ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コーヒーを飲むたびに「おいしいな」「イマイチ好きじゃないかも?」と思うことはあっても、いざ自分が好む味を説明しようと思うと難しい。コーヒー売り場で、どんな風に豆を選べばいいのかわからない。そんな経験ありませんか?
『My COFFEE STYLE』で販売中の「テイスティングキット」。4つの異なる味のコーヒーを飲んで「好き」or「うーん」を登録すると、自分の好きな味の傾向がわかるサービスです。スタッフも挑戦してみました!
開けてみた!
「テイスティングキット」はこんな感じの箱に入っています。美味しく淹れるコツが書かれたリーフレット付き。
4つの味を飲み比べ、ということなので、ちょうどお客さま用に揃えたKINTOのグラスマグ4客をスタンバイ。
「いや同じサイズのカップ、4つもないし!」という方も多いと思いますが、ちゃんと適量で淹れられれば、バラバラでもまったく問題ないと思います。
セットしてみた!
中には、1杯分の粉が入った4種類のコーヒー、そして使い捨てできる紙製のドリッパーが4枚入っています。
ドリッパーはフィルター部分をしっかり広げて、横の「PUSH」マークを内側に折りこむと、開いた状態に固定される仕組み。
モノトーンの格子柄が可愛くて、4枚をグラスマグにセットし終わったところで、かなり気分もアガります。
フィルターに、それぞれのコーヒーを入れます。こぼさないように慎重に。説明通り、軽く振って粉の表面を平らにならしておきます。
袋のQRコードも感想登録に必要なので、セットしたカップの横へ。
1杯分を140~160ccのお湯でドリップするので、4つの出来上がり量がブレないようにキッチンスケールがあるといいですね。
淹れてみた!
お湯を多めに沸かして…いざドリップ!平らにならした粉の上にそっとお湯をのせるイメージでまずは少量。粉全体を湿らす程度注いだら20秒くらいおき、「蒸らし」の時間をとります。
この「蒸らし」をやることで濃度感、つまり「コク」が変わります。少量のお湯でコーヒーの粉に含まれたガスをまず追い出すことで、お湯とコーヒーが接触しやすくなり、成分をしっかり抜き出すことができるからです。ここ、ポイントですね。
普段ひとり分だけ淹れることも多い私は、最近この1杯分用のごくごく小さなドリップポットを買ったばかり。マットブラックのボディカラーに一目ぼれしての衝動買いでしたが、活躍の時がきました。どんな傾け方をしても湯量が一定で細く注げるので、たちまちドリップ上級者になった気分。
そもそもドリップポットを持っていない方もいると思いますが、蒸らしをやる・静かに注ぐ・全体量を守る、で美味しいコーヒーが淹れられると思います。
飲み比べてみた!
同じようにほかの3杯もドリップ。
トータルで4杯分ドリップすると時間もかかるので、先に淹れたコーヒーが冷めてしまわないようにカップを温めておくのも大切だなと。ドリップテクニックに自信のある方(かつ、注いだお湯の量がすべて計れる環境の方)は、横並びで一度に淹れる、のもアリかも?
さて!淹れ終わったところがこんな感じです。マグは容量が多いので少なく見えますが160ccでドリップしてみました。この画像ではわかりにくいですが、よ~く見ると、ちょっとずつ色味が違います!
そして、同じカップだと揃っていて綺麗なものの、飲んでいるうちにどのコーヒーかがわからなくなりそうだったので、シリコン製の鳥型のグラスマーカーを目印につけてみました!!
もちろん、袋の近くに置き飲むたびに定位置へ戻す、などでも大丈夫だと思いますし、不安な方は付箋を貼るなどして目印をつけておくといいかもしれませんね。
黄色のラベルのコーヒーには黄色の鳥をつけてみたり。
感想を登録してみた!
リーフレットに記載された「おすすめの飲み比べ順」どおり、ラベルの色が「黄色 → 茶色 → 濃いピンク色 →こげ茶色」の順番で飲んでみました。
果たして違いがわかるのか不安でしたが、ひとくちずつ飲んでみると、香りや風味など、それぞれのコーヒーが舌の上で個性を主張しながら喉へ落ちていくのが感じられました。うんうん、なるほどーーー。
とはいえ、「どれが好きか」と問われるとちょっと悩ましい。そんなときは「もうひとくち飲みたいと思うか」で決めると良いそう。そのアドバイスに従って、もう一巡飲みながら…はい!決めました!
スマホから袋のQRコードを読み取ると、感想の登録画面が表示されます。ラベルの色ごとに「好き」か「うーん」かをタップして自分の感想を入力していきます。(感想入力の前にはメールアドレス等の登録が必要です)
4つすべての感想を入れ「診断結果を見る」のボタンをタップすると、「あなたの好きなコーヒーは…」とマップができあがり、そこでワタシの嗜好性が明らかに…!
…私の結果は画面をボカしつつヒミツにしておきますが、普段「美味しい」と思っていた味とはちょっと違う意外な結果になり、自分の新たな面を見つけたような。明日からはもっと色々なコーヒーにチャレンジしてみたくなりました。
ちなみに私は4杯とも飲み干したのでお腹がたぷんたぷん。一度に飲み比べたほうが味の違いはよりわかりますが、1日1杯ずつ飲んで感想を入れていくのもアリだと思います。
これから「テイスティングキットをやってみる!」という方は、私のようにひとりでじっくり堪能するのもよいですし、友達や家族と一緒に飲み比べ会をやってみても楽しいかもしれませんね。
■ 現在は「テイスティングキット」の取り使いは終了しています。