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「エスプレッソ」って何?本場イタリアの飲み方やアレンジを教わってきた

2018.12.20
「全く知らないのも何となくカッコ悪いし、知っていたら、もっとモテるかもしれない……」そんな淡い野望を抱く「珈琲素人・ムラノ」がコーヒーの階段を一歩ずつのぼっていきます。

今回はカフェメニューには欠かせない「エスプレッソ」の魅力を知るために、本場イタリア流の飲み方にチャレンジ! 果たして珈琲素人の口に合うのでしょうか? UCCコーヒーアカデミー講師・早川先生に伺いました。

そもそもエスプレッソってなに?

「エスプレッソ」とは高い圧力をかけて抽出するコーヒーのこと。「エクスプレス」(急行)が転じて「エスプレッソ」と呼ばれるようになったイタリア生まれのコーヒーで、コーヒーの味がぎゅっと圧縮された心地よい苦味と濃厚な風味が特徴です。

こちらが、そのエスプレッソ。試しにカフェで頼んでみたら、小さなカップで出てきて驚いたという方もいらっしゃるかもしれません。

ムラノ:「小さい……。何だか、飲んだ気がしなさそうですねぇ。」

早川先生:「そうですね(笑)。とりあえず、ひと口そのまま飲んでみてください。」

まずは、試しにひと口。おそるおそる、カップを口元に運びます。

ムラノ:「にっっがぁぁ〜〜〜!でも、後味はちょっと甘みもあるような……? イタリア人は、これを毎朝飲んでるんですか……?」

早川先生:「もちろん、そのまま飲む人もいるかもしれませんが、普通は砂糖を入れて飲むんですよ。味わいが変わるので、ぜひ、試してみてください。」

エスプレッソは、コーヒー豆を極細挽きにし、「ポルタフィルター」と呼ばれる専用のフィルターに粉を詰め、圧力をかけながらお湯を通過させて抽出されたものです。淹れるためには、専用のエスプレッソマシーンを使用します。

エクスプレス(急行)に由来するエスプレッソは、その名の通り素早く抽出するため、朝仕事に行く前や食後にぐいっと2~3口で飲むのが通(つう)だそうです。

砂糖を加えて飲むべし!本場イタリアのエスプレッソの飲み方

そのままでも深い味わいを感じることができる、エスプレッソ。イタリアでは、砂糖を山盛り入れて飲むのが一般的です。

1. グラニュー糖を2〜3杯入れる

どんな味になるのか、先生のアドバイス通り、尋常じゃない量のグラニュー糖をカップへ投下!この糖分制限ムードの日本ではあまり見ない光景です……。

写真のように、砂糖がエスプレッソの表面に乗ったら、「クレマ」(エスプレッソの表面に浮かぶ泡のこと)が上質な証拠。そこからゆっくりと砂糖が溶けていくのを眺めるのも、エスプレッソを飲むときの楽しみの一つだそうです。

2. 砂糖をかき混ぜて飲む

砂糖を加え終わったら、ほどよくかき混ぜて、ぐいっと飲みましょう!

ムラノ:「!!何だか不思議な味わいです。甘いんですけど、後から苦味がふわっと尾を引く感じがクセになるというか……思った以上においしい! さっきまでの苦い味からは想像できなかったです。これを毎朝飲んで通勤するなんて、おしゃれだなぁ。」

3. 底に残った砂糖をスプーンですくって食べる

最後は、底に残った砂糖をスプーンですくって、いただきます。

ムラノ:「甘くておいしい〜! プリンのカラメルを食べてるみたいです。小さい頃、カラメルだけたくさん食べたいって思ってたんですよね〜!」

早川先生:「喜んでいただけて、よかったです。味の変化を楽しむのが、エスプレッソの醍醐味でもありますね。」

ムラノ:「エスプレッソって馴染みがないからおいしく飲めるか不安だったんですが、思った以上に飲みやすくて、コーヒー好きにはたまらないですね。皆さんにぜひ一度、飲んでみてもらいたい!」

エスプレッソベースのアレンジメニューも飲んでみる

もちろん、エスプレッソはそのまま飲むだけではありません。ミルクを加えればカフェラテに、フォームミルクを加えたらカプチーノに。他にも炭酸で割ったり、シロップを入れたりと、コーヒーの旨味を活かしながら、アレンジできます。

早川先生:「今回は、カプチーノを作っていきます。」

ムラノ:「すごい!ラテアートって、誰でも練習すればできるようになるものなんですか?」

早川先生:「センスが良いと、3時間くらいでできちゃう人もいますね……。」

ムラノ:「そんなに早くできるんですか? 俺もやってみたいな〜。」

早川先生:「はい、できました。」

ムラノ:「すごい! めちゃくちゃかわいいですね。さすがプロの技って感じ……!」

ムラノ:「味わって飲もうと思ったんですが、おいしすぎて一気に飲んじゃいました……。濃厚なコーヒーの風味と、ミルクの口当たりが良くて、飲みやすい。」

早川先生:「カプチーノは“ちびちび”飲むより、口を開けて一気に飲んだ方がいいんです。その方が、口の中でミルクの泡とエスプレッソが混ざり合って、一番おいしい形で飲めるんですよ。」

ほかにもあるアレンジメニュー

エスプレッソをベースにしたアレンジメニューは、カプチーノ以外にもまだまだたくさんあります。その一部をご紹介しましょう。

カフェマキアート

一般的にエスプレッソ(30ml)に少量のフォームドミルクを加えたもの。ミルクが少なめなので、よりエスプレッソの風味を強く感じられる飲み方です。

アフォガート

冷たいアイスクリームに熱々のエスプレッソをかけて味わう、イタリア発祥のデザートです。エスプレッソの苦味とアイスクリームの濃厚なミルク感がほどよく口の中でからみあい、その味わいはまさに絶品です。

シェカラート

シェーカーを使用して淹れる、イタリア風のアイスコーヒーです。

エスプレッソ、ガムシロップ、氷をシェーカーに入れてシェイク。急速冷却され、シェーカーによって作られた泡が優しい口当たりになります。

フラットホワイト

こちらもエスプレッソベースのコーヒーで、オーストラリアやニュージーランドなど南半球から広まったとされています。

ミルクが少なめなので、カフェラテなどに比べるとよりエスプレッソの味わいを楽しめます。

エスプレッソトニック

シュワッとした口当たりを楽しみたいなら、エスプレッソにトニックウォーターを加えて作る「エスプレッソトニック」はいかがでしょうか。

トニックウォーターには炭酸水にハーブや柑橘類由来のエキス、糖分が含まれているので、コーヒー感を消すことなく爽やかさが増します。

「エスプレッソは苦いだけ」…は間違い!!

ムラノ:「エスプレッソは苦みも魅力だけど、甘みや酸味もあって、活かし方によってさまざまな味に変化するんですね。今日はとても勉強になりました!」

早川先生:「もし機会があったら、カフェでも頼んでみてください。自分好みにカスタマイズするのも、楽しいですよ。」

ムラノ:「はい、そうしてみます!」

▼自宅でエスプレッソを作ってみたい方はこちらもチェック!

自宅でできる本格エスプレッソの作り方|おすすめ器具やマシンなしで作る方法も解説

* * *

エスプレッソを飲んだことがないという方は、ぜひ一度、本場の飲み方を試してみてください。コーヒーの新しい世界が開けること、間違いなしです。

なお、早川先生も在籍しているUCCコーヒーアカデミーでは、コーヒーの基本的な淹れ方や専門知識、そして今回ご紹介したラテアートの講座も受けることができます。興味がある方は、ぜひ一度受講してみてはいかがでしょうか?早川先生、おいしいコーヒー、ご馳走さまでした!

→ UCCコーヒーアカデミーのサイトへ

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