし、コーヒー単体であまり好みじゃないコーヒーでもミルクを入れることでおいしくなったりもしますし。

(ハル)カフェオレって、ミルク好きな人、パン好きな人のためのコーヒーって感じですね。コーヒーとはまた違う優しい感じの飲み物で。

(天)甘味とも相性がいいですよ。そのまま砂糖を入れてもいいですし、黒砂糖やメープルシロップなどいろいろな甘味バリエーションでぜひ試してみてください。

あと、カフェオレを作る時におすすめなのがインスタントコーヒーです。温めたミルクに顆粒状のまま加えて溶かすだけで手軽ですし、なにより濃さの調節がしやすいのは、ドリップしたコーヒーには無い利点です。

(ハル)インスタントコーヒーですか!そういえば昔、おじいちゃんがインスタントコーヒーとお砂糖を少しだけ溶かしたミルクコーヒーを飲ませてくれました。おいしくて大好きだったけど、あれもよく考えたらカフェオレだったんだな…

(天)あらステキ。
コーヒーは苦いけれど、ミルクを多めにしたら子供でも飲めますね。

次回のハルのコーヒー

(ハル)そうですね。ミルクたっぷりのカフェオレやコーヒーゼリーは子供のころに食べた記憶もあります。そろそろ暑くなってきたし、久しぶりにひんやりコーヒーゼリー食べたくなってきちゃったなあ。

(天)いいですね!コーヒーゼリーって実はすごくいろんなバリエーションが楽しめるんです。ふるふるの飲むコーヒーゼリーなんかもおいしいですよ。ハルさん、次回はコーヒーゼリーで楽しみましょうか!

(ハル)飲むコーヒーゼリーですか!それはおいしそう。いろいろつくるの実験みたいで楽しいですね。わたし次回までにちょっとゼリーづくりのおさらいをしておきます。

(ハル)いかがでしたか?ミルクとコーヒーを合わせると、普段のコーヒーの幅がもっともっと広がりそう!朝のカフェオレをみなさんも楽しんでみてくださいね(クロワッサンも〜)。


そして次回はコーヒーゼリーです。柔らかいコーヒーゼリーを作るにはゼラチンに対してどのくらいのコーヒーを用意すればいいか、また手間をかけずにささっと作れるコーヒーゼリーもご紹介します。次回もどうぞお楽しみに!

今回の天の声

UCCコーヒー博物館 学芸員
コーヒー鑑定士
香月麻里

96年にUCCコーヒー博物館・学芸員職に就く。98年日本人女性3人目のコーヒー鑑定士(クラシフィカドール)となる。2007年からUCCコーヒーアカデミー専任講師としてコーヒー作法~フードペアリングの授業を担当。

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▼前回の『ハルのコーヒー』はこちら!


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