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前回のおさらい
みなさんこんにちは、ハルです!
前回は、いろんなアイスクリームでコーヒーフロートを作りまくりました。バニラアイスだけじゃなくて、ストロベリーやチョコレートもそれぞれにアレンジしておいしいデザートになったし、盛り付けにこだわったら映えるし、コーヒーフロート最強。あれから何度も家でコーヒーフロート作ってます。冷凍庫にアイスクリームが欠かせない(やばい太る)。
そして今回は、これまでのおさらい的な「コーヒークイズ」です!天の声さんにクイズを出してもらって、クイズに答えながらおさらいをしていきたいと思います〜!それでは天の声さん、よろしくお願いします!!
今回は、コーヒークイズ。全問正解できるかな。
(天の声)はい、ハルさんこんにちは。コーヒークイズ考えてきましたよ。ハルさんならきっと全問正解できると…
(ハル)ちょ、ちょっと待ってください、それはプレッシャーです!!
(天)ふふふ。ま、やってみましょうか。
第1問 開封したコーヒーの粉、どのくらいで使い切るのが理想?
(天)第1問目は、コーヒーの保存からのクイズです。
(ハル)はっ保存!わたしが最初「見せるディスプレイ!」とか言って悦に入ってたヤツだ…おしゃれなガラスキャニスターとか買っちゃったりして。
(天)そんなこともありましたね~。かわいいキャニスターだったんですけど遮光性という意味では残念でした。今回は保存の期間についての問題です。
第1問 開封したコーヒーの粉、どのくらいで使い切るのが理想? 以下の4つの選択肢の中から選んでください。 A)半年間 B)1年間 C)1週間から10日 D)特に期限はない
(天)わかりますか?
(ハル)おおー!わかります。Cの「1週間から10日」ですよね。そして、開封後は遮光性のある容器に密閉して冷蔵庫に入れる!
(天)さすがです。そのとおり。
(ハル)袋には賞味期限が書いてあるけれど、あれは未開封の場合なんですよね。
(天)はい。UCCでは未開封なら賞味期限を1年としています。コーヒーのパッケージは、保存のことを考えられて作られた機能的なものなのですが、開封すると、少なくとも気密性は失われてしまいますので、開けたあとの保存の仕方が重要なのです。
(ハル)生鮮食品と同じように考えて欲しいって天の声さん言ってましたね。
(天)ちゃんと覚えていてくれて嬉しいです。粉の場合は、豆以上に劣化が早いので適切に保存したうえで、1週間から10日で飲み切っていただくことを、推奨しています。
第2問 ハンドドリップで行うコーヒーの「蒸らし」 その蒸らす理由は何でしょう?
(天)第2問目は、コーヒーの「蒸らし」を知るからのクイズです。
(ハル)ハンドドリップでやる、アレですね。お湯を全体に行き渡らせたら20秒ほど待つという…
(天)はい、そのとおりです。ではこちらの問題をどうぞ。
第2問 ハンドドリップで行うコーヒーの「蒸らし」その蒸らす理由は何でしょう? 以下の4つの選択肢の中から選んでください。 A)粉にお湯を落として、お湯の温度を見極めるため B)ガス抜きをして成分を引き出しやすくするため C)それが伝統だから、儀式として行う D)カフェインの濃度を高めるため
(ハル)すごい、なんだかどれももっともらしいですね(笑)でも、間違えませんよ〜Bの「ガス抜きをして成分を引き出しやすくするため」です!
(天)正解です!
(天) 1杯分あたりの粉の量を10〜12gとしたら、蒸らしに使うお湯の量は20mlくらい。サーバーへぽたぽたと落ちるか落ちないかくらいの少量のお湯を全体に均一にかけて蒸らしてあげる、それが大切でした。
(ハル)ガス…二酸化炭素でしたっけ。それがあるとお湯が入っていきにくいから、ガスを抜くため、最初に湿らす程度の適量で蒸らす、と。
(天)はい。蒸らすことでコーヒーの粉の中に残っているガスを追い出し、お湯の通り道をちゃんと作ってあげることで、効率よくおいしさを引き出すことができます。
第3問 「透過法」と呼ばれる抽出方法を選んでください。
(天)次々いきますよ!ハルさん、コーヒーの抽出方法に関して大きく分けると「透過法(とうかほう)」と「浸漬法(しんしほう)」があるというのを覚えていますか?
(ハル)あ、はい覚えています。フレンチプレスの時に教えてもらいました。
第3問 以下の4つの選択肢の中から「透過法」と呼ばれる抽出方法を選んでください。 A)ハンドドリップ B)フレンチプレス C)パーコレーター D)サイフォン
(ハル)おおおーこれ、全ての抽出方法のことを知らないと答えにくい問題ですね。難易度高い(笑)
(天)わかりませんか?
(ハル)いえ、わかっちゃいました。Aの「ハンドドリップ」!
他の3つはどれも「浸漬法」、お湯に浸して抽出する方法ですから。
(天)ハルさん、知識ついてきましたね〜
(天)お湯が通過すること(透過)で淹れる器具と、お湯に浸すこと(浸漬)で味を出す器具。その特徴によって大きく2つに分けられるんですよね。
第4問 この器具の名前はなんでしょう?
(天)では次ですが…。ちょっと持ってきた器具を見てもらいましょうか。
(ハル)?
(天)はい、こちら。これの名前は?
第4問 この器具の名前はなんでしょう?以下の4つの選択肢の中から選んでください。 A)オリバー B)ドリバー C)ムレバー D)クレバー
(ハル)ドリバー…ってありそうだけどっ(笑)こちらはDの「クレバー」です〜わたし持ってますもん!(ムレバーって!!!)
(天)正解ですね。抽出器具クレバーって知ってる?でやりましたね。
(ハル)はい、とっても便利な器具でびっくりでした。テクニックいらずだから味のブレもでないし、初心者におすすめの器具でしたね。
第5問 おいしいホットカフェオレ、合わせるミルクの温度は何℃くらいが良い?
(天)次はホットカフェオレをつくるときの問題です。冬になるとほっこりおいしいホットカフェオレ、ハルさんもクロワッサンと一緒に楽しんでいましたね。
(ハル)はい、おしゃれモーニング楽しみました♪
第5問 おいしいホットカフェオレ、合わせるミルクの温度は何°Cくらいが良い? A)5°C前後 B)常温 C)60°C前後 D)90°C前後
(天)ではこちらはお手のものかな?
(ハル)熱い方がいいように思っちゃいますけど、これはCの「60℃前後」が正解、ですよね?
(天)はい、その通りです。60℃が正解です。90℃など高温になると、牛乳の持つ甘味も感じにくくなってしまうので、ミルクに膜が張ってしまうくらい熱くするのはNGです。
第6問 正式な晩餐など、コース料理の最後でコーヒーに使われるコーヒーカップはどれ?
(天)それでは最後の問題です!
(ハル)最後!わたし、ここまで全問正解でした。最後の問題間違えられない〜がんばります!(がんばれるのか!?)
(天)コーヒーカップについての質問です。
第6問 正式な晩餐など、コース料理の最後でコーヒーに使われるコーヒーカップは次のうちどれでしょう? A)デミタス B)マグカップ C)カフェオレボウル D)紙コップ
(ハル)デミタス、デミタス、Aの「デミタス」です!!断じて紙コップではありません!(笑)
(天)正解です〜マグカップ、でもありません!(笑)
(天)デミタスは、普通のレギュラーサイズのカップと比べて半分のサイズ。小さいんですよね。結婚式や晩餐といった正式な席ではデミタスが用いられますが、普段はどうぞお好きなカップで。
(ハル)はい、わたしもいくつかお気に入りのカップを持っていますが、季節やシーンにあわせて器にこだわる楽しさは天の声さんから教わりました。
天の声さんに、ありがとうのコーヒーを味わってもらいたい
(天)ハルさん、全問正解さすがでしたね!おめでとうございます。
(ハル)だって、全部、天の声さんが丁寧に教えてくれたことでしたから…。インスタントの「溶けるコーヒー」しか自分でつくったことない、何も知らないわたしに、いろんなことを教えてくれました。
ハルのコーヒー、飲んでください
(ハル)それでですね、今日はひとつお願いがあるのですけど。
(天)なんでしょう?
(ハル)わたし、ずいぶんおいしいコーヒーを淹れられるようになったと思うんです。器具もいっちょまえに、揃ってきました。だから、、えっと、だからお願いがあるんですけど。
(天)はい、なんでしょう?
(ハル)は、ハルのコーヒー飲んでください!!
(天)えっ!? あ…嬉しいです。ぜひ、いただきます。
(ハル)わーい!ありがとうございます!
(ハル)できました。どうぞ、召し上がってください。
(天)ありがとうございます。いただきますね。
ハルさんの淹れ方、ポットのコントロールも安定して、蒸らしも上手にできていましたね。愛情を込めて淹れてくれたハルさんのコーヒー、天の声は涙が出てきます。
(ハル)…!天の声さん…
(天)とってもおいしい。雑味がなくてまろやかでハルちゃんの心のようですね。
(ハル)あ、ありがとうございます(涙)
毎日に彩りを添えてくれるコーヒーを、これからも楽しんで!
わたし、ハルは、最初コーヒー豆を買うことすらドキドキだったけれど、おいしいコーヒーを淹れられるようになりたい一心でいろいろなチャレンジをしてきました。その都度、正しい方向へ導いてくれた天の声さん。
その天の声さんにハルのコーヒーを飲んでもらえて、感無量です。涙が出ちゃうのは、わたしの方ですよ、ほんと。
次回のミッション、今回は天の声さんに言われたわけではないけれど、わたしがわたしにミッションを出したいと思います。
夏にはアイスコーヒー、ミルクを入れたりスパイスアレンジも楽しめる。冬には冬で、アルコール入りもおいしかったな。毎日のコーヒーも豆や淹れ方を変えるだけでその変化が楽しめる。コーヒーは知れば知るほど、奥深さを感じますね。
これからの毎日も、わたし、ハルはコーヒーと共にありたいと思う。
コーヒーのある暮らしを楽しむこと。これはわたしだけじゃなくてこれを読んでいるみなさんにも忘れてほしくないミッションですー!
コーヒーっておいしい、コーヒーって楽しい。
また楽しいチャレンジしに戻ってくるので、どうぞお楽しみに〜!
今回の天の声
UCCコーヒー博物館 学芸員
コーヒー鑑定士
香月麻里
96年にUCCコーヒー博物館・学芸員職に就く。98年日本人女性3人目のコーヒー鑑定士(クラシフィカドール)となる。2007年からUCCコーヒーアカデミー専任講師としてコーヒー作法~フードペアリングの授業を担当。
▼前回の『ハルのコーヒー』はこちら!
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