How to

究極のマイブレンドを作ろう

2019.06.05
カフェや喫茶店のメニューでよく目にする「ブレンド」。この「ブレンド」の意味は知っていますか?

「ブレンド」とは、さまざまな産地のコーヒー豆を合わせて味わいを作り出したコーヒー(やコーヒー豆)のこと。今回はコーヒーの「ブレンド」をテーマにお届けします。

ストレート」と「ブレンド」

一種類のコーヒー豆、もしくは一種類のコーヒー豆から淹れたコーヒーを「ストレート」と言います。「シングル」なども「ストレート」と同義です。メニューには、「モカ」「ブルーマウンテン」「ブラジル」など、単一の品種名や産地、生産国名で書かれていたりします。

対して、数種類のコーヒーが配合されているものを「ブレンド」と言います。店頭で「●●●ブレンド」等の名前がついていたり、パッケージ商品なら、裏面表示の「生産国名」のところに複数の生産国名が表記されていたりします。

 

味の相乗効果を楽しむ「ブレンド」

コーヒー豆は産地ごとに違った特徴があり、様々な風味を楽しむことができます。ではなぜブレンドするのでしょうか?

ブレンドを作るメリットはいくつかありますが、一番の理由は、それぞれの長所を組み合わせることで味の相乗効果を生み、新たなおいしさを創造することができるためです。

つまり、豆の選び方や割合を変えることでその味わいは無限大。コーヒーの面白さのひとつですね。

 

マイブレンドを作ってみよう

Step1 どんな味を作りたいのかイメージする

まず「どんな味をつくりたいか」をイメージしてみましょう。あなたが作りたい味は「どっしりとした味」「苦味のきいた味」「後味のすっきりした味」どんな味わいですか?


例えば「和食の後に飲みたい」「朝一番に飲みたい」「チョコレートケーキと合わせたい」など飲みたいシチュエーションをイメージしてみるのも一つの方法。
「ブラックで飲みたい」「シュガー&ミルクを入れて飲みたい」「香りを楽しみたい」などでもいいでしょう。シュガー&ミルクを加えて飲むならそれらを受け止められるコクのある味わいにしたり、香りを楽しみたいなら特に香りの高い豆を使ってみるなど、まずは仕上がりの味わいをしっかり想像してみることが大切です。

Step 2 ベースとなる基本の豆を選ぶ

ブレンドのベースとなる基本の豆を選びましょう。

個人で楽しむブレンドの場合、自由な発想で個性的な豆を選べるのも魅力のひとつ。もし迷うようなら、オススメは「ブラジル」と「コロンビア」。風味が良いということに加え、品質や生産量が比較的安定していることから、商業的にもブレンドベースとしてよく使われています。

産地ごとに味わいが異なるコーヒー豆。また同じコーヒー豆でも焙煎度合いによって、表現される味わいも違ってきます。それぞれの豆の個性を知り、飲んだ時の味わいの印象を自分の中にしっかり記憶させることが大切です。

Step 3 味や香りをつけるアクセントの豆を選ぶ

ベースを決めたら次は、アクセントとなるコーヒー豆を選びます。ごくごく一例ですが…

・苦みとコクを加えたいなら深めに焙煎したブラジル
・豊かな香りを楽しみたいならガテマラやキリマンジァロ
・酸味の印象が強い仕上がりにするならモカを加える

など。仕上がりを想像しつつ、自分で記憶した味わいの中から追加する豆を選びます。

また、ブレンドに使用するコーヒー豆はベースも含めて35種類程度にしましょう。たくさん使いすぎるとそれぞれの個性がなくなり、かえって平坦な味わいになってしまいます。出来上がりの量を10として「532」「3322」など、大きく区切った割合で配合を考えていきましょう。

 

カップテスト方式でブレンドづくりにチャレンジ!

コーヒー鑑定士が味の判定を行う時には、人の味覚で味わいを判定する「カップテスト」を行います。新鮮な数種類のコーヒーを手に入れたら、これと同じ方法で一度に何種類ものコーヒーの味わいを試しつつ、ブレンドづくりにチャレンジしてみましょう!

【カップテスト方式ブレンド】

1. ガラス製のカップなどをコーヒーの数だけ用意。
2. 粗めに挽いたコーヒー(8g程度)を入れ、お湯(140cc程度)を注ぎます。
3. かき回しながら立ちのぼる香りをかぎ、コーヒーの粉が沈んだら表面に浮いた浮遊物を取り除いてコーヒー液を味わいます。
4. それぞれの味が分かったら、スプーンで自分の考えた配合にコーヒー液をブレンド。
5. 気に入った配合が出来たら、今度はコーヒー豆に置き換えて配合すればあなたの「ブレンドコーヒー豆」ができあがり。

 

究極のマイブレンドを求めて

各メーカーやカフェ・喫茶店では、その道の達人が、日々「味わい」という無限の可能性の中で己の感覚をめぐらせておいしさを創造しています。自分好みの味わいを追求し、自分の「ブレンド」をつくると、いつものコーヒーを味わう姿勢も変わって、きっともっとコーヒーが楽しくなります。

世界にたったひとつ、あなただけの味づくりにぜひ挑戦してみてください。


 

コーヒーを淹れてみたいな、と思ったら。

 

 

 

 

 

\ SNSでシェアしよう! /

こちらの記事もオススメ

     RANKING

    人気記事

     CATEGORY

    カテゴリー

     KEYWORD

    キーワード
    ページトップ