コーヒーゼリーラバーへ贈る、『12か月のコーヒーゼリー』。毎月ひとつずつ、これから迎える季節に合わせたコーヒーゼリーのレシピをご紹介します。
INDEX
今月のコーヒーゼリー
『レイヤード・コーヒー寒天』
エッジが美しいコーヒー寒天。
そのままなら「和デザート」の趣ですが、今回は、下からコーヒー寒天、ミルク寒天、透明な寒天の3つの層(レイヤード)にして、生クリームとコーヒーグミを飾ってみました。コンデンスミルクやアイスクリーム、小豆餡や甘納豆などを添えても相性が良さそうですね。
また使う器も、最初からグラスに入れて固めても良いですし、ガラス鉢などに賽の目に切った3種の寒天をミックスで盛り付けても涼しげです。
添えるものと盛り付けを工夫するだけでガラッと印象が変わるので、どう仕上げる方はあなた次第。ぜひ色々試してみてください。
材料(寒天流し用の型 1つ分)
こちらは写真のような幅17cm×奥行14cm×高さ5cmの寒天流し型で作る場合の分量です。使用する型の大きさによって作る量を調整してくださいね。
- コーヒー寒天(型の底から2~2.5cm程度の厚みになるくらい)
お好みのコーヒー 500ml程度
粉寒天 2g
砂糖 20~40g程度(お好みでOK) - ミルク寒天(コーヒー寒天と透明な寒天の間に薄く使う)
牛乳 100ml程度
粉寒天 0.5g
砂糖 10g程度(お好みでOK) - 透明な寒天(1cmくらいの厚みになるくらい)
水 250ml程度
粉寒天 1g
砂糖 20g程度(お好みでOK) - 飾り用
ホイップクリーム 適量
コーヒーグミ
※コーヒーグミの作り方はこちらの記事で!
作り方
- 最初にコーヒー寒天を作ります。
作り方はこちらの記事を参考にしてください。
→【永久保存版】コーヒーゼリーの基本の作り方 | ゼラチン・アガー・寒天の違いも解説! - 熱いうちに型に流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めます。
- 同様にミルク寒天を作り粗熱を取ります。固まった[2]の上に薄く流し入れ、同様に冷蔵庫で固めます。
- 同様に透明な寒天を作り、粗熱が取れたら、固まった[3]の上に流し入れ、冷蔵庫で固めます。
- 全体が固まったら、層が分かれないようにそっと型から外し、食べやすい大きさに切ってからホイップクリームやグミなどを飾ってできあがりです。
※各層は順番に固めているため完全にくっついているわけではありません。食べる時に、スプーンやフォークを差し入れると層が分かれることもあります。
■ポイント・コツ
今回は仕切り付きの型を使いました。仕切りの無い型の場合は、お好みのサイズや形に切って盛り付けてください。
ミルク寒天が少量で作りにくい場合は、透明な寒天と同じ量で作り、残りは別の器などで固めて楽しんでください。またコーヒー寒天を一番厚くしていますが、コーヒー寒天とミルク寒天を半々にするなど、各寒天の厚みはお好みで。
ちなみに、一番上の「透明な寒天」が少し琥珀色になっているのは、最後に寒天液を流し入れたとき、まだ少し熱かったせいか一番下のコーヒー寒天が少し溶け出して色が付いたためです。クリアな色にしたい方は、熱々を流し込まないよう温度調整に気を付けてみてくださいね。
今月のコーヒーゼリーに使用したコーヒーは『ゴールドスペシャル アイスコーヒー無糖 1000ml』
今回は3層の寒天を作ったので、コーヒーは手軽なリキッドタイプを用いました。おすすめは『ゴールドスペシャル アイスコーヒー無糖 1000ml」。
無糖タイプなので甘み調整がしやすく、しっかりとしたコクもあるのでコーヒー寒天にもぴったり。甘めのクリームや黒蜜を添える場合は、無糖の味わいを活かして、砂糖を加えないブラックコーヒー寒天にするのもおすすめです。
新年度が始まって、高揚した気分で過ごす4月、5月。そしてゴールデンウイークを過ぎた今、一息つきたい気分の人もいるでしょうか。
3層でできた寒天は、そっとフォークを入れるとほろっと崩れていきます。そして口の中に入れてからも、ほろほろと優しい食感でなくなっていきます。
ゼラチンやアガーで作るコーヒーゼリーは、ツルンツルンとリズミカルに食べる楽しさがありますが、心と体をほぐしたい日のデザートには、触感でも癒してくれるコーヒー寒天がふさわしいかもしれません。
コーヒーはどんな形になってもあなたの味方。リラックスタイムのお供にして、元気に夏を迎える準備をしてくださいね。
シンプルな基本のコーヒーゼリーの作り方はこちらでチェック!
前回の「12か月のコーヒーゼリー」はこちら!
・・・次回の「12か月のコーヒーゼリー」もお楽しみに!
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