珍しいコーヒー豆「ローリナ」
アローハ!今月は農園内の特定エリアで栽培しているコーヒー「ローリナ」 についてご紹介したいと思います。
「ローリナ」とはコーヒーの品種のひとつです。コナで育てられている品種は、アラビカ種のティピカが一般的ですので、「ローリナ」はコナ地域では珍しいタイプのコーヒーと言えます。
「ローリナ」コーヒーの特徴
その特徴はと言うと…まずはなんといってもその豆の形です。
品種名で言うと、左が「ティピカ」、右が「ローリナ」です。「ローリナ」は豆の先端が尖っていて、ちょうどラグビーボールのような形をしています。一粒当たりのサイズも「ティピカ」と比較してだいぶ小さいですね。
そしてもうひとつの大きな特徴は、コーヒーとして抽出した時のカフェイン量が通常のものと比べて約半分であることです。味わいは少しマイルドな印象で、カフェインのしっかり入ったガツンとしたコーヒーが好きな愛好家にとっては少しもの足りないかもしれません。一方、カフェインに敏感で飲みすぎると夜に眠れなくなってしまう方にはおすすめです。
人工的なプロセスでカフェインを取り除いているわけではなく、品種そのものの特性ですので、少し格好つけた表現をすると、「ナチュラルハーフカフェインコーヒー」ですね!
コーヒーの木の違い
また「ローリナ」と「ティピカ」は木の形も大きさも異なります。
上の写真はハワイ農園の「ティピカ」の木です。
こちらは「ローリナ」の木です。クリスマスツリーのような形をしていて、樹高もかなり小さいのがわかりますでしょうか?
こちらは「ローリナ」の木に実ったチェリー(コーヒーの実)の様子です。コーヒーの実自体もすでにラグビーボールの片鱗を見ることができます。
また農園ならではの視点として、「ローリナ」は非常にピッカー(収穫者)泣かせのコーヒーなのです。なぜなら木が小さくて枝や葉が密集し、チェリー自体も小さいので、常に枝をかき分けながら収穫をしなければならないからです。
それでも頑張ってくれるピッカーのおかげで、数量は多くありませんが、UCCハワイ農園のストアーでは、「ローリナ」100%のコーヒーが製品ラインナップに並びます。
ハワイ農園にお越しの際にはぜひ「ローリナ」をお試しください!
UCCハワイ農園のカフェメニューをご紹介
ここからは、UCCハワイ農園内のストアーで飲めるメニューをご案内します。
ストアー内では、コナコーヒーを100%使ったエスプレッソドリンクメニューや、社員による手作りクッキー、さらにコナコーヒーの粉が入った大人気のコナコーヒーアイスクリームなどを販売しています。
ラテ、モカ、カプチーノをはじめ、基本的なエスプレッソ・ドリンクもご用意しているほか、ミルクは通常の牛乳に加えて豆乳やアーモンドミルクなど複数からお選びいただけます。手作りクッキーはコナコーヒー味とマカデミアナッツ味があり、ドリンクとの相性も最高です!
UCCハワイ農園ならではのメニューのこだわり
UCCハワイ農園のストアならではのこだわりポイントのひとつが、アイスコーヒー、アイスラテ、アイスモカに入れる氷にあります。
水を凍らせたものではなく、コナコーヒーを凍らせた氷を使用していますので、時間がたっても味が薄まることなく、最後までコナコーヒーの味わいを堪能できるのです。
そして、お店での一番人気のメニューは? と聞かれれば、間違いなく「コナコーヒーアフォガード」(写真上)でしょう。
コナコーヒーエスプレッソをかけて味わうコナコーヒーアイスクリームは、甘みと、ほろ苦さのハーモニーが万人受けする、人気のメニューとなっています。
ストアに隣接したウッドデッキでくつろぎ、コナの街を見下ろしながら飲むコナコーヒードリンクは格別です。
ぜひハワイ島のUCCハワイ農園内ストアにおいでください。
お待ちしています!
UCCハワイ ⼩林(代表)&三⽊よりお伝えしました。
▼前回の農園レポートはこちら!
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