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インスタントコーヒーの美味しい淹れ方|風味を引き出すコツとアレンジレシピを紹介

2019.02.04
お湯を注ぐだけでコーヒーが楽しめるインスタントコーヒーには、レギュラーコーヒーとは異なる使い勝手の良さがあります。一方で「インスタントコーヒーは最後まで飲みきれないし、そもそも、あまり飲む機会がない」という声が聞こえてくるのも事実です。

ドリップコーヒーとの違いは? アレンジ方法は? インスタントコーヒーの魅力に、迫ります。

インスタントコーヒーとドリップコーヒーの違い

 

インスタントコーヒーとは、抽出したコーヒー液を乾燥させ、粉末状に加工したもの。ペーパーフィルターなどでドリップして使うレギュラーコーヒーの製造過程に「抽出」と「乾燥」の工程を加えることで、出来上がります。

 

インスタントコーヒーを作る大まかな工程は、次の5ステップです。

 

[1]焙煎(ロースト)

[2]配合(ブレンド)

[3]粉砕(グラインド)

[4]抽出(ドリップ)

[5]乾燥(ドライ)

 

このうち、「[5]乾燥(ドライ)」は、凍結乾燥(フリーズドライ)と噴霧乾燥(スプレードライ)の2種類があります。

 

凍結乾燥は、濃縮されたコーヒー液を冷凍した後、高度の真空状態に置いてから乾燥させる製法。低熱で乾燥するため、コーヒーの風味や香りを逃さずに保つことができます。

 

それに対して噴霧乾燥は濃縮したコーヒー液を噴霧し、落下する過程で熱風を吹き込んで高温・高速で瞬間的に乾燥させる製法。細かい粉末状になるため、凍結乾燥より溶けやすいコーヒーに仕上がるのが特徴です。

 

 

 

インスタントコーヒーを最初に考案したのは、日本人だった!

 

1899年、日本人化学者・加藤サルトリ博士が、コーヒーを一度液化してから真空蒸発缶に入れ、水分を除去し、粉末にするという「真空乾燥法」を発明しました。これが、インスタントコーヒーのはじまりです。

 

しかし、加藤博士が特許を取得せず、結局、1903年に別の方法でインスタントコーヒーを作ったジョージ・ワシントン氏が特許を取得したこともあり、幻の発明者となってしまったそうです。このような経緯もあり、「インスタントコーヒーを最初に考案したのは日本人」という事実があまり知られていないのですが、誕生から約200年経った今も愛されているインスタントコーヒーが画期的な発明品であることは、違いありません。

 

 

 

ホットからアイス、アレンジメニューまで。“千両役者”の、インスタントコーヒー

 

インスタントコーヒーは、お湯や水を注ぐだけで簡単にコーヒーが飲める、すぐれもの。基本的な作り方を見ていきましょう。

ホットコーヒー

コーヒーカップにインスタントコーヒー小さじ1杯(約2g)を入れ、約140mlのお湯(90℃程度)を注ぎ、コーヒーが溶けるまで、よくかき混ぜてください。熱すぎない方がコーヒーのおいしさを楽しめます。

レギュラーコーヒーの場合、淹れる工程で器具に熱を奪われ、カップに注ぐまでに温度が下がっていきます。しかし、インスタントコーヒーの場合はカップの中へ直接お湯を注いで作るので、カップを事前に温めておかなくても、飲み頃の温度で作ることができます。

アイスコーヒー

耐熱性のグラスにインスタントコーヒー小さじ1杯(約2g)を入れ、約90mlのお湯(90℃程度)をグラスに注いだら、溶けるまでよくかき混ぜます。最後に氷を適量加え、冷えたら、出来上がり。コーヒーが氷で薄くなってしまわないよう、濃いめに入れるのがポイントです。

カフェ・オ・レ

コーヒーカップにインスタントコーヒー小さじ1杯(約2g)を入れ、約70mlのお湯(90℃程度)で溶いてから、約70℃に温めた約70mlの牛乳をカップに注ぎます。ミルク感強めがお好みの場合、コーヒーの量を少なめにしてください。その時々の気分に応じて、濃さを調整できるのがインスタントコーヒーの利点です。

 

 

 

インスタントコーヒーを使った、スイーツレシピ集3選

 

最後は、インスタントコーヒーを使ったレシピを3つ、ご紹介。インスタントコーヒーはコーヒー液を扱いやすく加工されたものかつ味わいがギュッと濃縮されているため、お菓子作りには最適です。

 

アイシングコーヒークッキー

粉砂糖と卵白に、少量のお湯で溶かしたコーヒー液を加えるだけでコーヒーアイシングが完成。クッキー生地にもお湯で溶いたインスタントコーヒーを加えて混ぜれば、コーヒー生地のクッキーが出来上がります。

→ 作り方はこちら

コーヒー生チョコレート

刻んだチョコレートを溶かし、材料を加えて冷蔵庫で冷やすだけで簡単に作れる、生チョコレート。チョコレートに少量の湯で溶かしたインスタントコーヒーを入れるだけで、コーヒーの芳醇(ほうじゅん)な香りが漂います。

→ 作り方はこちら

コーヒーパンケーキ

ほろ苦さが絶妙な大人のコーヒーパンケーキ。ホットケーキミックスで作った生地に、牛乳やインスタントコーヒーなどの材料を入れて混ぜるだけで作れる、簡単パンケーキです。

→ 作り方はこちら

 

 

 

インスタントコーヒーの風味を引き出す淹れ方とアレンジで、コーヒーを身近に感じる生活を送ろう

 

忙しい朝や、手軽にコーヒーを飲みたいときの味方になってくれるインスタントコーヒーは、レギュラーコーヒーとは違った“便利さ”があります。また、いつもの手作りスイーツにインスタントコーヒーを少量加えるだけでコーヒーの豊かな風味と香りを楽しむことができ、スパイスの一つとしても、おすすめです。

 

普段通りに飲むだけではもったいない、インスタントコーヒー。今回ご紹介した内容を含め、ぜひ、いろいろな活用法を試してみてください。

 

 

 

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