元プロ陸上選手・為末大「僕がコーヒーだけにこだわる理由」【私のCOFFEE STYLE vol.2 】 | コーヒーと、暮らそう。 UCC COFFEE MAGAZINE

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元プロ陸上選手・為末大「僕がコーヒーだけにこだわる理由」【私のCOFFEE STYLE vol.2 】

「生活の中でこだわっているのは、コーヒーだけ」。そう語るのは、陸上トラック種目の世界大会で日本人として初めてメダルを獲得し、いまだ破られていない男子400メートルハードルの日本記録保持者である、元プロ陸上選手の為末大さん。スポーツコメンテーター、指導者、代表取締役など、複数のキャリアを持ち、数多くの著書も持つ為末大さんに、陸上人生とコーヒーとの関わりを教えてもらいました。

ためすえ・だい
2001年、世界大会(スプリント種目)で、日本人として初めてメダル(銅メダル)を獲得。3度のオリンピックに出場した、男子400メートルハードルの日本記録保持者(2019年8月現在)。現在は株式会社Deportare Partners(デポルターレ・パートナーズ)の代表取締役、「アスリートが社会に貢献する」ことを目指す一般社団法人アスリートソサエティの代表理事を務める。著書に『為末大の未来対談―僕たちの可能性ととりあえずの限界の話をしよう』、『諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉』(ともに、プレジデント社)など。

Twitter:@daijapan


「カフェ×読書」の空間でいつの間にか好きになっていた、苦い飲み物

——為末さんは、大のコーヒー好きだと伺いました。プロ陸上選手の為末さんがコーヒーと出会ったきっかけ、そしてコーヒーを好きになったきっかけは、何だったのでしょうか?

僕の家族は、年末年始になると祖母の家に親戚が20人くらい集まる習慣がありました。昼になると、コーヒーが人数分出てきて、みんなおいしそうに飲むんです。けど、僕はいくら砂糖を入れても「苦い飲み物」としか思えなくて(笑)。それが、コーヒーとの最初の出会いですね。

——初めてコーヒーに口をつけたのは何歳くらいか、覚えていますか?

うーん、何歳とまでは覚えていないですね……。幼少時代かなぁ。まあとにかく、苦かったですよ(笑)。

——苦い、臭い、まずいといった“ネガティブな味”を小さい頃に経験すると、その対象の食べ物・飲み物が嫌いになってしまうような気もしますが……。

21~22歳くらいから1人で海外に行くようになったんですが、当時(2000年前後)は現在のようにインターネットが発達していない時代だったんですよね。異国の地で英語が理解できなかった自分の娯楽は、いつの間にか「走ること」と「本を読むこと」の2つになっていました。

娯楽の数が少なければ、おのずと自分と向き合う時間も増えます。「走ること」は陸上選手なので必然だったのですが、「本を読むこと」を追求していった結果、気付いたらカフェで読書をしながらゆっくりとコーヒーを飲むこと、そしてその空間そのものが好きになっていたんです。その頃からですね、コーヒーが好きになったのは。

——海外は、どの方面を訪れていたのでしょうか?

フランスだと、パリとニース。スイスはローザンヌ。クロアチアはザグレブ。イタリアだと、ローマ。ヨーロッパが中心でしたね。僕が普段滞在していたのは、オランダのハーグです。

イタリアを筆頭に、ヨーロッパの各国のコーヒーはエスプレッソが主だと思っていたのですが、ギリシャは違いました。ギリシャ人は、ネスカフェのインスタントコーヒーをよく飲んでいるんですよね。一方、確か大手コーヒーチェーン店が進出する前(2000年前後)に合宿地のアメリカで飲んだコーヒー……いわゆるアメリカンコーヒーは、水とコーヒーの間のような味で、どのお店も薄いコーヒーを出していましたよ。

——その国々で親しまれている、さまざまなタイプのコーヒーを飲まれたんですね。

どの国・どの種類もそうなんですが、コーヒーのにおいが好きなんですよ。ワインとウイスキーも同じで、特にウイスキーは「ウイスキーの聖地」とも呼ばれているアイラ島(スコットランド)のスコッチウイスキーのにおいが好きなんですよね。あの焦げたような香り……すごく好きです。においから、段々、コーヒーに目覚めていったのかもしれませんね。

あと、「国(街)דコーヒーを飲んでいる自分”」の組み合わせに酔ってしまいますね(笑)。「クロアチアの街角でコーヒーを飲んでいる俺」みたいな。それを味わいたいがためにコーヒーを飲んでいるような気もします(笑)。

——スコッチウイスキーのにおいは、確かにスモーキーな香りですよね。昔から、コーヒーのにおいは好きだったのでしょうか?

あまり意識していませんが、亡き父親が香ばしいものが好きだったこともあり、コーヒーの香りを懐かしく感じるのかもしれません。

——「コーヒーがある日常」の中で育ったことがうかがえるお話ですね。幼少時代から大人になった為末さんは現在(いま)40代の人生を過ごされていますが、昔と比べるとコーヒーとの関係が変わってきたなと感じるときはありますか?

「コーヒーなら、何でもいい」の考えがなくなり、「こういう焙煎がいい」「この店のこのコーヒーが飲みたい」といった“明確なこだわり”を持つようになりました。昔はシンプルに「コーヒーを飲みたい」だけだったのですが。

数年前、「酸っぱいコーヒーは嫌だ」と言っていた時期があったんです。そしたら、ある方から「おいしい酸味を知らないだけだ」と諭されて。それでおすすめされた酸味の強いコーヒーを飲んだら、とてもおいしかったんですよね。そういう学びがあるのも、コーヒーの魅力だと思います。

リラックスするきっかけや“燃料”にもなるコーヒーは、「1つのスイッチ」

——今日は、コーヒーの専門家として、『My COFFEE STYLE MAGAZINE』編集部から2名の方に来ていただきました。為末さんが日頃感じているコーヒーの疑問があれば、ぜひ、ご質問ください(注:以後、文頭に名前を記します)。

為末さん では、さっそく。コーヒーって、1日に何杯まで飲めるものなんですか? 今はドーピング検査をされることはないんですが(笑)、昔は50~60杯飲むと引っかかるといわれていました。現在、カフェインは禁止薬物ではないですが。

編集部Y よくいただくご質問ですが、50~60杯飲まない限り、カフェインが悪影響を及ぼすことはないといわれています。むしろ3杯程度なら、推奨したいくらいです。

為末さん 3杯程度なら、OKなんですね。ありがとうございます。あと、フレンチプレスってありますよね。「ペーパードリップ」との違いは何ですか?

編集部Y ペーパーフィルターとドリッパーなどを用いて、コーヒーの粉にお湯を落としながら抽出するのが、ペーパードリップです。一方でお湯の中に粉を付け込み、滲み出すように抽出するのが、フレンチプレスですね。

ペーパードリップは、お湯がコーヒーの粉を通過する間に、“いかに美味い部分を抜き出すか”がテクニックなので、ちょっとしたコツが必要で難しいのですが、フレンチプレスはお湯、粉の分量、何分蒸らすかの3つを式化してしまえば、それほどテクニックはいりません。その代わり、お湯と粉が接触する時間が長いため、雑味が出やすいです。

とはいえ、フレンチプレスは、コーヒーの良さを余すことなく引き出す淹れ方といわれています。スペシャルティコーヒーを出しているお店では豆のポテンシャルを引き出せるということで、フレンチプレスを使われている所も多いですね。

フレンチプレスでコーヒーを美味しく淹れる|分量・抽出時間・豆選び・使い方まとめ

為末さん 僕も家で飲むときは、フレンチプレスで淹れることがあって、器具も10種類くらいあります。豆を挽くミルもいくつか持っていますし。

そうだ。ペーパードリップで淹れるとき、最初にちょっと湿らせて回しながら淹れていくのは、正しい淹れ方ですか?

編集部Y 正しいです。コーヒーは体の中にガスが残っていて、そのままお湯を注いでしまうと、気体が液体を阻んで、きちんと内部まで浸透しないまま、お湯が落ちきってしまいます。最初に湿らせると、ガスが出るんですね。蒸らしは10~20秒を推奨しています。20秒以上置くと粉が冷めてお湯の温度も下がり、苦みが出やすいので、注意してください。

では、今度は私から質問させてください!為末さんは遠征に行かれたとき、時差ボケをコントロールするためにコーヒーを飲まれていたと聞きましたが、本当ですか?

為末さん 陸上は各国を転々とする珍しい競技なんですが、時差ボケをできるだけ早く解消するためにコーヒーを飲んでいました。現役時代はあまりアルコールも飲めないし娯楽も限られているので、コーヒーを楽しむ選手は多かったと思います。

編集部Y コーヒーは常々、不思議な飲み物だと思っています。なぜかというと、得られる効果が人によってばらばらだからです。リラックスしたいときに飲む人、(カフェインが含まれているので)決起したいときや興奮したいときに飲む人、為末さんのお話のように時差ボケを解消するために飲む人。いろいろな効果をコーヒーに期待しているんですよね。アスリートの体調コントロールの一助になっていることは、興味深いです。

為末さん きっと、“スイッチ”なんでしょうね。ある種のルーティンなんだと思います。現役時代は“燃料”のように飲んでいましたから。

デンハーグにあるおいしいパニーニとコーヒーを出してくれるカフェ——世界各国にある行きつけの場所

編集部Y 現役時代、コーヒーを飲む頻度は制限しなかったのでしょうか?

為末さん 制限しませんでしたね。コーヒーは、栄養があるとかないとかそういう対象ではなかったですし。飲む時間すら気にしていませんでしたよ。僕は朝昼晩とご飯を食べた後に飲んでいました。仕事が始まったらお昼を基本食べないので、朝ご飯を食べてコーヒー飲んで、コーヒー、コーヒー、コーヒー……でしたね。どれだけ飲むんだよ、っていう(笑)。

そういえば、喫茶店などでビックリするくらいおいしいコーヒーを淹れてくれるマスターがいるじゃないですか? あれ、すごいですよね。家でやってみても、なかなかあのレベルに到達できません。

編集部Y コーヒーを作る工程はさまざまで、それぞれに多くの選択肢があるんです。各工程でベストだと思われる選択肢を見極めながらベテランが心を込めて淹れた一杯となると、やはりランクが違う味がします。

為末さんの思い出に残る喫茶店やカフェはあるのでしょうか?

為末さん 思い出というか……遠征で世界各地を転々とするので、その国(街)ごとに行くカフェが決まっているんですよね。そして、コーヒーの新たな魅力に気付くこともあります。

例えば、オランダのデンハーグには、小さな商店街の端においしいパニーニとコーヒーを出すカフェがあって。そのお店には週3回、朝食を食べに行っていましたね。イタリアはどのカフェでもちゃんとおいしいコーヒーを淹れそうなのに、意外と“振れ幅”があるな、とか(笑)。日本の方がちゃんとしたコーヒーを出しているなと感じました。

編集部Y 水が違うからかもしれませんね。ヨーロッパが苦みの強いコーヒーになってしまうのは、硬水だから、ということもあると思います。日本の場合も、京都はやわらかい水が多いように、関東と関西では水の硬度が異なります。同じコーヒーを使って淹れても、東と西で味が違うということもあるわけですね。おいしいコーヒーを淹れるには、コーヒー豆だけではなく、水も大事なんです。

「水選び」でコーヒーのおいしさが変わる? | 水で変わる味の違いと淹れるコツを解説

コーヒーの香りを表す言葉の三段活用

為末さん ちなみに、僕が現在、生活をする上でこだわっているのは、コーヒーだけなんです。例えば、お茶やワインなど、大人になってからこだわりが出てくるような飲み物には、大したこだわりはないんですよ。グルメでもないし……。かみさんからもよく言われるんですが、コーヒーだけがうるさいっていう。

味のこだわりでいうと、酸っぱいのは苦手ですね。自分が思っている「酸っぱい」と「酸味」は別物だと学習してきたので、最近はあえて言わないようしているんですけど(笑)。苦めで香りの強い飲み物が好きです。

編集部Y 香りは重要な要素だと思います。コーヒーの場合、香りを表す言葉が段階によって変わるんですね。豆を挽いたドライの状態の香りは「フレグランス」、お湯で抽出するときの香りは「アロマ」、そして飲んで鼻に抜けるときの香りは「フレーバー」と3段階の香りを感じることのできる飲み物がコーヒーなんです。

為末さん なるほど。3段階の香りは意識していなかったなぁ。僕の場合は家で淹れることもありますが、わざわざカフェに行って飲むことも多いです。さっきも触れたように、その街のカフェで飲むのが好きなんですよね。街とコーヒーがある空間というか。だから、旅行先や遠征先ではまず滞在先の近くのカフェを検索します。

そういえば、UCCさんはジャマイカに農園持たれてますよね? 一度、取材でジャマイカの山の上まで行って、農園を見てきたことがあります。とってもきれいな所でしたね。絶景で!

編集部Y そこは「ジャマイカに農園を作りたい」という創業者の夢がかなった農園で、大量生産はできないのですが、私たちの想いが詰まった象徴の場でもあるんです。ジャマイカは特に傾斜の激しい高地で栽培されているので、社員でも限られた人しか行けない農園ですね。代名詞にもなっているブルーマウンテンを一番飲んでいる国は日本で、実はヨーロッパではあまり飲まれていません。

それにしても、為末さんは本当にさまざまな国でコーヒーを飲まれているんですね。うらやましい限りです。

為末さん 現地の思い出が、コーヒーやカフェとつながっていることも多いですね。こだわりもありますし、そこそこ知識はあると思っていましたが、本当のコーヒー好きはコーヒー器具を持ち歩いてる人もいますよね。そういう方には心底かなわないので、最近はあまり「コーヒーの知識がある」って言わないようにしています(笑)。

編集部Y いますね。私の友人にもミルを持ち歩き、新幹線の中でガリガリやって淹れている人がいますから。

為末さん 周りもハッピーですよね、いい香りがするから(笑)。ちなみに、UCCさんがおすすめするカフェはあるんですか?

編集部Y 東京本部(新橋/御成門)1階の〈上島珈琲店No.11(ナンバーイレブン)〉は唯一ハンドドリップで淹れているお店で、豆も焙煎度合いから選ぶことができます。また、コーヒーについて勉強できる学び舎・UCCコーヒーアカデミーも同じ建物内にあり、こちらではコーヒーの基本やおいしいコーヒーの楽しみ方、より深いコーヒーの知識や技術などが学べるんですよ。

言葉の選び方・伝わり方や共通認識の深さは“バックグラウンド”で変わる

編集部Y 実は、UCCで新しいコーヒーのサービス『My COFFEE STYLE』が始まったんです。

為末さん 『My COFFEE STYLE』? 一体、どんなサービスなんですか?

編集部Y 例えば、「好きなコーヒーは何ですか?」と聞いても、なかなか言語化できるものではありません。そこで弊社が開発したのが、コクが浅い「ライト」、コクがある「ストロング」「酸味寄り」「苦み寄り」のそれぞれ味が違う4杯を飲み比べていただき、自分の好みのゾーンを知ってもらうサービス——『My COFFEE STYLE』です。

同じコーヒーを飲み続けることも多いと思いますが、自分がどんなタイプのコーヒーが好きなのかを探る楽しさや新しい発見を通じて、多種多様なコーヒーに触れていただきたいと思っています。国内で提供されているコーヒーの多くは苦みと深みが強いものが多く偏っているので、もっとコーヒーに選択肢があることを知っていただきたいですね。

為末さん (『My COFFEE STYLE』の4つのテイスティングキットを見ながら)確かに、コーヒーの味を表現するときの言葉って、抽象的な表現になりがちですよね。それが、この4つを飲み比べると、少なからず飲み比べる前よりかは言語化されている可能性が高いと。なるほどなぁ。

編集部Y 為末さんはいくつもの著書を出されていますし、Twitterでもメッセージを発信されているので、ご自身の考えをきちんと言語化されている印象があるのですが、その言語化に際して何か意識されていることはありますか?

為末さん 想いをきちんと伝えるために必要なのは、インプットだと思っています。アウトプットが言語化なのであれば、そのためにインプットした数が自分の中にどれだけの量あるかが重要だと思うんですね。

もう一つは、アウトプットをしてみた結果、どのように受け止められたのか、伝えたいことが伝わったのか、そういうことを繰り返すこと。その反復が言語化の精度に影響してくると思っています。

この年になると自分の得意技があると思うんですけど、僕は頭が言語の人間なんです。言葉が好きだし、仕事をしていても気になるのは人の言葉づかいなんですよ。

編集部Y 執筆されるときも、詳細まで推敲(すいこう)されるのですか?

為末さん 「その文の『を』を『は』にすると、こうなっちゃうかな」とか、一文を書くにしても、かなり考え抜きます。

これは競技の指導経験に基づくのですが、言葉よりも、「想定してる人がどうイメージするか」を思いながら言葉を考えているような気がします。だから、同じことを伝えるにしても、10人に対して一人ひとりに伝えるのなら、伝える言葉はそれぞれ変わるでしょうね。

例えば、スリランカ人には正座の経験がありません。スタート位置の膝の角度について「正座から立ち上がってみろ。あれと同じだよ」と言えるのは、日本人だけです。けど、正座経験がない人にそう伝えても理解できませんよね。であれば、表現を変えなければいけない。言葉は、相手の身体経験から引っ張ってこないと、響きませんから。だから、「この人のバックグラウンドは何だろう?」と考え抜いた経験が現在の言葉の選び方に関係していると思います。

編集部Y コーヒーもフレーバーの表現を言語化した図があります。コーヒーは世界中で飲まれているので、フレーバーを表す共通性がある言葉選びは、大変です。日本人に「デーツのような味」と言ってもピンとこない人も多いでしょうし。反対に「のりの味」と表現しても海外の人はわかりません。言葉というのは、お互いのバックグラウンドを考えながら使用しないと、本当の意味で伝わりにくいんだなと思いますね。

為末さん 前提として、言葉は国によって大きく違いますからね。「willなどの未来系の表現がない国は貯蓄が低い」という面白いデータがあるんですよ。例えば、もしお腹が空いていても庭にバナナの木があれば空腹を満たす未来を考える必要がないので、そもそも未来を表す言葉が生まれない。反対に、日本のように冬をまたぐために準備する必要がある人種は、明日や来年といった未来のことを共有する言葉が発達しています。そのバックグラウンドの違いだけでも、お互いが共通認識するための表現は大きく異なりますよね。

僕は、言語体系と身体動作は相関があると考えています。日本語は「触る」「なでる」「触れる」など、触覚と身体に関する言語が多いんですね。そういった言語文化の選手の指導は、感覚的な指導になることが多い。日本人が器用だといわれる背景を探ると、感触に関する言語が多いからというのが僕の仮説なんです。日本で非接触ICカードなどの発明が多いのも、「“接触が多い言語”の裏返しなのでは?」という気もしますね。

これからも続く、コーヒーがある生活

コーヒーとの出会いから嗜好(しこう)、そして言葉の選び方や伝え方まで、幅広くお話ししてくれた、為末さん。陸上選手時代、そして現在。「苦い飲み物」としか思えなかったコーヒーは、ときに燃料になったり、ときにスイッチになったりと、いつしか為末さんにとって欠かせないものになっていました。

10年後、20年後——。為末さんのそばにあるコーヒーは、果たしてどんな役割を果たしているのでしょうか?


撮影場所:新豊洲Brilliaランニングスタジアム


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